クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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N-WGN

ホンダN-WGNを純正アクセサリーの未来を考えてカスタムすると……

ホンダアクセスのアイデアを盛り込んだN-WGN PICNICはキャンパーや車中泊仕様よりライトなピクニック仕様のカスタマイズ例

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東京オートサロン/大阪オートメッセのホンダブースに飾られていた丸目ヘッドライトが印象的なN-WGNのカスタマイズ仕様。こちらを仕上げたのはホンダの純正アクセサリー会社であるホンダアクセス。フロントマスクを丸ごと入れ替え、規格サイズのヘッドライトをリアルウッドのベゼルで囲った感じなどはショーカー的ですが、基本的には現実味のある仕上がりになっていたのが印象的。

そんなショーカーには、N-WGN PICNICという名前がつけられていることからもわかるように気軽にピクニックに行ける仕様と理解すると、コンセプトがわかりやすいかもしれません。アウトドアレジャー仕様というと、本格的なキャンプ仕様もしくは車中泊に特化したメニューにしがちな昨今ですが、あえてもっと気軽に日常+αで楽しめる提案ともいえましょうか。

そのあたりの開発裏話については、ホンダ専門誌「ホンダスタイル 105号」にてレポートさせていただいております。Amazonではkindleでもすぐに読めますので、お目通しいただければ幸いです。

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ホンダ軽自動車「N」シリーズの累計販売台数が300万台を突破

Nシリーズ301万台の内訳は、N-BOXが202万台、N-WGNが61万台、N-ONEが26万台、N-VANが12万台のイメージ

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ホンダといえば、実質的には四輪車のルーツはN360という軽自動車だったりするのですが、2000年代までは軽自動車メーカーというイメージは薄かったのも事実。そんなホンダが軽自動車にふたたび本腰を入れたのが2010年代。2011年12月、このとき初代N-BOXを誕生させたことで、ホンダ軽自動車の黄金期が始まります。

その後、ヘリテージを感じさせるN-ONEを登場(2012年10月)させ、さらにハイトワゴンの王道モデルといえるN-WGNもローンチ(2013年11月)といった具合でNシリーズを拡大させてきました。

2017年9月にはN-BOXをフルモデルチェンジしてエンジン、プラットフォームを一新するなどしております。その際に、先進運転支援システムであるホンダセンシングを装備するなどして商品力を大きく上げたのも記憶に残るところ。

さらに2018年7月にはNシリーズ初の商用バンであるN-VANもリリース。2019年8月にN-WGNをフルモデルチェンジ、そして2020年11月にはスキンはそのままに中身を一新するという珍しいかたちでN-ONEをフルモデルチェンジしたのでありました。

このあたりのヒストリーについてはリンク先のリリースに詳しいのですが、ともかく2011年から始まった10年足らずのNシリーズ歴史で、累計販売300万台を突破したとのこと!



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ホンダN-ONE、エントリーグレードでもお値段1,599,400円のプレミアムな軽自動車なわけ

新型N-ONEは4グレード構成、価格帯は1,599,400円~2,022,900円。ホンダのクルマが高くなるのは仕方がないのか?

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月販目標2000台という規模感からしても、熱烈なファンに向けた商品企画といったイメージのホンダN-ONE。台数が少なければ、それだけ価格は上がってしまうというのは「開発費を販売台数で割る」という仕組みからすると仕方がないことですが、それにしてもエントリーグレードといえるOriginal(NAエンジン・FF)で1,599,400円というのは、いくらなんでも高すぎるというのが正直な印象。


 
なにしろスライドドアという車両価格が上昇する要素を持っているN-BOXであればエントリーグレードの価格は1,411,300円となっておりますから。プラットフォームやパワートレインは共通ですから、仕様違いなどを無視して単純化すると、スーパーハイトワゴンであるN-BOXのボディを旧型そのままに載せ替えたN-ONEのほうが18万円も高くなってしまうということになってしまいます。

前述したような開発費の回収というメーカー都合を忘れて、単純に商品性という部分でいうと理解しがたいというのが事実。デザインに価値があるというのもわかりますが、少なくとも内製デザインである限り、サラリーマンの人件費として考えると、デザインにかかったコストだって同等であるはずなので。続きを読む

日産デイズ、プロパイロット非装着車の「なにか足りない」感

プロパイロット(運転支援システム)のスイッチがないことが丸わかりなのは残念
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日産デイズといえば、「プロパイロット」と呼ばれる停止までをカバーする先進運転支援システムを設定した軽自動車として2019年に話題を集めた一台。個人的にも高速道路で、その能力を味わい「軽自動車というカテゴリーから運転支援のメリットを拡大していく意義は大きい」と考えております。そのあたりの感想は、こちらの紙媒体に寄稿しておりますが、想像以上にロバスト性もあって不安なく利用できる運転支援システムであり、NAエンジンでもそれなりに加減速についていく柔軟性もあると感じたことも記憶に残るところでしょうか。


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ホンダN-WGN、EPBのトラブルシュート完了。リコールを届出

N-WGNのEPB不具合は、モーターとスプリングの二か所に原因があった
9月から生産が止まっていたホンダN-WGN。その理由はEPBにエラーが出て、パーキングブレーキが作動しないことがあるという不具合にあったわけですが、ようやく解決策に目処が立った模様。というわけで、EPBに関するリコールが届出されております。生産と止めていた関係もあってリコール対象は1万台足らずでありました。
今回のリコール内容を見ると、EPB不具合の原因となったのは二か所。ひとつはEPBを動かすモーターで、製造上での甘さがあって断線したと検知してしまうことでエラーが出てしまうというもの。

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ホンダの軽自動車「N」シリーズが累計250万台を達成、N-BOXが約7割を占める

2011年12月~2019年11月までの累計販売台数は2,520,786台。そのうちN-BOXは1,697,210台
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先日、ホンダより”「N」シリーズの累計販売台数が250万台を突破”というニュースリリースが出ておりました。ニッポンの新しい軽自動車として2011年12月に誕生した「N」シリーズ。ホンダの軽自動車シェアを一気に広げ、国内生産を支えるシリーズでもあります。



ニュースリリースには暦年でのNシリーズの販売台数、N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VANの販売台数推移も載っておりますが、その数字はホンダの軽自動車がN-BOX一本足であることを裏付けるものであります。数字を抜き出すと次の通り。

Nシリーズ累計:2,520,786台
N-BOX累計:1,697,210台(67.3%)
N-ONE累計:244,411台(9.7%)
N-WGN累計:511,883台(20.3%)
N-VAN累計:67,282台(2.7%)

いくらN-BOXが最初にデビューしたといっても、これだけ1モデルの比率が高いというのはビジネスとしてアンバランスな気もしないではありませんが、基本メカニズムは共通ですから生産性からするとさほど問題はないのかもしれません。とはいえ、ひとつの車種に人気が集中しているというのはトレンドが変わったときに置いていかれる可能性があるので、もう少しバランスよく売ることがリスクヘッジになるとも思いますけれど。



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