クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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Mazda

レクサスRXが売れまくるジャパン。2020年上半期で7973台を販売

価格帯550万円~750万円のクロスオーバーSUVが月販1300台以上売れるという事実に驚く

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レクサスといえば、トヨタのプレミアムブランドで古いファンからするとセルシオ(LS)のイメージが強かったり、また2005年の日本導入時にはISやGSが主役だったこともあって、セダン中心のラインナップというイメージがいまだに強いかもしれませんが、現実的にはクロスオーバーSUV「RX」に支えられているブランドと理解すべきかもしれません。

そんなレクサスRXは先日、安全装備や利便性のブラッシュアップ的な一部改良をしたばかりですが、ふと気になって販売台数を調べてみたところ、これがなかなかに売れていて驚きでありました。


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No密のトレンドはオープンカーのムーブメントを生むかどうか?

クルマのキャビンは密閉空間。しかしオープンカーなら「密」を避けることができる?



新型コロナウイルス(COVID-19)の集団発生防止として「3密」というキーワードはすっかりおなじみになりました。あらためて整理すれば、換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、間近で会話する密接場面という3つのを避けようというキャンペーン。同時にソーシャルディスタンスなんて言葉もある種の独り歩きをしているような気もする今日この頃なのですが、こうした密を嫌う傾向というのはアフターコロナになっても残るだろうな、と思う次第。

いや、アフターコロナではなく”with コロナ”で生活を組み立てていく時代になれば、ソーシャルディスタンスをとることを優先したライフスタイルに変化するのでは? と思うわけです。ちなみに、ソーシャルディスタンスというのは他人と1.8m程度の距離をとることだそうですが、乗用車でソーシャルディスタンスを確保するのは至難の業。ミニバンの1列目と3列目に座ればギリギリ保てるというくらいでしょうか(汗)

いずれにしても公共交通機関でソーシャルディスタンスを確保することは、ほとんど無理といえる話であって、マイカー回帰の流れは加速するだろうなとも思うのでした。そして、そのときに選ばれる条件として密閉を避けることが重視されるとすれば……。


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デザインコンシャスなコンパクトカー「MAZDA2」は売上を伸ばすのか?

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クラウンやヴェルファイアより売れていないデミオ。改名で販売数を増やすのは難しい?
マツダ・デミオがMAZDA2というグローバルネームへと名前を変更、9月からの発売を前に予約開始というニュースは先日のエントリで触れたわけですが、はたしてこの改名によってセールスはどうなるのかは気になるのでありました。


お値段的にもヴィッツやフィットといったライバルに対してプレミアムな値付けという印象で、とくにスタートプライスの高さがそうしたイメージを強めていると感じるのが自分だけではないのは、デミオの販売実績が示すところ。実際、2019年上半期の販売台数を見ても20,507台とコンパクトカーの中では下位に沈んでおりますので(数字は自販連調べ)。

販売拠点数やハイブリッドの有無という違いがあるので比較するのはアンフェアかもしれませんが、同時期のコンパクトカーの販売台数を見ると、ヴィッツが45,279台、フィットが45,089台でありますので。もっともスイフトは19,006台ですから半期で2万台をクリアしているデミオは、マツダの規模からすると十分に合格といえるのかもしれません。

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スズキの排出ガス抜き取り検査における不正事案、精神論では直らないと思う



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スズキ、マツダ、ヤマハ発動機における完成検査の排出ガス抜き取り検査における不正事案において、不正内容としてはトレースエラーといってモード走行通りに走れなかったのにエラー判定しなかったというものですが、その発生率が圧倒的に高かったのはスズキ。国土交通省の発表によると、マツダとヤマハ発動機はわずかなエラーを見逃したカタチになっておりますが、スズキのエラー率は半数近くと圧倒的に多いのでした。
スズキ、マツダ、ヤマハ発動機の3 社において、運転が測定モードに合わせられず失敗した測定(トレースエラー)を有効とした事案が判明。
(各社の台数)
・ヤマハ発動機 : H28. 1~H30. 7 の間の抜取検査   335 台中 7 台( 2.1%)。 
・マツダ    : H26.11~H30. 7 の間の抜取検査   1,875 台中 72 台( 3.8%)。 
・スズキ    : H24. 6~H30. 7 の間の抜取検査  12,819 台中 6,401 台(49.9%)
これだけのエラーを見逃すということは、検査方法や体制自体に問題があったと考えるのが自然だと思うのですが、スズキの見解は異なります。スズキの報告書(リンク先はpdf)によれば、原因として挙げられているのは規律の緩みといった精神論。
運転の技量やトレースエラーの判定の問題というよりは、検査の現場における規律の緩みが原因の一つにあったものと考えます
いやいや、ほぼ検査の半数に不正があったというのを規律の緩みで説明しようという段階で、しっかりと解決できるとは思えません。仮に法定よりも厳しい基準を課したとしても、そこに甘えて少々見逃しても大丈夫と考えてしまうのが人間であります。もちろん、スズキ全体で19名しか排ガス検査のスタッフがいないということですから、不正の理由を属人化したくなる気持ちも理解できますが…。それもあって、前回の不正事案に関するエントリでは排ガス検査の完全機械化によりヒューマンエラーを排することを提案してみたのですが、電動化が進むトレンドを考慮すると排ガス検査にリソースを注ぎタイミングではないのかもしれません(汗)


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精進します。
  




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