クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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N-VAN

ホンダの軽自動車「N」シリーズが累計250万台を達成、N-BOXが約7割を占める

2011年12月~2019年11月までの累計販売台数は2,520,786台。そのうちN-BOXは1,697,210台
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先日、ホンダより”「N」シリーズの累計販売台数が250万台を突破”というニュースリリースが出ておりました。ニッポンの新しい軽自動車として2011年12月に誕生した「N」シリーズ。ホンダの軽自動車シェアを一気に広げ、国内生産を支えるシリーズでもあります。



ニュースリリースには暦年でのNシリーズの販売台数、N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VANの販売台数推移も載っておりますが、その数字はホンダの軽自動車がN-BOX一本足であることを裏付けるものであります。数字を抜き出すと次の通り。

Nシリーズ累計:2,520,786台
N-BOX累計:1,697,210台(67.3%)
N-ONE累計:244,411台(9.7%)
N-WGN累計:511,883台(20.3%)
N-VAN累計:67,282台(2.7%)

いくらN-BOXが最初にデビューしたといっても、これだけ1モデルの比率が高いというのはビジネスとしてアンバランスな気もしないではありませんが、基本メカニズムは共通ですから生産性からするとさほど問題はないのかもしれません。とはいえ、ひとつの車種に人気が集中しているというのはトレンドが変わったときに置いていかれる可能性があるので、もう少しバランスよく売ることがリスクヘッジになるとも思いますけれど。



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N-VANの初期受注と商品企画における販売比率のギャップ

商品企画的にはベーシック7:+STYLE3の比率を目論むが、初期受注では4:6となっている…
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ホンダの新型軽商用モデル「N-VAN」の初期受注が発表され、いくつか数字を整理してみたのですが、そういえば商品企画的な目論みと実際のスタートダッシュを比べていなかったと思い、メモ的に残しておこうというエントリをあげておこうと思う次第。

まず、1.4万台を超えたという初期受注について、ベーシックなバングレード(G、L)と、N-VANが提案する「+STYLE」グレードとの比率は、41:59となっております。最量販グレードは+STYLE FUN、ターボとNAエンジンを合わせると全体の44%となっているのでした。初期受注においては全国のディーラーが用意する試乗車なども含まれますし、とくに今回は商用バンながら試乗車を用意したディーラーも多そうなので、他社との差別化がわかりやすい+STYLEグレードが選んだケースも多そうですから、そうした影響も初期受注の結果にはありましょう。

一方、商品企画の見込みとして考えているのは、ベーシック7に対して+STYLEが3という比率と聞いております。

というわけで、あくまでも数字あそびとして、初期受注のベーシックグレード(G、L)の数字と商品企画の目論みをもとに、今後の売上を見ていくのに参考にすべきであろう”実際の初期受注”といえる数字を計算してみることに。といっても、初期受注の41%が本来は7割に相当するとして、全体数はいくつになるか、という単純な計算でありますが(汗)

およその計算になりますが、1.4万台の41%である5740台が、仮に7割にあたるとして10割の数字を導き出すと8200台。これでもホンダの軽商用モデルとしては、ほぼ一年分の販売台数に相当するわけですから、大成功なのは間違いないところ。そして、完全に肌感覚での話ですが、このくらいの数字をベースにN-VANの売上推移を追いかけていくほうが妥当な評価につながるのでは? と思うわけですが、いかがでしょうか。

ちなみに、試乗時のメモをあらためて見ていたところ「N-VANが商用モデルとしては驚異的に静かな理由のひとつには、エンジンマウントに液封ブッシュを用いていることも貢献している」という一文がありました。こうした快適性への配慮が、そのメカニズムではなく実際のフィーリングとして、どれだけ市場で評価されていくかもN-VANの未来にはおおいに影響しそうであります、ハイ。




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ホンダN-VAN、Nシリーズに初採用の6速MTに乗った


レシオカバレッジは6.18、専用ギア比のN-VAN用6MTはローレシオで気持ちいい!
ホンダが19年間も作り続けてきた軽商用バン「アクティバン」に変わって、N-VANをデビューさせたわけですが、その走りを公道で味わう機会に恵まれたのでした。軽商用バンですから高速性能やハンドリングよりは市街地での取り回しや荷物が跳ねないという意味での乗り心地などを確認しようと試乗したのですが、Nシリーズとしては初設定となる6速MTの気持ちよさにズキューンと胸を打ち抜かれてしまったのです。

基本設計はS660譲りといいながら、変速比はN-VAN専用に煮詰められた6速MT。
N-VAN用6速MT変速比 ※( )内の数値はS660
1st 3.923(3.571)
2nd 2.318(2.227)
3rd 1.606(1.529)
4th 1.097(1.150)
5th 0.829(0.869)
6th 0.634(0.686)
Rev 4.454(3.615)

このムービーでは忙しなくシフト操作をしていますが、それが負担に感じるどころか楽しく思えるほど小気味いいフィーリング。実際、荷物を満載にすると加速を待つ時間が出てくるでしょうから(MTはNAエンジンのみに設定)、もう少しシフト操作に頻度は減るでしょうが、空荷で走らせているとホットハッチを運転しているように錯覚してしまうほど楽しんでしまったのでした。しかも、全体にローギアードなこともあり小気味よく走っても法定速度の範囲内というのも、またN-VANの魅力でしょうか。その速度域で、このエンジン音というのも、また商用車らしさであります(乗用車であればNVH的にネガになるのが美点に感じるのは、まさに「痘痕も靨」?)

N-VANではVTECレスになっているNAエンジンですが、MTとのコンビネーションによりこれほど楽しめるパワートレインになっているのであれば、N-ONEローダウンボディに、パワートレインをそのまま移植しても、かなり楽しめる一台になりそう。かつて、そんな妄想をしたことを思い出してはニヤニヤしてしまうのでありました(汗)

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働く「N」は、ちゃんと黒ナンバーなのが好印象


事業用の軽自動車のナンバープレート(車両番号標)の塗色は「黒地に黄色字」と定められている!
いまさら言うこともありませんが、ホンダ四輪車のルーツは軽トラックの「T360」。それを思えば、これまで軽商用を放置傾向にあったのは不思議なくらいともいえそう。というわけで、19年間もフルモデルチェンジをせずに長々と生産されてきた軽商用バン「アクティバン」「バモス」系の後継として生まれたニューモデルが「N-VAN」であります。

軽商用バンとしてFWDシャシーを持つモデルとしてはダイハツ・ハイゼットキャディーという先達がいますが、Bピラーレスの大開口(助手席側)を持つ軽商用バンは唯一の存在(ダイハツ・タントを4ナンバー化した人がいるかもしれませんが、少なくとも量産としては……)。その活用法はこれから各ユーザーが見つけていくでしょうし、メーカーの想定していない便利な利用法も生まれてくるかもしれません。この手の商用バンというのはユーザーが育てていく部分も少なくありませんから。

それにしても、N-VANのプロモーションビデオで公道を走っている姿を見ると、ナンバープレートが黒地に黄文字の事業用となっているのが、なんとも分かっている感じで”N for Work”のキャッチコピーがストンと腑に落ちてくるのは、さすがであります。

そしてN-VANにMT仕様があるということは、このクルマの計画がS660と同時期にあったのだろうな、と予想するところであり、N-VANの規模でMTを生産するという将来計画がなかったらS660のためにMTを開発するコストをどうやって捻出したのだろう? と考えてみたりするのですが、すべて妄想のお話dす(汗)

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