評価者としては失格かもしれませんが、作動がわからないことを評価すべき電子デバイスだと思う



2021年12月のマイナーチェンジで採用された「KPC」こと、KINEMATIC POSTURE CONTROL(キネマティック・ポスチャー・コントロール)の効果を首都高のジャンクションにて確認してみたという動画がこちら。

KPCを簡単に説明すると、0.3G以上での旋回時にイン側の後輪ブレーキをわずかに作動させることで、サスペンションのアンチリフト効果を利用して車体の浮き上がりを抑えるという機能。

少し専門的にいうと摩擦円の大きさを変えるほどのベクタリング効果を発生させるわけではないので、Z軸まわりの力、いわゆるヨーを生んで曲がりやすくするわけではなく、あくまでもインリフトを抑えて気持ちのいい車体姿勢を実現するというのが、このKPCの狙いといったところでしょうか。


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