クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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MAZDA3

MAZDA3セダンに4つ目のパワートレインを設定。1.5リッターガソリンの燃費性能は?

MAZDA3、選べるパワートレインはSKYACTIV-G 1.5、SKYACTIV-G 2.0、SKYACTIV-D 1.8、SKYACTIV-Xの4種類

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 MAZDA3 SEDAN 100周年特別記念車(2WD車)

マツダからテクノロジー的、アーキテクチャー的にいうと同社の中心的モデルであるMAZDA3にバリエーション追加の発表。これまでハッチバックにしか用意されていなかった1.5リッターガソリンエンジン「SKTACTIV-G 1.5」が、セダンにも設定されたとのこと。

日本市場では自動車税が500ccごとに税額がアップする仕組みなので、その意味では1.5リッターというのは商品力アップにつながりそう。ちなみに、いま新車で買うという条件であれば、1,000cc超1,500cc以下:30,500円、1,500cc超2,000cc以下:36,000円の自動車税が基本となっております。

というわけで維持費の面では1.5リッターエンジンの設定というのは商品力アップにつながりそう。



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2020年2月の販売台数は2016台、MAZDA3はこのまま上昇しないのか?

2020年2月の販売台数、MAZDA3は2016台。CX-30は3708台、CX-5は2987台
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販売面は別として、技術的にマツダラインナップの中心といえるのがMAZDA3。そのルーツはファミリアで、アクセラから改名したニューモデルでありますから、マツダの中心というのは納得であります。とはいえ、その販売はけっして中心モデルとはいえない状況のよう。



最新データ(2020年2月)を見てみると、2月単月での販売台数は2016台で登録車ランキングでいうと37位。ランドクルーザーワゴンとクロスビーに挟まれているといえば、車格やキャラクターを考えるとけっして満足とはいえない販売台数と感じるのでは? マツダ自身がこの状況を良しとしているのか、本心から納得しているのか、まったく不明ですが、せっかくSKYACTIV-Xという革新的なパワーユニットを搭載したにも関わらず、こう伸びている感じがしないのはエンジン(テクノロジー)の魅力がセールスにつながっていないともいえそう……。

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2019年7月、WEBメディアへの寄稿記事は38本、紙媒体は3冊

WEBメディアの記事は前月よりも減少。歴史を振り返り系から未来を見つめる内容まで
2019年6月のWEBメディアの掲載は43記事、寄稿した紙メディアは4誌でしたから、7月はいずれも若干減少といった状況でありました。

というわけで、それぞれのメディアごとnoteをまとめてみたのですが、少ないながらも最新テクノロジーの話から過去の話までいろいろなテーマで書いております。個人的に印象に残ったのはフォルクスワーゲングループの主張するEVシフトでしょうか。コルベットのミッドシップへのフルモデルチェンジも印象的でしたし、一方でアイアコッカ氏の訃報、北米工場におけるSUBARUレガシィの生産開始などアメリカに目の向くことの多かった7月という印象もあります。

メディアは異なりますが、トヨタ・マークXの生産終了について思いをはせたり、マークII3兄弟によるハイソカーブームを思い出したりと、自分の中ではリンクした記事があったのも7月の思い出でしょうか。






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2019年12月中旬発売に延期した #SKYACTIV-X 搭載の #MAZDA3

参考価格は消費税8%のまま。10%で計算してみると3,198,147円だが……
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各所で報道されているように、まったく新しいSKYACTIV-Xエンジンを搭載するMAZDA3の発売時期が2019年10月から12月中旬へと延期されております。すでに参考価格は発表されているSKYACTIV-X搭載MAZDA3でありますが、その価格は消費税8%を前提としたものというのは以前のエントリで紹介した通り。発売のタイミング的には消費税10%での数字を載せるか、もしくは税抜き本体価格にして各自が計算しやすいようにしたほうが親切だとは思うのですが、すでに売っているガソリン/ディーゼル車との整合性などいろいろ考えることはあるのでしょう。






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「MAZDA」という名のクルマが走り出した……。

デミオ、アクセラ、アテンザの名前が消え、どれもMAZDA+数字の車名に変わった
SKYACTIVテクノロジー、魂動デザインといったハードウェアにかかわる部分の統一感によりブランド力を高めてきたマツダが、いよいよ次のステージへと足を踏み入れました。ついに車名を「MAZDA+数字」として、リブランディングであります。

デミオがMAZDA2、アクセラがMAZDA3、そしてアテンザはMAZDA6。いずれも海外では使っていた名前なので日本向けのブランディングというわけです。アクセラがフルモデルチェンジに合わせてMAZDA3へと名前を変えたタイミングで、乗用系モデルを一気に改名するというのは大胆な戦略。伝統を捨て去ってでも、ブランド価値を高めようということでありましょう。少なくとも、ブランドのキャラクターは完全に変わったと実感するところ。もっとも、口の悪い人にいわせると「魂動デザインのマツダ車は区別できない」というほど統一感のあるスタイリングでしたから、むしろ名前をMAZDA+数字にしたほうが自然に感じられるかもと思ってみたり。

そして、乗用系はMAZDA+数字、クロスオーバーSUVはCX-+数字というラインナップとなれば、ロードスターも海外名に合わせてMX-+数字という名前にしたほうがブランドとしてのまとまりはいいのでしょうが、ロードスターには独自のブランドが確立しているので名前を守ったほうが得策といえそう。まあ「MX-5ロードスター」といった感じで間を取った改名もありかもしれませんが。さらに、この流れの先にはピュアスポーツカーとしての「RX-+数字」の復活も期待したくなるのですが、さて?



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精進します。
  




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オールニューMAZDA3、後席の狭さはファミリーカーとしてはどうだ?

身長140cmの小学生に「後ろの席が狭い」と言われてしまうパッケージ
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先日、室内に展示してあるMAZDA3を親子で見取り。最新の魂動デザインはダイナミックかつエモーショナルに仕上がっているというのはマツダファンの多くが認めるところでしょうが、とはいえ実車を見ているとスタイリングが優先され、体感的なパッケージングが犠牲になっていると感じる部分もあり。

とくに後席に、そうした傾向を感じるのでした。スペック上は十分かもしれないタンデムディスタンスも、実際に座ってみると拳ひとつ分くらいしかなく、Cセグメントと考えると少々手狭な印象。子供というのは、正直なもので後席に座って一言「狭いよ、ここ」と。身長140cm以上の小学生で、見たところはひざ回りの余裕があるようですが、体感的には狭く感じるのは後席の窓が狭かったり、室内がブラックだったりという圧迫感も影響しているのかもしれません。

とはいえ、Cセグメントといえばファミリーカーのど真ん中といえるセグメントでありますので、子供が狭いと感じることはけっして褒められるものではないでしょう。スタイリングを優先して家族に我慢を強いるのでは、次のクルマとしてマツダを選ぶのが難しくなるかもしれません……。もちろん、あくまでもサンプル数1の話ではしかないのでありますが。

それにしても、子供というのは正直に思ったことを口にするものであります(汗)

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精進します。

  
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