クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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燃料電池車MIRAIはお買い得?補助金次第では真剣に検討する価値アリかも

カーボンニュートラル達成にむけて水素社会を目指すなら燃料電池車への補助金増額でムードを高めるのは効果的な投資(撒き餌)になるのでは?


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フルモデルチェンジを果たしたトヨタの燃料電池車「MIRAI」。そのメーカー希望小売価格は、710万円~となっていて、CEV補助金は117万3000円となっています。かつて200万円オーバーだった補助金を思うと、ずいぶん寂しくなったものだなあと思わざるを得ないのですが、2050年のカーボンニュートラルを日本政府の方針として示したいま、その補助金を増額して、燃料電池車をブーストさせ、水素社会を目指すのは、日本としての進むべき道のひとつと思う部分もあったりする今日この頃。実際、燃料電池車の購入補助金を増やすといった観測報道はすでに出ていて、方向性としてはあり得るだろうなと思う部分もあるのでした。






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トヨタの燃料電池車、1年で生産規模3倍!?

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いよいよ日本国内での販売・納車がはじまったトヨタの燃料電池車「ミライ」。かなり好調なスタートを受け、増産計画を発表であります。
「MIRAI」の生産に関しては、現在、2014年12月15日の日本での発売以降2015年末までの約1年間は、約700台の計画で進めているが、このほど、2016年は2,000台程度、さらに2017年には3,000台程度に拡大する。
一年で700台から2000台というのは、ほぼ3倍増でありまして、FCスタックや高圧水素タンクといった、まだまだ量産にはハードルが高いであろう主要部品のアレコレを考えると、驚異的な数字なのは間違いないわけで。


もっとも、ビジネスベースでの量産を考慮していれば、これでも少ない台数であり、おそらく計画通りの数字を、畳み掛けるように発表しているのでありましょう。

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そして燃料電池車といえば、個人的にウォッチ対象としていたのが高圧水素タンクのコストダウンと量産性。途中からFCスタックよりも、タンクが普及のボトルネックになりそうな気配でしたので。

この部品に関しては、カーボン製品の生産技術が大きく影響してくる部分のはずで、FW(フィラメントワインディング)成形方面の進化が、量産性を上げているのだろう、と予想するところですが、さて?


精進します。






ブログタイトル的に、2015年内には乗っておきたい一台

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2014年に発表された、トヨタの燃料電池車「ミライ」。

もろもろのイベントで先導車などで活躍、すでにナンバー付きの姿も違和感なくなってまいりました。

そもそも、燃料電池車というのは、名前の通りに受け取れば、燃料電池という種類のバッテリーを積んでいる電気自動車の一種であり、その意味で水素というのは、たしかに燃料でありつつ、また電気のストレージであるわけです。

ストレージであるということは純粋に燃料とはいえない面もあって、そこにEPR(エネルギー利益比)という基準を当てはめようとすることがナンセンスでもあるのでした。

もちろん、電気を燃料のカタチにしてストレージ的に利用するのであれば、水素にこだわる必要があるわけではなく、アウディは「e-gas」という合成メタンガスにて余剰電力を溜めておくという提案をしていたりするわけですが。もっともアウディを含む、フォルクスワーゲングループも最近は燃料電池(水素)へのシフトをしているようではありますが……。

それはともかく、 『クルマのミライ』というタイトルで何年もブログを続けている自分としては、今年中にトヨタのミライに触れる機会を見つけたいものです。



精進します。







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