クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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フルモデルチェンジしたスバルWRX S4の試乗動画でわかった速度の違い

インナーフレーム構造のスバルグローバルプラットフォームに275馬力のFA24DITエンジンを積み、スバルパフォーマンストランスミッションとVTD-AWDの駆動系を持つ「コーナリングが楽しい」4ドアスポーツセダン

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2021年11月25日、スバルが新型WRX S4(日本仕様)を正式発表。いわゆる情報解禁ということで各メディアから様々なコンテンツが提供されております。小生もコラムを書いてみたり、また拙ブログにエントリをあげてみたりと情報発信をさせていただきました。スペックや車両プロフィールはリンク先の記事などでご確認ください。





加えて、YouTubeチャンネルのほうでもオンボード映像を公開。こちらは袖ヶ浦フォレストレースウェイでプロトタイプを試乗した際に撮ったものでノーカットの生映像としております。続きを読む

スバルWRX S4日本仕様を発表。価格は400万4000円から

グレードはGT-HとSTI Sport Rの2タイプ。それぞれにアイサイトXを備えたEXバージョンを用意する

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北米で先行発表、日本でもティザーの進んでいたSUBARU WRX S4が正式発表と相成りました。

噂通りに、日本仕様も北米と同じく2.4リッターガソリン直噴ターボを搭載、スバルパフォーマンストランスミッションと命名された新制御のCVTを組み合わせ、四駆システムはVTD-AWDとなっております。

気になる主要スペックは次の通り。

全長:4670mm
全幅:1825mm
全高:1465mm
ホイールベース:2675mm
車両重量:1590~1600kg
エンジン型式:FA24
総排気量:2387cc
最高出力:202kW(275PS)/5600rpm
最大トルク:375Nm/2000‐4800rpm
WLTCモード燃費:12.7km/L

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SUBARU WRX S4 STI Sport# もっともレアカラーはシルバーで25台だけ

最人気カラーはセラミックホワイトで予約台数は370台!

  

SUBARUのスポーティセダンである現行WRX S4の最後を飾るSTIコンプリートカー「STI Sport#」が500台の予約受注を集めて、いわゆる完売状態になったとの発表あり。そこで500台のボディカラー内訳を調べてみたところ、なかなか興味深い数字を知ることができたというのが、こちらの動画のテーマ。



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SUBARU WRX S4、最後を飾るSTIコンプリート「#」のポイントは?

WRブルーからの卒業。専用色「セラミックホワイト」を選びたい最後の特別仕様車

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SUBARUのスポーツセダン「WRX S4」が、この秋での生産終了を前に”最後の特別仕様車”といえるWRX S4 STI Sport#(シャープ)を登場させるということでティザーがはじまっております。

特別仕様車と書きましたが、扱いとしては生産ラインでくみ上げるSTIコンプリートカーといった位置付けのようで、各種アイテムが備わっていることがティザーサイトにて公開されているのでした。

2020-05-26


STIが体幹チューニングと呼ぶフレキシブルタワーバーなどのボディ剛性コントロールアイテムの中ではリアのフレキシブルドロースティフナーは国内向けコンプリートカーとしては初採用。低背圧マフラーなどのチューニングは、かつてSTIコンプリートカーとして存在した「WRX S4 tS」での経験を活かしたメニューといえそう。

空力デバイスとしてはSTI製大型フロントアンダースポイラーやリアバンパーサイドのアウトレットが目立つところで、パッと見ての外観イメージとしては2017年にWRX STIベースで製作されたコンプリートカー「S208」に近い印象といったところでしょうか。
 
もっとも、これらのコンプリートカーと比べると「STI Sport#」の足元は18インチで、ブレーキもベース車同様というのは少々物足りないと感じるかもしれませんが…。

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280馬力、300馬力、310馬力。日常的ハイパワー(汗)

師走というくらいで、忙しく駆け抜ける12月。たまたま、いくつかのニューモデルに試し乗りする機会を得たのでありました。それにしても、かつて国産車には280馬力という最高出力の自主規制がありましたが、いまや300馬力も珍しくなく、ほんの十日間で280馬力以上のニューモデルに3台も乗ることができたのは、なんとも感慨深いといいますか、馬力だけがセールスポイントではなく、またハイパワーターボだからスポーツカーというわけでもない時代を感じるのでもあります。いや、300馬力程度でハイパワーといっているようでは時代遅れなのかもしれませんけれど(汗)
 


というわけで、このところ試乗したクルマでパワー順でのカウントダウン。いずれも2.0リッター4気筒のガソリン直噴ターボなのは、これまで時代なのでありましょうか。

3位 スバル・フォレスター 280馬力
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2位 スバルWRX S4 300馬力
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1位 ホンダ・シビックタイプR 310馬力
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馬力の数字が大きいと、それだけで商品力になるという面は否定しないものの、自分自身も数年前は300馬力超のクルマを日々の足として使っていましたから、数字だけでは見えないもの、数字以外の面も重要さも肌感覚で理解しているつもりではあるのですが、さて仕事に反映できましたかどうか(出汁) 

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そんなわけで、懐かしの愛車、トヨタ・クラウンアスリート(GRS184) 315馬力
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なんにしても、いいエンジンでした「2GR-FSE」は。

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精進します。











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イタリア製レザーシートを得たWRX S4、もっとプレミアムサルーンにするために

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年齢的なせいもあってか、セダンというカタチを拒絶しないというか、それほど大荷物を積むことがないライフスタイル的にもセダンという選択肢はプライベートなクルマ選びとしてはありなのですが、セダンといえば前々から気になっているのがスバルWRX S4なのでありました。

このたび、イタリアのマリオ・レヴィ社のレザーをインテリアに使った500台限定の特別仕様車「スポルヴィータ」が登場したわけですが、相変わらずの太いマフラーエンドが、只者ではない雰囲気を醸し出していて、上質なイタリアン・テイストとWRXキャラが、いい意味で拮抗しているのが、この特別仕様車の特徴というか、驚いた点。

ともすれば、日本初というイタリア製レザーをアピールすべく、そちらにプライオリティを置いたクルマ作りとなってしまいそうなものでありますが、あくまでもWRXとしての魅力を高めるためのアイテムとしてのマリオ・レヴィのレザーシートいう位置づけに感じたのでありました。

それにしても、WRX S4に乗ると、かつて直6ターボ(1JZ)を積んだクラウン・アスリートやチェイサー・ツアラーVに期待していた国産スポーツセダンとしての目標に、ようやく到達したと感じる瞬間もあって、その意味では完成形と感じるのであります。すなわち、現在のコンセプトにおいては、ほとんどネガはないというのが現時点での自分なりの評価。

もっとも、さらに欲を言えば、スポーツセダンとしてのパフォーマンスを高めながら、ノイズの音作りなどによりプレミアム性をプラスすると、スポーツサルーンとしての世界的なトップランナーになり得る素性の良さを持っているとも感じているので、その辺りを高めていく進化を期待してみたりする今日このごろ。

そして、その際には、エンジンフード上のインテークが消えるのだろうな、とぼんやり想像するのでありますが、さて?


精進します。

 








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