クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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acura

ホンダの高級ブランド「アキュラ」の電気自動車コンセプトモデル

中身はGM、電気自動車時代もアキュラのデザイン言語は大きく変わらない?

04 Acura Precision EV Concept

ホンダが北米にて「Acura Precision EV Concept」なるデザインスタディのコンセプトカーを発表。ニュースリリースのタイトルは『Previews Future Design Language for Electrified Era』となっていますが、基本的には従来からのアキュラデザインのイメージを上手にBEVに入れ込んだといったのが個人的な印象。

それが悪いということではなく、BEVとICEのブランドイメージを統一しつつ、ディテールで差別化するという手法は欧州メーカーでもよく見かけるものなので、プレミアムブランドのアキュラが作る最初のBEVとしては手堅いアプローチといえるとも思うのでありました。

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第二世代のファイナルNSXタイプSが登場したので初代NSXタイプSを眺めてみた

固定ヘッドライトのNSX-Sは超レア車? 当時の新車価格は消費税別1035万7000円だった……

  

日本向けは30台限定、現行モデルとして最終型となるNSXタイプSが発表されました。

そんな最終進化形といえるNSXタイプSのメディア向けの取材に参加したのですが、その場に置かれていたのが、こちらのシルバーの初代NSX(後期型)。その場に置かれていたということは、当然ながらタイプSだったのでした。

第二世代の最終型であるタイプSもレア車となること間違いなしですが、この固定ヘッドライトのNSXタイプSは、もしかするとNSXタイプRのほうが多いかもというくらいのレア車かもしれません。というわけで2分ほどの短い動画ですが、せっかくの姿ですのでじっくりとご覧ください。

以下、初代NSXタイプS登場時のホンダのニュースリリース(1997年2月)と、固定ヘッドライトにマイナーチェンジしたときのニュースリリース(2001年12月)を貼っておきますが、当時にして1000万円オーバーの価格が、現行型の2700万円オーバーよりも高価に感じたのは、自分自身の若さ故だったでしょうか……。





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ホンダ・インテグラが帰ってくる? タイプRと言ってはいない

北米のアキュラ・ブランドから「インテグラ」が2022年に復活することが発表された

Acura Integra Teaser Sketch

”レジェンド・リターンズ”という、ある意味で挑発的ともいえるニュースリリースがアメリカのホンダから発表されました。ここで言うレジェンドというのは、もちろん日本でいうフラッグシップモデルのレジェンドではなく、伝説的モデルの復活という意味。そのモデルとは、それはティザーイラストでもわかるように「インテグラ」であります。

言われてみれば、北米でホンダがプレミアムブランド「アキュラ」を展開した最初期のモデルがインテグラでありまして、たしかに伝説的モデルの復活といえそう。ただし、アキュラ・ブランドですからタイプR的なインテグラではないイメージで考えるべきかもしれません……。

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ホンダNSXが2022年12月の生産終了を発表。F1参戦終了との関係は?

2021年8月12日(北米時間)に最初で最後の限定車タイプSが発表される!

2022 Acura NSX Type S_002-1200x800

Hondaのチャレンジの象徴「NSX」が2022年いっぱいでの生産終了を発表。現行モデルの誕生は2016年1月でありましたから実質的に7年間のモデルライフとなるというわけです。これが長いのか短いのかは議論があるところでしょうが、少なくとも初代NSXのモデルライフ(1990年~2005年)に比べると約半分の長さだったというのは単純な事実といったところでしょうか。

あわせてファイナルエディションとなる限定車「タイプS」が世界350台限定で発売されるということもアナウンスされております(日本向けは30台)。タイプSがどのような仕様になるのか、現時点では上の画像でもわかるようにマットカラーの設定があるくらいしか公表されておりませんが、アメリカ時間8月12日にその詳細は明らかになる模様。

 

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エンジンを卒業するはずのホンダが新開発したV6ターボがパイクスピークに参戦

355馬力のV6ターボとトルクスプリット4WDの組み合わせ。ドライバーはTVキャスターのアント・アンステッド氏が務める

Acura_Pikes Peak_2021_Pace_Car Solo-1200x800 
ご存知のように、2040年には市販車からハイブリッドを含むエンジン搭載車をゼロにするという方針を示しているホンダ。2025年には国内のエンジン部品製造工場も整理すると発表するなど、着々とエンジンの終わりに向けてカウントダウン状態と思っていましたが、とはいえ純粋な新型エンジンも登場しております。



それが、グローバルに展開するプレミアムブランド「ACURA(アキュラ)」のスポーツセダンTLXタイプSに搭載されるV6ターボエンジンで、次のような特徴があるのだとか。

All-new 3.0-liter Type S Turbo V6 engine
355 horsepower
354 lb.-ft. of torque
Single twin-scroll turbo
Forged crankshaft and connecting rods
6-bolt main caps for improved durability
Close-coupled catalytic converter
Compact cylinder heads and valvetrain
Variable Cylinder ManagementÔ to improve fuel efficiency and reduce emissions
Active Exhaust
Performance-tuned 10-speed automatic with stronger internals, quicker shifts and rev-matched downshifts
4th Generation Super Handling All-Wheel Drive™ with improved response


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NSX 2020MYは「インディイエロー・パール」の新設定がニュース

V6ツインターボのミドル級スーパースポーツには黄色いボディが似合う
日本のHondaホームページで、NSX 2019年モデルの販売が終了していたことを知った翌々日くらいだったでしょうか、アメリカでアキュラNSXの2020年モデルが発表されていたのでした。

NSX20_004

今回のトピックスは、ボディカラーに初代NSXの中後期型で人気だった「インディイエロー・パール」が復活したこと。ハードウェアの変更はないので、新色追加だけのマイナーチェンジというわけです。

NSX20_013

それにしても、初代でも時期によっては20%のオーナーが選んでいたというインディイエロー・パールは確かにNSXのキャラクターによく似合っているという印象あり。フェラーリなどでもそうですが、12気筒ではないミドル級スーパースポーツには赤よりも黄色のほうがマッチするのかもしれません。3モーターハイブリッドとはいえ、エンジンは3.5リッターV6ツインターボのNSXですから、そうしたキャラクターからイエローパールの持つ軽快感がフィットするのかも、と思ってみたり。
 



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