クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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USA

ホンダ・シビックがカーオブザイヤー受賞 ※ただし北米での話

シビックとしては3度目の北米カーオブザイヤー。カナダでは24年連続でベストセラーモデルなのだとか!

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日本では地味な存在かもしれませんが、グローバルにはホンダの柱となるモデル「シビック」が北米で高評価を受けたとの朗報が届きました。2016年に受賞した前モデルにつづき、2022北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのだそうです。



北米向けにはセダンとハッチバックを用意するシビックは、電動化とは無関係な1.5リッターVTECターボと6速MTを設定することで、初めてマイカーを買おうという若い層に非常に人気が高いのだとか。今回のイヤーカーも、そうした若年層人気が評価された部分があるのかもしれません。




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次世代シビックが11月17日にオンライン公開、世界初のゲーミングチャンネルとのコラボレーション

アメリカで”all-new 11th-generation Civic”プロトタイプを発表予定。フルモデルチェンジはセダンからで発売開始は2021年春



2020年、大きく体制変更をしたアメリカン・ホンダ・モーターカンパニー(愛称:アメホン)から、ビッグニュースが届きました。アメリカ市場ではホンダの中心的存在であるシビックが11代目へとフルモデルチェンジするということで、そのプロトタイプを11月17日にオンライン公開するというのです。

公開の場に選ばれたのは、eスポーツを中継するゲーミングチャンネルということで、ティザームービーもそうしたイメージで仕上げられたもの。とはいえ、この映像で確認できるディテールはシビックとしてコンサバに仕上げられたことを予感させるのは気のせいでしょうか。


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”2022”年型の新型BRZは2020年11月18日に世界初公開される! TOYOTA 86はどうなる?

2022年モデルとして誕生するということは2021年の夏以降に発売開始?

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以前、こちらのエントリでも紹介したようにスバルとトヨタが共同開発しているスポーツカーのSUBARU版となるBRZのフルモデルチェンジが着々と近づいております。



前回のティザーはフロント周りのチラ見せでしたが、ティザー第二弾として公開された画像はヘッドライトとフェンダー形状、そしてノーズの雰囲気もなんとなく伝わってくるというもの。スバルのデザインアイデンティティであるコの字型のシグネチャーなども確認できるのでした。さらにカモフラージュ柄を卒業してシルバーのボディをアピールしているのもブランディング的にいうと注目点でしょうか。






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北米で日産が新型SUV「ローグ」発表、日本では次期エクストレイルになる?!

キーワードは「Family hub」。まさにヤングファミリーを狙った新型ローグの発売は2020年秋

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先日、日産が今後18か月に新発売するという12車種を発表したことは当ブログでも紹介しましたし、YouTubeにも動画をあげておりますが、そこに含まれていた「Rouge」が北米で発表されております。おそらく日本では次期エクストレイルとなるであろう「ローグ」はプラットフォームから完全に新規となったフルモデルチェンジで、微妙に全長が短くなったといいますから、カテゴリーというかセグメントというか、ターゲットユーザー層にも変化があるのかもしれません。

ターゲットユーザーがファミリー層であることは、新型ローグのインテリアコンセプトが「Family Hub」とされていることからも明確に感じられるのですが、だからといってスマートな方向にシフトするのではなく、よりSUVらしい力強さを感じさせるアピアランスになっていると感じるところ。フロントのVモーショングリルは大きくなっていますし、サイド面の強い張りは上級SUVの雰囲気をまとっているといえるのでは? 

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北米シビックはガソリンターボで”クリーンディーゼル”のキャラを奪う?

ジェイドのターボ「RS」は過給エンジンながらオトナな味 を感じたのでありますが、そのホンダ1.5リッター直噴ターボが北米で新しくなったシビックのパワーユニットとして採用、グローバルに拡大していく模様。


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1.5L Turbo Engine Animation

Animation of the Civic Sedan 1.5L Turbo engine showing operation of the turbo, direct fuel injection, dual VTC and other features
見たところ、ジェイドの1.5リッターターボと変わらないように見えますし、昔ながらのターボ的なトルクの出方をするわけではないのでしょうが、このムービーを見る限りは、刺激を求めるユーザーにも応える雰囲気を感じるのでした。

タイミング的には偶然でしょうが、彼の地で起きているディーゼルへのネガティブ感情は、ディーゼル自体を嫌っても、それまで”クリーンディーゼル”がアピールした、ユーザーに感じさせてきたトルクフルなパワートレインというポジティブなイメージまでも消し去ってしまうわけではなく。

DBWや電制アクチュエータによって、低速でのトルク感を演出できる、いまどきのガソリン直噴ターボならば、そうしたディーゼルがアピールしていたイメージの代わりとなり得るのかもしれません。もっとも、ディーゼルゲートによって空いた席はそれほど多くはないのも事実でしょうが…。

もちろん、低速トルクをあれこれいうのであれば、電動パワートレインのほうが優位だったりすることもありますが、市場のイメージとしてモーターのトルクというのは、まだまだ染み渡っていないとも思いますので。

精進します。

















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若者ならぬ、幼児のクルマ離れ? をレガシィのCMが促進というUSAの話題

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スバルUSAが流しているというCMのロングバージョンをYouTubeで見ていて失笑、です。



A five-year-old boy learns that being a car owner may not be the freewheeling fantasy he was expecting — even if it is in the all-new 2015 Subaru Legacy.
百聞は一見に如かずですから、まずは映像をご覧ください、というのが基本なのですが、大まかなストーリーでいえば、おもちゃのバッテリーカーに乗っている5歳児が、お父さんに「レガシィに乗るかい」と冗談めかして誘われるというのがスタート。最初は近所を流しているクールな自分を想像しているものの、次第にイメージが拡大。渋滞にハマる姿、駐禁を切られる自分、クラクションを鳴らされる……などなどネガティブな想像をした挙句に「ノーサンキュー」状態いなるというもの。

こうしたクルマに対するネガティブイメージ、子供が持っているといよりはオトナのそれかもしれませんが、カーライフに対するリアリティを増すほどに『クルマ離れ』が進むということでしょうか。

それにしても、このCM。内容的にはクスリとくるおもしろいものですが、クルマ離れを加速させそうな内容といえそうで、その意味で失笑してみたり……。

現時点では技術的・法整備的に難しいのでしょうが、アイサイトを利用した追従走行で渋滞が楽ちんになるというアンサー的なつづきに期待したいCMでありました。




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