クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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LEAF

最後の走行は9.2km/kWh! 日産リーフ、3年半の電費を振り返る

初代・後期型のリーフに乗った期間は2018年4月~2021年10月。記録に残る月間電費を一挙公開

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自動車コラムニスト・山本晋也として、電気自動車のあるカーライフを体験してみようという狙いで初代の日産リーフを購入したのは2018年4月。

リーフのオーナーになると日産のサービスにより、月間平均電費のデータがオンラインで確認できるようになります。クルマを手放すとサービスから退会するのでオンラインで確認できなくなりますが、サービスが利用できるようになった2018年6月からリーフを手放した2021年10月までの月間電費を記録しておきましたので、振り返りということで公開させていただきます。



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電気自動車は買い物の交通費が実質タダになることもある

駐車場に設置された無料の普通充電。60分の利用で、およそ25km走行分の充電ができる

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電動化時代に向けたインフラ整備として、大規模なショッピングセンターなどでは駐車場に電気自動車用の充電器が設置されているケースも増えています。

といっても、その充電器のほとんどは普通充電であって、その出力は3kW級。大容量のバッテリーを積んでいる電気自動車をフル充電するには一晩以上かかるようなスペックの充電器では、まさに雀の涙くらいしか充電できないと思ってしまうかもしれませんが、視点を変えればこれでも十分なサービスといえます。


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日本初!EV充電器を公道に設置する実証実験がハジまったので使ってみた

一台の充電器で同時に2台を充電可能な急速充電器を設置。充電能力はMAX 90kWと最強クラス

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こちらの画像、けっして夏らしい青い空を撮ったものではありません。日本初の公道での急速充電をしている様子を撮影したものです。

そうです、横浜市が日本で初めて公道にEV/PHV用のCHAdeMO急速充電器を設置するという実証実験を開始していることをご存知でしょうか(リンク先はpdf)。

先日、発売されたMOTOR FAN illustrated  Vol.178のほうでも軽くレポートしているのですが、県道の歩道部分に急速充電器を設置、バス停のように凹ませたスペースをEV/PHVの専用駐車スペースとして充電のみ駐車が可能なようにしているというもの。設置されているのは最大90kW、2台同時使用時には各56kWのパワーで充電できるという最新モデルの2プラグタイプの急速充電器でありました。



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登録から5年弱でオドメーターは2万km、そしてバッテリーがセグ欠けした

5年経ってもパワートレイン、駆動系のガタを感じないのは電気自動車ならではだが……

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愛車リーフのオドメーターが20000kmに到達しました。登録から丸5年、二度目の車検を迎えるタイミングでの、この走行距離はけっして多くはないでしょうが、ほぼ街乗り専用カーとしては順当といったところでしょうか。

余談ですが、5~10km程度の近距離利用であっても、いろいろな意味(暖機が済む前にエンジンを切るので傷むなあと感じることも含む)でストレスが少ないのも電気自動車のメリットで、そこを期待しての導入でありますから短距離ユースメインで距離が伸びないのは織り込み済みであります。

ちなみに、愛車を型式でいうと「AZE0型」。初代リーフの中後期型にあたるモデルでカメラを用いたAEB(衝突被害軽減ブレーキ)が備わっているのも選んだポイント。バッテリー総電力量30kWhのリチウムイオン電池を床下に積んで、新車当時の一充電航続距離はJC08モードで280kmとなっておりました。






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日産の電気自動車「リーフ」に新グレード”アーバンクロム”誕生で62kWh仕様が欲しくなる!

バッテリー総電力量40kWhの価格は411万8400円、同仕様で62kWhは471万200円。価格差が縮まって感じるのは気のせいじゃない?

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日本の電気自動車を代表するモデル、日産リーフが仕様向上と新グレード「アーバンクロム」を発表。

仕様変更の内容は、まずは『新ブランドロゴへ刷新』がポイントでしょうか。あのちょっと細身のロゴに変わったのですが、ベース部分がしっかりとしているのでそこまで大きな変化には感じないかもしれません。

そして、エクステリア系ではボディカラーに新色「バーガンディー/スーパーブラック」と「暁-アカツキ-サンライズカッパー/スーパーブラック」という2種類の2トーンの追加もニュース。フロントグリルのVモーション部分もブラックに変更されております。

機能面では、プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコンや、高性能フィルター(花粉・におい・アレルゲン対応タイプ)、抗菌仕様シートや抗菌仕様ステアリングなどを一部のグレードに標準装備しているのは時代に合わせた進化といえましょうか。もっとも抗菌であって、抗ウイルスではないので悪しからず。


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プジョーの電気自動車「e-208」をワインディング試乗。リーフオーナーが羨ましいと感じたポイントは?

本気で欲しくなるコスパ最高の電気自動車。リアルワールドで満充電300kmは間違いない実用性が魅力





メーカー希望小売価格は3,899,000円~4,260,000円の電気自動車がプジョーe-208。前々から気になる一台でしたが、たまたま機会あってワインディングで試乗することができました。

e-208の簡単なスペックを並べると、以下の通り。
全長:4095mm
全幅:1745mm
全高:1465mm
ホイールベース:2540mm
車両重量:1490~1510kg
モーター形式:交流同期電動機
定格出力:57kW
最高出力:100kW
最大トルク:260Nm
バッテリー総電力量:50kWh
一充電航続距離:403km(JC08モード)

価格帯でいうと、現行・日産リーフ(40kWh)のXグレードからNISMOまでの範囲に収まるもので、それでいてリーフよりもバッテリー総電力量が大きいというのは、輸入車としてのブランド価値を抜きにしてもコスパに優れた電気自動車という印象だったのですが、冒頭に貼った試乗動画でも話しているように、個人的に所有している初代リーフ(30kWh)と比べると後席の広さを除いたあらゆる点においてe-208が上回っていると実感できるもの。

現行リーフが可能としているワンペダルドライブはできませんが、少なくともオーソドックスな走らせかたでワインディングを楽しむというシーンにおいていえば、そこはさほど問題にならないでしょうし、むしろブレーキを踏んでメリハリをつけたほうが208のハンドリングを活かすにはプラスであろうとも思うところで、「買って損なし」の電気自動車という思いを強くしたのでありました。


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