クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

PSA

乗れば納得! 日本におけるプジョーの電動化比率は1割以上

実売比率で10~15%程度が電動車になっているというプジョー。なかでも3008 HYBRID4を選ぶ気持ちは共感できる!

stellantis002

イタリアのフィアット、北米のクライスラーが合併して生まれたFCA、プジョーやシトロエンを軸とするPSA。この両社が一体となったステランティスが生まれてから一年が経過しました。内部の話はわからないものの、外野から見ているかぎり統合は順調に進んでいるように思えます。とくに日本での現地法人については徐々に一体化を進めているという印象を受けておりました。

そんな中、2022年3月に日本法人も合体、ステランティスジャパンを設立するという発表があったのでした。その発表では、ステランティスジャパンの擁する7つのブランドについての現況や将来性についても報告がありました。そんなこんなを記事化したのが、こちらのコラムですが、その中で気になったのは電動化に関する話題です。

 続きを読む

シトロエンが日本での単月販売台数のレコード更新! コロナという逆風をものともせず

3月の国内販売台数は944台。第1四半期の累計販売台数も1705台で新記録樹立

20210201_BERLINGO_NEW_COLOR_09
「シトロエン」が日本で売れているそうです。


ニュースリリースからファクトとなる数字部分を引用すると次の通り。
シトロエンが3月の国内販売台数944台を記録し、前年同月比169.2%で日本における単月最高台数を達成。 
また、第1四半期の累計販売台数が1,705台(対前年比149.8%、1月407台、2月354台、いずれも登録数)となり、こちらも日本におけるシトロエンブランドの第1四半期の販売新記録となりました。
過去最高といっても月販3桁ですからマーケットにおけるシェアとしてはさほど大きくない数値ですが、コロナ禍によって新車販売が全体に落ち込んでいる中で、過去最高記録で売れているというのは、そのブランド価値が非常に高まっていることを感じさせる話であります。




続きを読む

超人気!シトロエン・ベルランゴに新色追加の嬉しいニュースと価格改定の悲しいニュース

BERLINGOにメタリック系のボディカラー2色を追加あわせて特別仕様車XTR PACKをレギュラー化

フレンチ系スライドドア車として新しいファミリーユーザーを開拓していると話題のシトロエン・ベルランゴが小変更を発表。

手短にまとめると、『ボディカラーは従来のアクアグリーンをディープ ブルーに変更。さらにメタリック コッパーを追加。あわせて特別仕様として人気のXTR PACKをレギュラーモデル化して、エントリーグレードのFEELにもブラインドスポットモニターを標準装備』といったところ。

メーカー希望小売価格は、FEELが317万円、SHINEが344万円、SHINE XTR PACKが354万円となっております。
20210201_BERLINGO_NEW_COLOR_09
ディープブルー(設定されるのはSHINEグレードのみ)
続きを読む

FCAとPSAが統合。新会社ステランティスのロゴが発表されたが…

最初からすみ分けできているFCAとPSAの統合、自動運転や電動化の開発コストが下がれば大化けする可能性もある?



すでに何度も報道されていましたし、各社から公式アナウンスもありましたが、ついにFCA(フィアット・クライスラー他)とPSA(プジョー・シトロエン他)の統合が両者の株主総会にて承認されたとの報道あり。あわせて、統合後の新社名「STELANTIS(ステランティス)」のロゴも動画で公開されております。
それにしても、FCAとPSAの統合というのは車種整理がほとんど必要ないというか、現行ラインナップにおいて被るモデルが意外に少ないという点においては、なかなかいい組み合わせではないかと思う次第。たとえば欧州AセグメントはFIAT500でカバーできますし、Bセグメント・CセグメントはPSAのプラットフォームを展開すればいいでしょうし、Dセグメント以上についてはFCAがFWD、RWDと豊富な選択肢はありますから。フィアット系のBセグ・Cセグもありますが、スケール感からすると非常にスマートに統合できそうというのが外野的な印象なのでありました。





続きを読む

Peugeotの新型SUV 2008のすべてにてメカ解説を執筆。最大の注目点はリアサスペンションの設計違いだ

同じトーションビーム式リアサスペンションといっても完全に別物。そこまでICEとBEVで最適化するPeugeotの凄さに感心!



このところ自動車コラムニストとしてWEBメディアにコラムを書く機会のほうが多く、世の趨勢もあってもともと活動のメインだった紙媒体での執筆機会は減り気味だったのですが、2020年12月は久し振りに月間で5冊の紙媒体に寄稿したのですが、そのうちの一冊が『プジョー2008のすべて』。



プジョーから登場したBセグメントSUVのメカニズム解説を担当させていただいたのですが、こうしたご時世もあってプジョー本国への取材はままならず、ほぼ実車を見ながらの考察・分析といった内容になったのでした。

Bセグメントの208、そして基本メカニズムを共有しているSUV 2008の特徴として、1.2リッターターボのICE(内燃機関)仕様と、50kWhものバッテリーを搭載するBEV(電気自動車)仕様を可能な限り同じ感覚で使えるように仕上げている点があります。基本的なラゲッジスペースも同等ですし、車両価格とランニングコストをあわせたユーザー負担も同等にしているとプジョーでは主張していますが、たしかに使い勝手は同等レベルであると実感したのでした。

ならばメカニズムもほぼ同じなのかといえば、さにあらず。

意外にもサスペンションはまったくといっていいほど異なる設計となっていたのを実車で確認したときには本当に驚かされました。


続きを読む

Citroën Berlingoは、PSAのカングーか、フランス風フリードか。

二子玉川ライズで本邦初公開「シトロエン・ベルランゴ」を使い勝手目線でチェック
IMG_2116

スライドドアを持つ2列シート系コンパクトというのは、日本でのマーケットが拡大中という印象。国産でいえばダイハツが生産を担当しているトール4兄弟やスズキ・ソリオ。また、ホンダ・フリードやトヨタ・シエンタの2列シート仕様も存在感あり。輸入車ではルノー・カングーが一人勝ちといった状況なのは言うまでもない事実でしょうか。

そこに登場したのがPSAの2台。プジョー・リフター/シトロエン・ベルランゴの姉妹車であります。とくにシトロエン・ベルランゴはデビューエディションが瞬殺で売り切れたというほどの人気ぶりといますから、その仕上がりは気になるところ。

というわけで、二子玉川ライズにて日本初公開されている(触ることも可能)と聞いて、ちょっと田園都市線に乗って行ってきたのでした。


続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ