クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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MaaS

タイヤの空気圧管理もIoT。シェアリング時代に向けた実験開始

横浜ゴム、オリックス自動車とタイヤ空気圧の遠隔監視システムの実証実験を開始

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自動車業界100年に一度の大変革期と当たり前のようにいわれ、CASEだのMaaSだのIoTといったアルファベットが飛び交う昨今ですが、自動車にとって不変といわれる黒くて丸いパーツ、タイヤにもIoTの流れが着々とやってきております。そんなわけで、横浜ゴムがタイヤ空気圧の遠隔監視システムをカーシェアリングに活用してメンテナンスの最適化をしようという試みを始めたと発表アリ。

横浜ゴム(株)はオリックス自動車(株)の協力を得て、新たなタイヤソリューションサービスとして当社が開発したタイヤ空気圧の遠隔監視システム(Tire air Pressure Remote access System=TPRS)の実証実験を8月より開始しました。実証実験はオリックス自動車のカーシェアリング事業であるオリックスカーシェアの車両に「TPRS」を導入し、東京都と神奈川県の首都圏の一部で実施します。

 

「TPRS」はタイヤの空気圧や温度、車両の位置情報をリアルタイムでリモート監視することができるシステムです。タイヤメンテナンスの大幅な省力化に加え、点検のバラツキ防止、異常検知による事故防止、適正な空気圧維持による燃費向上などに貢献し、検知データはリアルタイムでクラウドサーバーに保存します。「TPRS」はより厳しいタイヤ管理が求められる運輸・物流事業者向けに展開してきましたが、CASE、MaaSの発展による乗用車用タイヤの「生産財化」を見据え、このたび乗用車向けの検証を開始しました。
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トヨタが街をつくるワケ、トヨタしか街をつくれないワケ

自動車メーカーのビジネスモデルが通用しなくなる時代、TOYOTAはAIで生き残りを狙う



先日、『トヨタが、トヨタしかできないジョブチェンジをしようとしている』という動画をYouTubeにアップしました。トヨタのコネクティッド・シティ構想が何を目指しているのかについて、自分なりの解釈を10分ほど話した動画ですが、これを整理すると以下の通り。

自動車の自動運転化が進む
そのためにはAIの進化が必須
トヨタは独自にAIを開発中
AIをクルマだけに使うのはもったいない
生活全般をカバーする人生のパートナー的AIの誕生
トヨタ車でAI利用していたのでユーザーデータがある
ユーザーもトヨタのAIにはブランド的な意味でも信頼性がある
生活全般をトヨタのAIがカバーする
トヨタが生活のプラットフォーマーになる


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トヨタがNTTと業務資本提携を発表。これで通信大手3社と”つながった”

トヨタがNTTの普通株式80,775,400株(約2.07%、総額約2,000億円)を取得
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KDDIの大株主であるトヨタがNTTと業務資本提携! 2020年3月24日の発表は、ある意味で衝撃的でした。とはいえ、通信というのは携帯回線による無線だけではなく、有線の電話回線がなくては成り立たないわけで、その点においては日本国内のインフラを支えているのは間違いなくNTTであり、そこと”つながる”ことはトヨタの戦略において欠かせないのありましょう。だからこそ、2000億円規模の資本提携に踏み切ったというわけです。

トヨタが富士裾野に作るスマートシティ「Woven City(ウーブン・シティ)」で目指している世界を予想すると、AIによって人の生活を全面的にサポートするといった世界であり、ビジネスとしてみると自社AIによってユーザーを囲い込むといったモデルが想像できるのですが、そうした世界における強力な通信インフラのパートナーとしてNTTと手を結ぶという選択をしたと理解してよさそう。







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自動車業界のプレーヤーが変わるヒントは、スマートウォッチの普及にある

腕時計に例えると、エンジン車は機械式、EVはデジタルくらいの違いであって、スマートウォッチの登場のような変革があって初めてプレーヤーが入れ替わると思う


先日、渋滞にハマりながら思いつきで話したことを、ほぼノーカットでつなげたのがこちらの動画。何を言っているかといえば、自動車業界のプレーヤー(主要メーカー)は電動化によっては変わらないであろうということと、もしプレーヤーが変わるとしたらコネクテッドやMaaSのような使われ方そのものが変わるときであろうということであります。

なぜ、そう考えたのかといえば、テスラの登場によってプレーヤーの勢力図は変わることはなかった(時価総額はさておき生産規模でいえば誤差の範囲)という事実と、クルマとは異なる業界ですがApple Watchをはじめとするスマートウォッチが腕時計業界の構造を変えてしまったことからの結論。

すなわち、自動車業界においてスマートウォッチのように”同じ場所、機能を占有するけれど目的がまったく異なる工業製品”が登場するときがプレーヤーが大きく変わるときであろうと思うわけです。

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