クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

MAZDA2

悲報?朗報? マツダがコンパクトハイブリッドを欧州で用意

ヤリスハイブリッドのOEMは欧州規制をクリアするためには重要なアプローチ

211206_sb_1_s

マツダが『ヨーロッパでMazda2ハイブリッドを導入—トヨタが提供するOEMモデル、2022年春に販売開始—』という発表をしております。

 

以前から、マツダの次期ラインナップ戦略の中でコンパクトクラスについての言及がないのは自社開発をやめてOEMで確保する戦略に切り替えたからという見方をしている自分としては驚くことではないのですが、エンジンにこだわってきたマツダがトヨタのハイブリッドカーをバッジエンジニアリングで売るというのは悲報と感じているファンも少なくないかもしれません。続きを読む

それでもライバルに負けている?レギュラーガソリン仕様の高圧縮比SKYACTIV-GをMAZDA2に搭載

マツダファンなら覚えておきたい「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)」というパワーワード

2021_mazda2_japan_gasoline_engine_s

マツダのコンパクトカー「MAZDA2」はデミオ時代から数えるともはやモデル末期に近づいているという印象さえありますが、2021年6月の商品改良ではガソリンエンジンが高圧縮版に超進化、かなり気合の入った進化を遂げております。

コンパクトカーらしくレギュラーガソリン仕様の1.5リッターガソリンエンジンの圧縮比は、なんと今回の進化によって12.0から14.0へと高まっているのでした。トヨタ・ヤリスの3気筒エンジンも14.0の圧縮比ですから、それ自体は驚くほどではありませんが、ゼロベースで開発したトヨタの3気筒エンジンと異なり、MAZDA2のエンジンは基本はそのままに改良したという話ですから、これほど圧縮比を上げたというのは正直驚き。

そのあたりのメカニズム的な内容についてまとめたのが、こちらのコラム。マツダが実現したSPCCI(火花点火制御圧縮着火)のノウハウを活かすことで、「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)という新しい燃焼方式を実現したというのがマツダのアピールするところなのでした。





続きを読む

【悲報】マツダCX-3の開発責任者が酒気帯び運転と万引きで捕まるという失態

マツダCX-3の開発主査が”土曜日の午前10時”に酒気帯び運転で現行犯逮捕された

2020_cx-3_japan(rhd)_c20_s

マツダでCX-3の開発主査などを務めている人物が、酒気帯び運転および窃盗(万引き)の容疑で逮捕されたという報道あり。個人攻撃をする気もありませんし、一次情報にリーチできてもいないので、個人名については触れずにおきますが、自動車メーカーでそれなりの立場にある人物が酒気帯び運転というのは、あまりにも自覚がないというか、残念という以外に感想がない事件。酒気帯びについては現行犯逮捕ということで、言い逃れできない状況なのもそうした印象を強くするところ。

もしかすると、アルコール依存症のような理由があるのかもしれませんが、そうであればなおさらクルマの運転はしないなどの対応ができたはずですし、はたして今回の飲酒運転がたまたまなのか、常習していたのかによっては、管理責任も問われることにもなりそう。まあ、立場を考えると懲戒免職などの厳しい処分として、そこからはマツダと関係のない人物とするのかもしれませんが……。いずれにしても年の瀬に、こうした対応をする羽目になった部署の方には同情してしまいます。




続きを読む

MAZDA2に白い本革シートの特別仕様車「ホワイトコンフォート」誕生

本革とグランリュクス(人工皮革)そしてメランジ調クロスを合わせたマルチマテリアルなスペシャルシートが専用装備

Mazda2_5HB_20CY_STD_JPN(RHD)_C05_INT_Wholespace_0226_L

マツダのエントリーモデルといえる「MAZDA2」に、特別仕様車「White Comfort(ホワイト コンフォート)」が設定され、さらにボディカラーの新色として「ポリメタルグレーメタリック」が追加されたという発表あり。初見で”ポリバケツグレー”と空目してしまったのは内緒ですが…。

それはともかくBセグメントのコンパクトカーで、白い本革を基本としたコンビシートというのは、カジュアルとラグジュアリーのバランスが取れている感じで、オフィシャルフォトを見た限りは、かなりの好印象であります。

 

c06_v06_L






続きを読む

MAZDA2、クリーンディーゼルのWLTCモード燃費は25.2km/L

デミオあらためMAZDA2、燃費の計測モードもJC08からWLTCへ
デミオがMAZDA2に改名、あわせて内外装や走りをリフレッシュしているわけですが、さらにディーゼルエンジン車については排ガス・燃費の測定モードがWLTCモードに変わっております。
IMG_1647 
もっとも燃費性能が優秀な6MTグレードの燃費値は以下の通り。コンパクトカーながら高速モードの数値がもっとも優秀なのは、いかにもMTのディーゼル車という感じであります。
WLTCモード:25.2km/L
 市街地:23.3km/L
 校外:25.0km/L
 高速:26.3km/L
とはいえ、デミオといえばガソリンエンジンばかりでディーゼルには乗った記憶がなく、1.5リッターディーゼルといえばデビュー直後に試乗した記憶しかないのですが。そのときの数値からするとカタログスペックから想像した通りの実用燃費が期待できそうな気がするのでした。

もっとも、MAZDA2が積む「S5」型の1.5リッターディーゼルについては、幾度もマイナーチェンジでブラッシュアップされていますし、その主な変更ポイントは燃費よりもノイズやスス対策でしたので5年前になる初期モデルの印象を思い出すのはナンセンスでありますが……。


続きを読む

デミオあらためMAZDA2、アウターパネルは変えずに効果的にイメージチェンジ

デミオからMAZDA2に。MAZDAシリーズに共通モチーフのテールランプを得た!


ここ数年、マツダというブランドには縁がない生活を送っているのですが、珍しくマツダの新車にタッチ。といっても、改名して新しくなったMAZDA2(旧名:デミオ)であります。バンパーや灯火類には大きく手を入れているものの、プレスの金型はそのままのようでスチールのアウターパネルに変更はなし。とはいえ、意外にイメージチェンジには成功しているのだなぁというのは、画像よりも実物を見ての感想。

上に貼った動画は、MAZDAという名前のクルマに共通するという半円筒をモチーフとしたテールランプをライトオンして、ブレーキを踏んだり放したりして光の具合を確認したときに撮ったもの。サイド部分まで円筒を回り込ませたことで実際以上に奥行きのある風情に仕上がっているため、コンパクトクラスとしては十分以上にゴージャスな雰囲気となっていると感じましたが、さて?


続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ