クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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RC

レクサスRCは、サイドターンとドリフトができるのか?

アメリカ最大級のスポーツイベント「スーパーボウル」でのスポットCMといえば、毎年話題を集めるものですが、今回はレクサスRCの、まさにRC(ラジコン)カーとの共演が注目のよう。

遅ればせながら、Youtubeで確認したのでありました。



アクロバティックな、いわゆる「ドリフト・パーキング」を決めるRCカーのムービーが、レクサスらしからぬ(?)、ア軽快な演出であるという点に、マーケティングの変換点を感じる部分もあるのですが、テクニカルな面でいえば、後半に登場するレクサスRCの実車が見せる動きが気になるムービーでもあるのでした。

レクサスRC、まったく触ったことがないので、こうした挙動を出せるかどうかは不明なのですが、足踏み式パーキングブレーキで、もちろん横滑り防止装置もついているはず。

ドリフト・パーキングでの動きは足踏み式で可能だとしても、最後のドリフトシーンのようなスライドは実際に可能なのか(ここまでVDCをオフにできるのか)が気になる次第。

これがCM用のスペシャル仕様ではなく、量産モデルでも同様にVDCがカットできるのなら、たしかに『レッツ プレイ』という感じではありますが、さて?

そして、メイキング映像というか、RCカーのトリッキーなドリフトシーンを集めたムービーはかなり楽しめるのでした。難しいことを考えずに、素直に、本能で受け止めるのがいいのでしょう、きっと(汗)



精進します。





レクサスのあたらしい「F」。ボンネットの穴は空力のため?


トーキョーでワールドプレミアしたレクサスの新クーペ「RC」にはやくも追加モデル。デトロイトショーにてプレミアムスポーツとして(おそらくV8エンジンを搭載する)「RC-F」がワールドプレミア予定。

というわけで、ワイドでアウトレット付きのフロントフェンダーだの、アウトレットを備えたフロントフードなどのディテール画像がティザーとしてチラ見せなのであります。

Lexus_Vehicle_NAIAS_Detroit_002

これには、正直びっくり。

歩行者保護を考えると、フロントフードにダクトをつけるのは難しい昨今でありますから、ドレスアップ的な要素でつけているとは考えづらく、つまり歩行者保護対策で手間が増えることよりもダクトの必要性が高いといえるわけですから。

そして、このダクトの角度からすると、これはエア・アウトレットであって熱気を吐き出すために追加されたと予想されるわけ。

rc1311_25

V6エンジン搭載のベースモデルのスケルトンから予想するに、エンジンの前側にアウトレットが位置するように見えるので、おそらくラジエターを通り抜けた風を抜くためなのだろうな、と思う次第。

では、なぜゆえにラジエターを冷却する走行風を上に抜く必要があるのか? 

素直に考えると、下から抜けない、すなわちアンダーカバーを装着しているので、上に抜く必要があるといえそう。仮に空力のためにアウトレットと考えると、フロント・アンダーカバーだけでなく、リアにいたるまでかなり徹底した空力チューンが施されていると予想され、全体像への期待が高まるのでありました。



 ※画像はイメージ……です
lf-cc_394
 

いまさら、レクサスRCのボディに『すじがねくん』を発見?

rc300h

東京モーターショーにてワールドプレミアしたレクサスの新型クーペ「RC」。その情報を調べていて、いまさらながらホワイトボディの画像を見ているときに発見アリ。

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注目ポイントはAピラーとフロントベイをつなぐ辺り。ここに黒く塗られたプレートが確認できます。これって、某マルシェさんの「すじがねくん」的な部材でしょうか?  かなりしっかりと固定できそうな太いボルトで止まっているように見えるあたりも、さすが純正仕様! といえそう。

キャビン内では、リアの居住性へのニーズが小さいクーペらしく、左右をつなぐ構造材が確認できるのも、レクサスのクーペは意外に走りに期待できるのでは? と思わせる部分。

いや、実際にボディのネジレがどうなのかはわかりませんが、Aピラーの付け根やキャビン中央あたりのネジレを抑えると、ドライバーに剛性感として好印象を与えやすいという風に経験的に思うところなのです。

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メカニズムの透視図で判断する限り、サスペンションアームはアルミ製となっている模様。エンジンフードがあるのでわかりづらいところですが、おそらくV6のほうがエンジン高(ヘッドの高さ)は低く、またバッテリーやインバータを積んでいないので、シンプルに走りを味わいやすいのだろうな、と予想しますが、いかに?
 

渋谷のレクサス、銀座のニューミニ

まもなく東京モーターショー開幕ということで、各社がモーターショー関連の発表をしておりますが、11/18にイギリスでワールドプレミアを果たした3代目ニューミニは、トーキョーとLAでショーデビューとなる模様。

で、BMWのイメージ画像がコチラ。

TMS2013_newMini_debut

多少イジってあるようですが、背景は銀座。中央通りから晴海通り へ曲がろうとしているニューミニの姿をイメージとして公開しています。この交差点、日産・銀座ギャラリーがあったような気もしますが、他意はないと思っておきましょう。


そしてレクサスはクーペのRCをワールドプレミアですが、その日本での発表をイメージしたロケ画像がコレ。
Lexus_rc_201301

109前のスクランブル交差点、夜の渋谷を走り抜けるレクサスRCであります。 たしかに日本的、トーキョーを代表する場所なのではありますが、レクサスが渋谷というのはカジュアルすぎる印象も。

その意味では、ニューミニが銀座というのも、ブランディングとして選んでいるのでしょう。

パッと考えると、ミニが渋谷で、レクサスが銀座のほうがブランドイメージにはマッチしそうな気がしないではありませんが、それぞれに意味があるのだろうな、と妄想するのもオモシロイのでありました。そして、画像を見る限り、ニューミニは右ハンドル、レクサスRCは左ハンドルに見えるのも、そのブランディングとしての意味を読み解くのに重要なファクターとはなりそう。


ちなみに、ニューミニの背景になっている場所をGoogle Mapsのストリートビューで見てみたところ、2009年11月撮影のデータでは、ちょうどミニのいる場所に赤帽サンバーが走っているという偶然に苦笑。ぜひ、ご覧あれ。 
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