クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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RVR

御年11歳のRVRが商品改良。先進安全装備を標準化を拡大したら…

いまどき珍しい1.8リッター自然吸気エンジンはそのまま。Type-A/Cに対応する充電用USBポートを後席用に装備

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2010年のデビュー時には、いまとまったく異なるプレーンな顔つきだった三菱自動車のSUV「RVR」が商品改良を発表。メインテーマは安全性の向上で、ニュースリリースによるとエントリーグレードを除いた上級グレードに、『メーカーオプションであった後側方車両検知警報システム(レーンチェンジアシスト付)[BSW/LCA]、および後退時車両検知警報システム[RCTA]を標準装備化』したのがアピールポイントとなっております。

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1.5リッターエンジンのクロスオーバーMPV「エクスパンダー」はインドネシア産

最低地上高205mmのMPV、ペットボトルホルダーは16箇所!


三菱自動車が、2017年インドネシア国際オートショーにて次世代クロスオーバーMPV『エクスパンダー』を世界初披露。生産もインドネシアで、同国内のみならずASEANに向けて出荷するというクロスオーバーMPVであります。

一見、ずんぐりとしたSUVという印象ながら、基本は3列シートのMPVというのが、このクルマのミソ。エンジンは1.5リッターMIVECでトランスミッションは5速MT、4速ATといいますから、一世代前のミラージュあたりを思い浮かべるパワートレインであります。ニュースリリースにも『実績のある』と枕詞が付いているので、当たらずといえども遠からず?

それにしても発表されている数値で気になったのは、最低地上高とドリンクホルダー。

205mmという日本基準でいえば余裕のロードクリアランスは、ASEANエリアの地方部まで考慮すると必須条件でありましょうし、その最低地上高を確保するとなると、いかにもMPV(ミニバン)というスタイリングよりもSUVとのクロスオーバーに仕上げたほうがマッチするのだろうなと想像できるところ。そして、乗員一人あたり2本以上を確保するドリンクホルダー(ペットボトル対応)というのも仕向地のニーズを汲んだものだと感じる数字だったりするのですが、さて?

インテリアでいえば、ステアリングやエアコン操作系などに見覚えあり。現行RVRあたりと共通の意匠にも思えたりもしますが、カラー・インフォメーションディスプレイやシフトブーツなどの装備が、上級指向を感じさせるのも事実。およそ1分半のムービーで、力作ぶりが伝わってくると感じてしまうのは自分だけでしょうか(汗)



精進します。

  




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コンパクトSUV「RVR」のさり気ない割安感

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1.8リッターでロックモード付き4WDもあって、価格帯は205万8480円~248万7240円
マイナーチェンジにより新しいフロントマスクになった三菱RVRをちょっとだけ動かしてみる機会あり。インプレッションをとるような走らせ方はしていないというか、まさに駐車場で向きを変えただけなので乗り味がどうこうは言えないのですが、あらためて見てみると、そのサイズ感はいまどきのちょうどいい大きさかも、と感じた次第。
メカニズム的にもバルブリフト量も可変できるSOHCヘッドの4気筒エンジンで、以前のマイナーチェンジでCVTは最新世代に載せ替え済みとなれば、トレンドとは異なるかもしれませんが、非常に興味深いパワートレインを積んでいるともいえそうで、その点でもモデルライフのわりに新鮮さを残しているSUVといえそう。

なにより、1.8リッターエンジンの4WDで229万5000円~という価格設定は、このクラスのライバル(ヴェゼルあたり)と比べてコストパフォーマンスで勝負できるのでは? もっとも、5年後の残価では他社より不利かもしれませんが…(汗)

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久しぶりに触れたRVRは、ガラスルーフやAndroid AUTO対応ナビなどが備わったテンコ盛り仕様。オプション込みのお値段は315万円以上とけっして安くはありませんが、この手のSUVとしては満足度が高そうに感じましたが、さて? なによりロックモードも用意された電子制御4WDに三菱の矜持をしみじみ感じたのでありました……。

精進します。
  




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CVTを世代交代というRVRのマイナーチェンジ


日本ではRVRですが、グローバルでは仕向地によりASXやアウトランダースポーツといった三菱のコンパクトSUVがマイナーチェンジ。価格や燃費などで突出した変化はないでしょうが、その変更内容は非常に気になるというか、ユニークと感じる次第。

コンパクトSUV『RVR』を一部改良して発売
ギヤ比幅を拡大したCVTを採用することで、加速性能を向上させるとともに燃費を約5%向上し、2WD車では16.6km/L(従来の+0.8km/L、JC08モード燃料消費率、国土交通省審査値)を実現しました。

くわしくは不明ですが、スペックを見る限りでは、エンジンはそのままにミッションを変更しただけ(制御マップの変更はあるでしょうが)に見えるのです。

燃費改善というとエンジンの改良と思いがちですが、今回はミッションで燃費改善を改善とアピールしているのがユニークと感じるポイント。それもリリースには改良とありますが、ユニットごとの世代交代でしょうから、マイナーチェンジとしてはかなり大がかりな印象もあり。

予想ですが、三菱ですから、使っているのはジヤトコのCVTで、おそらくJF011E系から新世代のCVT8シリーズへとチェンジしたのでしょう。

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そういえば、こちらのイメージムービー、クルマのナンバーがCVTの型式になっているのがこだわりを感じさせます、ハイ。
 


そして、おそらくRVRに使われているCVTユニットは、日産のセレナやエクストレイルに使われているものと共通。ファイナルのギア比やタイヤサイズで、それぞれの車種にマッチングさせているのでしょう、変速比幅は同一なのです。
 
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