クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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【朗報】ヴェゼルが好調で、ホンダカーズは明るい雰囲気になった?

軽自動車よりは利益率が高いだろうSUVが売れているのはメーカーにとってもポジティブ。販売現場のムードも高まっているように見える

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初期受注で3万2千台を超えたという好スタートを切ったホンダ・ヴェゼル。半導体不足の影響もあって、生産まで好調というわけにはいかないという話もあって、納期は少々長くなっているという噂もありますが、販売自体は絶好調状態を続けている模様。

いや、実際の数字を聞いたわけではないのですが、そんな気がするのです。

その理由は単なる印象であり、肌感覚なのですが、ホンダカーズ(ホンダの四輪販売網)の営業スタッフが明るい顔をしていたからというもの。

ご存知のようにフィットも好調とはいえない状況で、N-BOX頼みになっていてホンダの国内販売。しかし、N-BOXは利益率が低いためいくら売っても販売店の実績としてのカウント率は低めに設定されていたとか。裏事情なので断定できませんが、販売店の利益を考えても納得できる話でしょう。





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エンジンを卒業するはずのホンダが新開発したV6ターボがパイクスピークに参戦

355馬力のV6ターボとトルクスプリット4WDの組み合わせ。ドライバーはTVキャスターのアント・アンステッド氏が務める

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ご存知のように、2040年には市販車からハイブリッドを含むエンジン搭載車をゼロにするという方針を示しているホンダ。2025年には国内のエンジン部品製造工場も整理すると発表するなど、着々とエンジンの終わりに向けてカウントダウン状態と思っていましたが、とはいえ純粋な新型エンジンも登場しております。



それが、グローバルに展開するプレミアムブランド「ACURA(アキュラ)」のスポーツセダンTLXタイプSに搭載されるV6ターボエンジンで、次のような特徴があるのだとか。

All-new 3.0-liter Type S Turbo V6 engine
355 horsepower
354 lb.-ft. of torque
Single twin-scroll turbo
Forged crankshaft and connecting rods
6-bolt main caps for improved durability
Close-coupled catalytic converter
Compact cylinder heads and valvetrain
Variable Cylinder ManagementÔ to improve fuel efficiency and reduce emissions
Active Exhaust
Performance-tuned 10-speed automatic with stronger internals, quicker shifts and rev-matched downshifts
4th Generation Super Handling All-Wheel Drive™ with improved response


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11代目シビックの世界初公開は2021年6月24日に決定。日本仕様はハッチバックになるか?

赤いハッチバックのシルエットをティザーサイトで公開。ゆったりとしたクーペ的ルーフラインが印象的

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かつてホンダの屋台骨を支えていた主力モデル「シビック」も、少なくとも日本市場においてはタイプRのイメージが強いカルトカーとなっているのが現実。過去には日本市場から撤退したこともあり、次期モデルの動向も気になっていましたが、なんとか日本市場でもローンチすることが決定したようです。

というにも、日本語のティザーサイトが公開され、ワールドプレミアも6月24日と発表されたから。また、ティザーサイトの画像を見ると、先行して北米市場で発売されている4ドアセダンではなく、ハッチバックのほうが日本市場には投入されることになりそうであります。


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新型ヴェゼルのパワートレイン4種すべてに試乗。ベストはハイブリッドAWDと断言できるわけ

おすすめの順序はハイブリッドAWD>>ガソリンFF≒ハイブリッドFF>>ガソリンAWDといったイメージです

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2021年4月にフルモデルチェンジを果たしたホンダのコンパクトSUV「ヴェゼル」に試乗する機会がありました。新型ヴェゼルには、1.5Lガソリンエンジン、1.5L2モーターハイブリッドと2種類のパワーソースがあり、それぞれにFFと4WDを用意するというパワートレインの設定になっております。

そのいずれにも試乗できたので、どの組み合わせがベストなのか個人的な印象をお伝えします。

ちなみに、試乗したのはハイブリッドがe:HEV Zグレードで、ガソリンエンジン車がGグレード。まずは基本プロフィールとして重要な要素を紹介しましょう。

それぞれの車両重量と前後軸重は次のようになっておりました。

ハイブリッド4WD 1450kg(前870kg 後580kg)

ハイブリッドFF 1380kg(前850kg 後530kg)

ガソリン4WD 1330kg(前800kg 後530kg)

ガソリンFF 1250kg(前780kg 後470kg)


また、タイヤ銘柄とサイズ(指定空気圧)はグレードごとに共通でしたが、そのスペックは以下の通り。

e:HEV Z ミシュラン・プライマシー4 225/50R18(前220kPa 後210kPa)

ガソリンG ダンロップ・エナセーブEC300 215/60R16(前210kPa 後200kPa)




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ディフェンディングチャンピオン佐藤琢磨選手が2021年indy500の意気込みを語る

第105回インディ500ではスピード勝負できるマシンにセットアップすることが勝利のポイントになる

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5月18日より予選が始まる2021年のインディ500(決勝レースは5月30日)。その予選を前に、ディフェンディングチャンピオンである佐藤琢磨選手が、日本のメディア向けにオンライン取材に対応してくれました。その取材会において佐藤選手は何を語ったのか、その内容を紹介させていただきます。

世界三大レースといわれるインディ500ですが、佐藤選手にとって今回が12回目の参戦。ご存知のように2017年、2020年と優勝している佐藤選手ですが、ご自身のなかでは2012年に2位を走りながら最後の最後にアタックしてスピンしてしまったレースの思い出が強いよう。2020年の優勝は、2012年にクラッシュしてしまったのと同じチーム(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)なので感慨深かったとか。

応援している側としても、あのクラッシュは惜しいと思ういっぽうで「ノーアタック、ノーチャンス」を座右の銘とする佐藤選手らしい走りだったと感じさせるものでしたが、そのときのマインドはいまも変わっていないとのこと。

では、なぜ2度もインディ500で勝てるようになったのか、そこについて佐藤選手は次のように語りました。



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クロスカブの新色「プコブルー」が可愛すぎてどうしよう

2000台限定の”青い”クロスカブ。メーカー希望小売価格は34万1000円でスタンダードモデルと変わらず

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AT限定小型二輪免許で運転できる原付二種のレジャーモデル「ホンダ・クロスカブ110」にスペシャルカラーが登場との発表あり。

ホンダ・カブ・シリーズのレジャー系モデルといえばCT125ハンターカブの人気ぶりが話題ですが、いってもハンターカブのメーカー希望小売価格は44万円と原付二種バイクとしては高価。一方で、クロスカブは110cc版で34万1000円、50cc版では29万7000円ですから、ハンターカブより気軽に買えるのが魅力。

そんなクロスカブ110に、淡い空色といった親しみやすさを感じさせる限定カラーとして「プコブルー」が誕生というのですから見逃せないのでありました。

発売日は2021年7月22日、2,000台限定ながら、メーカー希望小売価格は標準グレードと同じ34万1000円というのは良心的に感じるのですが、さて?

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