クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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JATO

プジョー208が欧州の新車販売でトップに! 電動化比率に注目!!

2021年2月、欧州新車販売ランキングにおいてPeugeot208と2008がワンツーを達成。電気自動車バージョンの存在が上位進出のカギか?

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先日、コラム記事でも紹介したようにJATOダイナミクスの調査によると2021年2月の欧州新車販売において、プジョー208が1位になったそうで。さらに2位には同社の2008が続き、プジョー絶好調といった具合。はたして、その背景にあるのは……。

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欧州でのEV比率は約25%! 世界は電気に進んでいる【ソース紹介】

2050年にカーボンニュートラルを目指すならば、ゼロエミッション車の生産能力を考えて100%電動化を達成すべきタイミングから逆算する必要がある

 

CO2排出量削減のためにモビリティの電動化を進めるというのは、その評価は別として世界的なコンセンサスになっていると感じるわけですが、一方でモビリティのフル電動化には電力供給能力をどうするのかという課題もあり。

そうした指摘からCO2排出量への対応だけでいえば現時点ではガソリンハイブリッドがベストソリューションと判断すべしというのは日本の自動車メディアは主流になっていると感じるわけですが、それとは別に考えないといけないのは、フル電動化するとして、何台のZEV(ゼロエミッションビークル)が必要で、その供給能力は年間何台規模なのかということ。

仮に8000万台の車両が必要だとして、年間の製造能力が500万台程度だとすれば、フル電動化が必須の15~16年前には市販車が100%電動化している必要があるという風に考えられるのでは? というのが、このモトブログ風の考察動画において自分が指摘しているポイントのひとつ。

すでに欧州はそうしたフェイズに入っているのに対して、日本はまだまだZEVをキワモノとして捉えているのは時代に取り残されてしまうのでは、と心配になるということも指摘させていただいております。




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