クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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MX-5

アメリカでマツダMX-5(日本名:ロードスター)が売れているって知ってますか?

マツダMX-5の北米における販売台数は2021年7月が1226台、6月も1227台といずれも各月での過去最高記録を更新

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日本の自動車シーンではGR86/BRZのフルモデルチェンジや、日産Zの新型発表で、FRスポーツカーへの注目が高まっているような気もしますが、ずっとFRスポーツとして独自のポジションを守り続けているマツダ・ロードスター(海外名:MX-5)については「あって当たり前の存在」となっているようで、あらためてリスペクトする流れも感じられません。

しかし北米市場では違うようです。



2021年7月におけるMX-5の販売台数は1226台で、これは7月としてのベストセールス(2006年以来の更新)、さらに6月も1227台を販売しており、これまた6月としてのベストセールスを更新した(2007年以来)のだとか。モデルライフ的にはけっしてフレッシュとはいえないMX-5(ロードスター)が史上最高に売れているというのはなぜなのでしょうか。

 
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「MAZDA」という名のクルマが走り出した……。

デミオ、アクセラ、アテンザの名前が消え、どれもMAZDA+数字の車名に変わった
SKYACTIVテクノロジー、魂動デザインといったハードウェアにかかわる部分の統一感によりブランド力を高めてきたマツダが、いよいよ次のステージへと足を踏み入れました。ついに車名を「MAZDA+数字」として、リブランディングであります。

デミオがMAZDA2、アクセラがMAZDA3、そしてアテンザはMAZDA6。いずれも海外では使っていた名前なので日本向けのブランディングというわけです。アクセラがフルモデルチェンジに合わせてMAZDA3へと名前を変えたタイミングで、乗用系モデルを一気に改名するというのは大胆な戦略。伝統を捨て去ってでも、ブランド価値を高めようということでありましょう。少なくとも、ブランドのキャラクターは完全に変わったと実感するところ。もっとも、口の悪い人にいわせると「魂動デザインのマツダ車は区別できない」というほど統一感のあるスタイリングでしたから、むしろ名前をMAZDA+数字にしたほうが自然に感じられるかもと思ってみたり。

そして、乗用系はMAZDA+数字、クロスオーバーSUVはCX-+数字というラインナップとなれば、ロードスターも海外名に合わせてMX-+数字という名前にしたほうがブランドとしてのまとまりはいいのでしょうが、ロードスターには独自のブランドが確立しているので名前を守ったほうが得策といえそう。まあ「MX-5ロードスター」といった感じで間を取った改名もありかもしれませんが。さらに、この流れの先にはピュアスポーツカーとしての「RX-+数字」の復活も期待したくなるのですが、さて?



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精進します。
  




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純粋に走る楽しさを200万人以上のオーナーに伝えるロードスター

初代NAから現行ND型までの世界累計でマツダ・ロードスター(MX-5)が100万台到達、とか。

二人と少々の荷物を移動することはできますが、基本的には走りを楽しむという趣味性の強い商品が、四半世紀以上にわたって、これだけの数を生産したというのは、感慨深し。

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クルマが単なる移動手段ではなく、それを動かすこと自体がファンであるということを具現化した好例といえるマツダ・ロードスターの累計100万台。現行型はまだまだ一人目のオーナーが楽しんでいるでしょうし、初代にしてもワンオーナーで長く愛していることもあるでしょうが、それなりにオーナーが変わるであろうことを考えると、200万人を超えるロードスター・オーナー歴を持つドライバーがいるはず。しかもその数は、ますます増えていくわけで。

グローバルでのドライバー数からすると僅かかもしれませんが、ロードスターのようなクルマの楽しみ方を経験した人が少なからず存在しているということが、自動車社会の風向きを変えていったのは間違いないと思うわけです、ハイ。


とはいえ個人的には、なぜかほとんど縁がないクルマなのでした、ロードスター(汗)

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幌車がきらいなわけでも、後輪駆動が苦手なわけでもないのですが……。

精進します。
  







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マツダ「ロードスター RF」。ファストバックの必然性…

マツダ・ロードスター RHTあらため「RF」 がニューヨークショーにて世界初公開。

いかにもマツダの魂動デザインらしいスタイルは各所で高評価なようではありますが、このタルガトップ的なフィニッシュは、どうにもミッドシップを思わせるもので、カタチと機能の必然性という点でしっくり来ないというのが正直なところなのです。
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後ろから俯瞰で眺めると、まさにミッドシップスポーツというシルエットに感じるのでありますが、さて?

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そして折りたたむためには必然であるとはいえ、ハードトップの後半が別パーツにわかれていて、そのラインが消化しきれていないように感じるのですが、そこまで気にするのは期待しすぎでしょうか(汗)

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実車を見ると、印象が変わるのでしょうけれども……。





精進します。








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マツダ・ロードスター RHTあらため「RF」

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 ※画像はGIFアニメ、クリックすると動きます…たぶん

ルーフからリアエンドまでなだらかに傾斜するルーフラインを特長とするファストバックスタイル、そして、独自のリアルーフ形状と開閉できるバックウィンドーによる新しいオープンエア感覚を実現しています。さらに電動ルーフは、10km/h以下での走行中開閉を可能とするフル電動式へと進化しました。また、限られたスペースにコンパクトかつ効率的に収納できる構造とし、ファストバックスタイルのデザインとソフトトップモデルと同じ荷室容量を両立しています。

というわけで、うわさ通りマツダ・ロードスター(海外名:MX-5)に開閉式ハードトップ仕様が登場。先代NC型ではソフトトップのシルエットと大きく変わらずハードトップにしていた印象ですが、新型NDロードスターではファストバックスタイルとして差別化しております。

しかしながら、開閉アクションを見ればわかるようにBピラーから後ろの部分はボディ構造物ではなく、あくまでスタイリングアイテム。この部分に剛性や強度を求めるわけにはいかないようで。そして、ハードトップ周りのパーツにおいては軽量化に向けてどのような工夫がなされているのかも気になるでありました。

そして、ソウルレッドプレミアムメタリックにつづく、新しいイメージカラー「マシーングレー」の提案は、ロードスターに限らず、アテンザなどにも展開することで、また違ったマツダらしさを表現するのでありましょう。東京モーターショーに出展した大柄なFRクーペに、このマシーングレーを与えたら、どんな風合いになるのか…などと考えるのは気が早すぎるでしょうか(汗)

精進します。








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来シーズンは、オープン&スノードライブを楽しみたい

マツダのUS法人が、彼の地でスノードライビングのイベントを開催したらしく、多数の画像がアップされていたので眺めていたところ、雪道では意外なクルマを発見。

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そう、想像通りの2シーターオープン「MX-5(日本名:ロードスター)」が、オープン状態で雪道を疾走する勇姿。

タイヤが跳ね上げた雪煙をパチパチと額あたりに感じながらのオープン・スノードライビング、憧れます。




 
いや、思い返すと20数年前に経験あるような気もしますが…(汗)

そして、なにより手元に4シーターながらオープンカーはあるので、スタッドレスタイヤを用意すれば実現可能な夢でもあるのです、オープン・スノードライビングは。

来シーズンこそは! と誓ってみる2月後半。


精進します。

  








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