クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

LEXUS

レクサス初のEV専用モデル「RZ」はbZ4Xやソルテラのガワ違いなのか?

バッテリー総電力量とホイールベースが同一ということは基本設計は共通と考えるのが妥当

110_s 

将来的に電気自動車(BEV)専門ブランドになるというレクサスが、同ブランド初となるBEV専用モデル「RZ」についての情報公開を進めています。

リリースによればクルマ屋としてのプライドをかけて作ったBEVという風に主張していると読み取れますが、はたしてそのメカニズムはどうなっているでしょうか。



カーボンニュートラル社会の実現に向けて、「クルマ屋LEXUS」が取り組むべきことは、自然や地球環境を大事にしながらも、楽しいクルマを追求し続けることだと考えています。RZでは、乗って安心感があり、触れて心地よく、操って楽しい、そんなLEXUSらしいBEVの実現を目指したいという想いで開発を進めてまいりました。Lexus Electrifiedのコアテクノロジーである四輪駆動力システム「DIRECT4」が、ドライバーの操作に対し、素早くリニアなクルマの応答を実現。デザインでは、BEV化に伴い、スピンドルグリルから、新たなLEXUSのアーキテクチャーである「スピンドルボディ」への進化やドライバーの操作性にこだわった「Tazuna Concept」を織り込んだコックピット空間など、機能的本質や独自性を追求しています。今後も、お客様にLEXUSならではのBEVの走りや新しい体験のご提供を目指して、挑戦を続けてまいります。
続きを読む

2022年10月で販売終了、レクサスCTのファイナルエディション登場

3代目プリウスのレクサス版として2011年に登場したCT200hがついに生産終了。エレガントなスタイリングの特別仕様車“Cherished Touring”をファイナルエディションとして設定

20220303_01_02_s 

レクサスCT200hといえば、レクサスブランドにおけるもっともコンパクトなモデルであり、パワートレインは1.8リッターエンジンベースのハイブリッド専用モデルとして2011年の登場時には話題となりましたが、じつはいまだに現役で生産されているのでした。

登場年次と1.8リッターハイブリッドというメカニズムから想像できるように、いってみれば30プリウスのレクサス版ともいえるモデルなのであります。つまり、いい加減中身は古くなっているというわけで、そんなレクサスCTがついに生産終了を発表。あわせてファイナルエディションといえる特別仕様車“Cherished Touring”を追加設定しております。


続きを読む

トヨタがBEVをKINTO限定という噂もあるけれどレクサスBEVはどうなる?

トヨタがBEV専用モデル「bZ4X」をサブスク専用にするという観測報道あり。レクサスのBEV「RZ」は2022年春発売予定のはずだが……

20220201_01_01_s_2

先日、ヒョンデのBEV(電気自動車)として日本上陸した「アイオニック5」に試乗する機会がありました。拙ブログでも過去に紹介しているように、非常にリーズナブルで性能的にも十分なBEVということで国産メーカー戦々恐々といったプロフィールのモデルで、実際に乗ってみてもアピアランスから受けるイメージ通りの”デジタルな乗り味”で、これはクルマとの対話を大事にしているような国産メーカーには作れないBEVだなあと思った次第。


そんな国産メーカーの代表といえるのがトヨタですが、トヨタも同クラスのSUVスタイルのBEV「bZ4X」を発売予定。しかし、その販売方式は売り切りはなく、サブスクリプションのKINTOだけで扱うという観測報道がありで、一部の自動車ファンからは失望的な感想も流れている模様。

そんなわけで気になるのはレクサス・ブランドとして初のBEV専用モデルとなる「RZ」の行方なのでありました。


 続きを読む

ランドクルーザーの上級バージョン「レクサスLX」がフォトデビュー

V6ツインターボガソリンエンジン+10速AT+副変速機付き4WD、アルミを多用したボディはランドクルーザーと共通で、前後の車高調整式サスペンションはレクサスらしい装備

LXP5020_サイズ変更 

レクサスのフラッグシップSUVモデル「LX」がフルモデルチェンジを発表。日本での発売は2022年初頭予定ということで価格と燃費は未公開となっていますし、公表されている画像についてもプロトタイプという注釈付きですが、ほとんど隠す気なしという情報公開ぶり。

もっとも、見ての通りランドクルーザーをレクサス仕立てにしたのがLXという素性は従来から共通で、最高出力305kW(415PS)・最大トルク650Nmというスペックの3.5リッターV6ガソリンツインターボをはじめとしたパワートレインについても同スペックのようですからメカニズム面では隠す必要がないということでしょうか。

ボディについてもルーフ、ボンネット、フェンダー、ドアアウターなどをアルミに置換するなどして、車両全体として約200kgの軽量化を果たしたというのもランドクルーザーと同様であります。


続きを読む

RAV4PHVとの価格差は200万円以上、レクサスNXのプラグインハイブリッドは買いか?

RAV4PHVの価格帯は469~539万円、レクサスNX450h+は714~738万円

20211007_01_02_s 

レクサスのSUVモデル「NX」がフルモデルチェンジを発表しました(発売は11月以降)。パワートレインは駆動方式も含めて区別すると6つのバリエーションを用意しております。

2.5L 直列4気筒プラグインハイブリッドシステム[AWD]
2.5L 直列4気筒ハイブリッドシステム[FF/AWD]
2.4L 直列4気筒ターボ[AWD]
2.5L 直列4気筒自然吸気[FF/AWD]



機能面での特徴はありにも多いのでリンク先の公式リリースをご覧いただくとして、いわゆるレベル2相当の先進運転支援システムを搭載しているのはもちろんドライバー異常時対応システムも採用するなど最新のレクサスらしい内容。スマートフォンによる操作で駐車場の出し入れができる、高度運転支援技術 アドバンスト パーク[Lexus Teammate Advanced Park](リモート機能付き)も用意しているのでした。スタイリングは最近のレクサスにしては珍しくオーソドックスで、あまりチャレンジしていない印象もあるのですが、中身は最新のレクサスらしいSUVというわけです。


続きを読む

レクサスNXがフルモデルチェンジを発表。完全新設計の2.4リッターターボを搭載

まったく新しいエンジン型式「T24A」がターボ仕様で登場。スタンバイ式ではない、本気のフルタイム4WDとのコンビネーション専用で設定される

20210612_01_121_s

2021年秋頃にローンチ予定のレクサスSUVモデル「NX」のプロトタイプや情報が公開されております。といっても、明確に数値が公表されたのは、全長 4,660(+20)mm、全幅 1,865(+20)mm、全高 1,640(+5)mm、ホイールベース 2,690(+30)mmとタイヤサイズくらいで、パワートレインの各数値や燃費、そして価格帯などは完全に未公表状態。とはいえ、レクサスNXはトヨタでいうGA-Kプラットフォームを元にしていることは明言されておりますし、同プラットフォームを用いるRAV4やハリアーのスペックを眺めていけば、ある程度は想像できるはずですが……そうは問屋が卸さないというか、期待以上の新パワートレインの設定がありました。

それが、完全に新しいエンジン型式「T24A」を与えられた2.4リッターガソリンターボ。日本のリリースでは以下のように説明されております。
2.4L-T AWD(「T24A-FTS」エンジン+Direct Shift-8AT+電子制御フルタイムAWD)
新開発の2.4L直4ターボエンジンと新開発の高トルク対応型Direct Shift-8AT、新開発の電子制御フルタイムAWDを採用。エンジンはTNGAの高速燃焼システムに加え、LEXUS初のセンター噴射直噴システムやターボと触媒の近接配置等により、年々厳しくなる世界各地の排気・燃費規制への対応を図りつつ、カーボンニュートラルを意識した取り組みを実施。トランスミッションは、低回転から高トルクを発生できる過給エンジンの特長に合わせて最適化した、新開発のシフト制御技術によって、ドライバーの意図に忠実な加減速、気持ち良いシフトスケジュールを実現。また、電子制御フルタイムAWDは、前後駆動力配分を75:25から50:50までシーンに応じて常時可変、高い接地感とリニアなステアリングフィールを独自の技術で両立しています。

 続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ