クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

PHV

マツダのプラグインハイブリッドSUV「CX-60」が欧州デビュー。国産ライバルと簡単比較

エンジンは2.5リッター4気筒ガソリン、バッテリー総電力量は17.8kWh、システム最高出力は327馬力

20220309_cx-60_europeanspec_ext_side_l

マツダが開発した完全に新しいFRプラットフォームを基にした新型モデル「CX-60」が欧州で発表されています。直列6気筒エンジン仕様も用意される、このプラットフォームですが欧州デビューしたのは彼の地のニーズに合わせたPHEV(プラグインハイブリッド車)バージョン。


ちなみに、マツダの公式発表によると車名の読み方は「シーエックス シックスティー」だそうですが、日本では”シーエックスろくじゅう”と通称されることになりそうであります(汗)


続きを読む

「電動車の現状から未来」を考察した原稿をモーターファン別冊に寄稿しました

2020年に登場・フルモデルチェンジ・マイナーチェンジした26台を網羅した一冊。キーワードは「電動化の足音」



フルモデルチェンジやマイナーチェンジ、ブランニューモデルとして2020年に新登場した国産車26台を一気に紹介する「モーターファン別冊 国産新型車のすべて 2021」が発売されています。

表紙にもあるように2020年のトレンドはクルマの電動化で、そうしたトレンドをまとめた『国産電動車事情2021』という長めのコラムを寄稿させていただきました。

電動車の現状から未来を考察した導入から、燃料電池車、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車といった4つのカテゴリーにわけた解説まで全5ページにわたる本文とそれぞれの車両紹介について原稿を書いています。

続きを読む

Peugeot Sport が手掛けるプラグインハイブリッドのハイパフォーマンスモデル

1エンジン+2モーター=360馬力。ハイパフォーマンスと電動化時代をつなぐモデルが登場

EisihihXYAAMuHd

プジョースポールといえば、古くは205がWRCを走っていた時代からプジョーファンにとっては憧れのワークスブランドで日本でも様々なチューニングパーツが売られていたことを思い出したりするわけですが、そんなプジョースポールが関わる「PEUGEOT SPORT ENGINEERED(プジョースポールエンジニアード)」という新しいサブブランドが登場。

そんなわけでフラッグシップモデルの508にラインナップされた「508 PEUGEOT SPORT ENGINEERED」は、プジョースポールというイメージからゴリゴリのエンジンチューニングを受けているのかと思いきや、なんとプラグインハイブリッドのハイパフォーマンスモデル。細かいデータは不明ですが、モーターだけで42kmほど走行可能というくらいのバッテリーを搭載し、駆動モーターは前後に配置。さらにエンジンを組み合わせることでシステム最高出力は360馬力、同最大トルクは520Nmと発表されております。

 

続きを読む

ポルシェ・カイエンのプラグインハイブリッド、システム最高出力680PS!

4.0リッターV8ターボ+電気モーター、トータルの最高出力は500kW(680PS)、最大トルクは900Nm
プラグインハイブリッドがムーブメントの中心にあるといえるドイツから、ポルシェ・カイエンの最強グレードとなるプラグインハイブリッドモデル「カイエンターボS Eハイブリッド」と「カイエンターボS Eハイブリッドクーペ」発表の報が届いております。
P19_0600_a5_rgb 
パワートレインの構成は4.0リッターV8エンジン、8速ティプトロニックS(AT)、エンジンとトランスミッション間に挟んだ電気モーター、フロア下に置かれた14.1kWhのリチウムイオンバッテリーといったところ。システム最高出力と最大トルクは上に記した通りで、0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は295km/h、EVモードでも135km/hまで到達することが可能で、ゼロエミッション(モーターだけ)での航続可能距離は最大40kmと発表されております。バッテリーのスペック的にはEV走行可能距離が40マイル(64km)オーバーであることを期待したいところですが、かなりの重量級ボディであることを考えると、これで精一杯なのでありましょう、おそらく。


続きを読む

BMW 225xeアクティブツアラーのバッテリーが10.0kWhに進化

100kWの1.5リッターターボで前輪を、65kWの電動モーターで後輪を駆動するパラレルハイブリッド。システム最高出力は165kW、システム最大トルクは385Nm
P90361865_lowRes_the-new-bmw-225xe-ac 
BMWのプラグインハイブリッド車「BMW 225xeアクティブツアラー」が本国でマイナーチェンジ。ポイントは、リチウムイオンバッテリーの変更で、7.7kWhから10.0kWhへと増量しているところでしょうか。これによって電動領域を拡大しているということでしょう。

さて、基本的なハイブリッドシステムは前輪をガソリン3気筒ターボエンジン+6速ATで、後輪を電動モーターで駆動するという典型的なパラレルハイブリッドのAWD。システム最高出力はエンジンとモーターの最高出力を単純に足した数値になるわけです。

もっとも、このシステムではエンジンで発電して直接バッテリーを充電できないので、外部充電したバッテリーの電力を使い切ってしまうとバッテリーとモーターは単なるウエイトになってしまうのが欠点。そのため、後輪モーターで積極的に回生を取っていく必要があるわけです。もちろん、エンジンで走行中に後輪で回生を取ることで充電することも可能でしょうが、エネルギー効率としてはけっして誉められるものではないはずですので。


続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ