クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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IONIQ5

スバル・ソルテラとヒョンデ・アイオニック5を比べてみる

ボディサイズは近しい2台。2WDと4WDを設定するのも共通だが、ソルテラはFWDベース、アイオニック5はRWDベースと完全に異なる

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 SUBARU SOLTERRA

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 HYUNDAI IONIQ5

欧州では新車販売の5台に1台は電気自動車になっているというイメージで、クルマの電動化がいっそう加速しているというのが世界の潮流。そんなこともあってか、仕事・取材でも電気自動車に乗る機会が増えております。直近でいえば2月にはヒョンデ・アイオニック5とスバル・ソルテラという国内外の、しかしSUVスタイルの電気自動車に試乗する機会があったのでした。

当たり前の話ですが、いずれも実績ある量産メーカーの作ですから、電気自動車だからと構えなくともナチュラルに運転できるのは当然です。よりナチュラルというかエンジン車から乗り換えても自然なのはソルテラ、電気自動車らしい未来感をハンドリングで表現しているのはアイオニック5という違いはありますが……。いずれにしても、見た目もコンセプトも似ている部分がある2台。その主要スペックを比較してみようというのが当エントリの主旨となります。試乗記についてはWEBメディアに掲載されている以下リンク先のコラムなどもご覧ください。





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ヒョンデが導入する「IONIQ5」はコスパ抜群の電気自動車だった

メーカー希望小売価格は479万円~589万円。後輪駆動を基本とした電気自動車


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2022年2月8日、現代自動車(ヒョンデ)が日本での乗用車販売を再開することを発表しました。そのラインナップは、燃料電池車のNEXO(ネッソ)と電気自動車のIONIQ5(アイオニックファイブ)。完全にゼロエミッションのブランドとして新たなマーケティングを進めていくといったところでしょうか。

そして、この2台で販売のメインとなるのは電気自動車IONIQ5でありましょう。

 

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ヒョンデのBEVが採用するインフィニオンの800V対応パワー半導体とは?

最大1200Vのブロック電圧を持つインフィニオンのSiCパワー半導体が現代自動車のBEVに採用されたと発表される

HybridPACK Drive CoolSiC

パワー半導体のトップメーカー、インフィニオンテクノロジーズが、電動車両のインバーター(パワーコントロールユニット)に欠かせないパワー半導体の新製品「HybridPACK™ Drive CoolSiC™ MOSFET」をローンチしたとの発表がありました。

そのアピールポイント引用すれば以下の通り。

電気自動車 (EV) のトラクション インバータ向けに最適化された 1200V のブロック電圧を持つフルブリッジ モジュールです。このパワーモジュールは、高電力密度および高性能アプリケーション向けの車載用 CoolSiC トレンチ MOSFET 技術をベースにしています。これにより、特に 800V のバッテリーシステムや大容量のバッテリーを搭載した車両において、より長い航続距離を可能にするインバータの高効率化とバッテリーコストの低減を実現します。

この新しいパワー半導体により、インバーター単体でのエネルギー消費量を69%も軽減することができ、800Vシステムで考えると従来のユニットと比較してシステム全体として7.6%も消費電力を減らせるのだとか。つまり、同じ航続距離をターゲットにするのであれば、それだけバッテリー搭載量を減らせるということになり車両全体としてのコストダウンにつながるというのが注目ポイント。

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