クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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TS050

トヨタの「GR HV SPORTS concept」、そこはかとないオートサロン感 #TMS2017

東京モーターショーで世界初披露の「GR HV SPORTS concept」は86ベースの改造車!
トヨタが東京モーターショーにてワールドプレミアする「GR HV SPORTS concept」は『スポーツカーと環境技術を融合した新たなクルマの楽しさを提案するコンセプトカー』であります。
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リリースには一言も「86」とは書かれておりませんが、インパネやボディが86そのままなのはひと目でわかるところで、個人的にはオートサロン的な匂いさえ感じてしまう「カスタムカー」といった印象も。
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おそらくTHS-R(レーシングハイブリッド)を使っているというのはコンセプトカーにありがちな”想定”で、このコンセプトカーは 1. GRカンパニーでレーシングハイブリッドの市販バージョンを計画していることのアピール 2. 86のタルガトップへのニーズの調査 3. TS050由来のアルミホイールのプロモーションといったリサーチ目的で作られているのではないかと思ったり。
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かつてオープン仕様のコンセプトカーも作られたこともありますが、タルガトップ仕様の追加で、86/BRZにテコ入れするというのは現実的かもしれません、エエ。

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精進します。
  




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ハイブリッド4WDという共通点を得たLMP1hカーと市販プリウス

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トヨタのWECマシン(LMP1h規格)として、2016年シーズンを闘う「TS050 HYBRID」が発表。そのイメージ画像としてプリウスとの2ショットも含まれておりますが、なるほどリチウムイオンバッテリーを使った四輪駆動ハイブリッドカーとして、お互いに共通する要素を増やした2台を並べるのは意味があるのでしょう。

ところで、TS050は予想以上に進化。エンジンもこれまでの3.7リッターV8自然吸気から2.4リッターV6直噴ツインターボへと変更しておりますが、それ以上に注目なのは蓄電装置。

2015年仕様のTS040では蓄電装置にキャパシタを使っていましたが、ニューマシンでは前述のとおりハイパワー型リチウムイオンバッテリーを採用。スペック表示にサプライヤー名が明記されていないということは、おそらく内製。そうだとすると、リチウムイオンバッテリーについてかなりの領域で『技術の手の内化』を進めているということを示しているのでありましょうか。










精進します。








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