クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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LED

街灯がLEDになったから、住宅街もハイビームが吉?

このところ、自動車のヘッドライトはハイビームを基本とすべし、という法的には本則といえる使用方法をあらためて喚起する機会が増えているよう。もっとも先日、というエントリをあげたように、もはやBセグメントでもハイビームを基本としておけば、自動的に対向車や先行車が眩しくないような配光パターンとする時代ですから、ロービームにこだわる必要もないのでありましょう。

ところで、あらためてハイビームを多用すべしと思うのは、節電化の流れで街灯の多くがLEDとなっているから。それまでの蛍光灯に比べて、ピンポイントで照らす傾向のあるLEDは、意外に街灯が照らせていない領域が広くなっているように感じるのです。そのため対向車がいない状況ではできるだけハイビームにした方が歩行者を認識しやすいと感じる次第。

とくに、10月も後半となって秋も深まってくると、暗めの服装とする人が増えてくるので尚更であります、ハイ。

アダプティブヘッドライトとミリ波レーダーによる検知機能が普及すると、この手の話をする必要もなくなるのでありましょうが……。
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 画像はイメージ、雨の夜道です(汗)

精進します。
   







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ミラーレス車のCMSに対する試験サービス。見やすさと反応速度のバランスは?

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画像はイメージです(笑) というわけで、日本国内でもバックミラーレス車が解禁。保安基準でいうところのCMS(カメラモニタリングシステム)を量産車に採用することが認められるようになったわけです。それ自体に賛否があるのは、この手の新システム導入時にはつきものといえる現象。1980年代にドアミラーが解禁されたときにもフェンダーミラーの優位性を主張してドアミラーは一部の採用にとどまるといった見方があったわけですが、結果は……。今回の解禁については、すぐに変化は現れないでしょうが、どうなりますでしょうか。

ところで、新しい技術が保安基準として認められたということは、試験・認証についてもニーズが生まれるというわけでありまして。ドイツに本社を置く第三者検査機関であるテュフ ラインランド社の日本法人より以下の発表あり。

ところで、CMSについて現時点で気になっているのは、LED光源のチラツキ問題。ヘッドライトをはじめとしたLED光源、人間の目で見ている限りは常時点灯に見えますが、基本的にはパルスで点いているためカメラとモニターを介するとチラチラと見えることになるやも? さすがに見づらくはならないように設定してくるとは思うのですが、世の中にLED光源が拡大していく中で、看板や店舗の照明なども含めてフッリカー現象的な問題が出てくる可能性は否定できないところ。認証・試験において、そうした要素がどこまでチェックされるのかは未確認ですが、表示部分の制御なりでマイルドにすることを期待なのであります、エエ。


精進します。
  







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夜のテールレンズが示すミライ感

夜、スモールライトを点けた状態でクルマを見たときに、リアコンビネーションランプの雰囲気が昼間と違って見えることありませんか? いや、イメージはそのままでも、よりミライ感が強調されることが昨今増えているような気がしております。おそらく、いや確実に、それはLEDランプになっているからなのでしょう。

というわけで、そもそもミライ感のあるスタイリングのインサイト(ZE2)は、昼間のイメージそのままに、若干チープながらもミライを強調しているように思っていたのです。

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ですが、こちらのテールランプを見ると、インサイトのミライ感は吹き飛び、むしろ古く見えてしまいます。

画像1


ザ・ビートルカブリオレ、スタイリングはヘリテージ系なはずなのに、夜の後ろ姿はコンセプトカーさながら。昼間と夜で、これほどイメージを変えていたとは。


まさしく「恐ろしい子」と言わざるを得ないのでありました。
 
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