クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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NSX

NSX的な電動スポーツカーも計画中。ホンダが四輪電動ビジネスについて取組みを説明。

電動化時代のホンダスポーツマインドを表現、スペシャリティとフラッグシップ2つのスポーツモデルをグローバル投入

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ホンダが四輪事業についての説明会を実施しました。カーボンニュートラルの実現を目指しているホンダがフル電動化に進むのは当然ですが、今回の発表においては、売り切りビジネスからの脱却と、新しい事業ポートフォリオに合わせた事業体質強化がポイントでしょうか。

 


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ホンダNSXタイプS(初代のほう)に試乗しました!

サスペンションの味つけや変速比の設定は時代分の古さを感じるけれど、ボディとエンジンはいまでも一線級といえるフィーリング!

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先日の事ですが、ホンダ専門マガジン「ホンダスタイル」の取材にて、初代NSXタイプSに試乗する機会を得ました。初代NSXといっても見ての通り、固定ヘッドライトになった年式で、試乗した車両の登録年月は平成16年1月という最後期型といえる個体でありました。ちなみに、オドメーターは4万km足らず、ホンダの手によってメンテナンスされている由緒正しい個体でもあります。

車検証のデータを記せば、全長443cm、全幅181cm、全高116cm。デビュー当時は考えられなほどのワイドボディと感じたものですが、いまの基準でみるとスーパースポーツとしてはむしろ小ぶりに思えるのは、まさしく時代進化ということでしょうか。

ちなみに車検証に記された車両重量は1350kgと超軽量級。前後重量バランスはF550kg 、R800kgと超リアヘビー。しかしながら走ってみると、フロントがリフトすることもなければ、前荷重が足りなくてハンドリングに不安を感じることもないという好バランスだったのは、NSXの走りを知っている方にはいまさらな話かもしれません。

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ファイナルバージョンNSXタイプSの生産がはじまっている!

世界350台限定のNSX”ファイナルバージョン” タイプSの生産がアメリカにあるPMCではじまった

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3.5リッターV6ツインターボとフロント2個・リア1個のモーター、9速DCTを組み合わせたパワートレインによる電動AWDスーパースポーツ「NSX」の受注はすでに停止しているわけですが、世界限定350台のファイナルバージョン「NSX タイプS」の生産がはじまったという報告がアメリカから届きました。

ご存知のように、現行NSXはホンダのアメリカ法人を軸に開発が進み、生産工場も専用のPMC(パフォーマンス・マニュファクチャリング・センター)をオハイオ州に起こすなど、完全なるアメ車といえるスーパースポーツ。当然ながらファイナルバージョンもオハイオのPMCで作られるのでした。

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FF・FR・MR・RR・4WD…それぞれが示す意味と走りの特徴は?【リメイクコラム】

エンジン車には5種類の駆動方式がある。それぞれの駆動レイアウトには、どのような特徴があるのだろうか。

内燃機関を積んだクルマの駆動システムを示すものとして「FF、FR、MR、RR」といったアルファベットを使うことがある。これは順にフロントエンジン・フロントドライブ、フロントエンジン・リアドライブ、ミッドシップ・リアドライブ、リアエンジン・リアドライブの略称で、エンジンの搭載位置と駆動輪の関係による分類だ。さらに、それぞれのレイアウトを基本に4WD(四輪駆動)を用意するというのが、近年の自動車における駆動方式といえる。それぞれの特徴を紹介しよう。

Next-Gen Honda Civic Type R at 2022 Tokyo Auto Salon - 3

FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
現在、市販されている乗用車においてもっとも多く採用されているのがFFレイアウトだ。フロントにパワートレインを集中させることでパッケージングにおいて有利で、キャビンやラゲッジを広くとることができる。走りの面では、前輪が操舵と駆動の両方を担うためにパワーをかけていったり、路面が滑りやすい状況などではフロントタイヤから先に限界を迎えやすく、いわゆる「アンダーステア」といって外側にクルマがはらむような挙動になりがちだ。ただし、フロントタイヤが限界を迎える手前の領域では、ブレーキングでリアタイヤの荷重が抜けやすく、後輪が滑りやすいことによるスピンモード(オーバーステア)に陥りやすい傾向も見て取れる。荷重が後ろに移動する加速時には駆動輪(前輪)の荷重が抜ける傾向にあるので、トラクション性能ではもっとも劣るレイアウトといえる。


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カブトムシかゴキブリか? 東京オートサロン2022で気になった黒いクルマ3選

まるでゴキブリのように薄っぺらく謎めいていたGR GT3 Conceptとカブトムシのような塊感が4WDの走りを予感させるVISION RALLIART CONCEPT

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あらためて2022年の東京オートサロンで印象深かったクルマといえば、「GR GT3 Concept」が一番に思い浮かびます。トヨタがいうところの「仲間」によるプラットフォームを利用したFRクーペのチラ見せなどといった噂も流れている、このコンセプトカーは薄っぺらい黒いボディがゴキブリ的で何もかもがミステリアス。なにしろパワートレインから駆動方式までメカニズムの情報は非公開なのでした。

フロントフェンダー後方にエキゾーストが見えているのでフロントエンジンを想定しているのは確実といえますが、イメージムービーで走行しているのがCGであることからすると展示車両はモックアップの可能性大。それでもブレーキパッドがエンドレスカラーに見えるのは、いろいろ想像させるところではありますけれど……。




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ARTAから生まれた2530万円のNSX用カスタマイズパーツ群【東京オートサロン2022】

ARTA MECHANCS が送る“LEGAVELO”は第二世代NSXを徹底的にカスタマイズするプログラム。国内限定5台分でパーツ総計2530万円(税込)

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ARTA(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)といえば日本のモータースポーツシーンには欠かせないチーム。そんなARTAから生まれたカスタムカープロジェクト『ARTA MECHANICS』が2022年の東京オートサロンでお披露目されています。

その第一弾となるのが、オートサロン会場でひときわ存在感を示していた、この“LEGAVELO”。いわゆる第二世代NSX(NC型)の内外装を彩るトータルカスタマイズプログラムといえるもの。以下の贅沢なパーツ群をまとった一台に仕上げられておりました。


 

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