150202-01-06

一体何がしたかったのか…正直そんな感想しか出てきません。

日産のフロントエンジンLMP1マシン「GT-R LM NISMO」プロジェクトが中止宣言であります。結局、まともに走らないままの凍結は、最初からボタンの掛け違いというか、なんというか。

とはいえ、単純に結果が出ない(出そうにない)から中止しただけとは思えない部分もあり。

以前、次期ニッサンGT-Rは、やっぱりFFベースなのか? というエントリで触れたように、仮にインフィニティ系を中心に日産車のV6エンジンがすべてダイムラー由来になってしまうとすれば、量産車のGT-Rに日産オリジナルエンジンを積むためにはFFベースの電動AWDまでも考えておくべきであって、その布石としてのル・マンチャレンジだとすればマーケティングとしても理解できなくはないという印象を受けていたのでした。

しかし、既報の通り日産は独自設計のV6エンジンを、日本のいわき工場で生産することを宣言。つまりFFベースのGT-Rという可能性を示しておくことは、少なくとも次世代向けのマーケティングとしは不要になったということでありましょうか? なぜかマーケ色が強く感じられたプロジェクトだけに、そうした見方をしてしまうのですが、さて?
Nissan_VR_engine151217-03-01




精進します。
 







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