クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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IMSA

キャデラック・レーシングがル・マン24時間耐久の総合優勝を目指す

2023年から第4世代キャデラックVシリーズ・プロトタイプで、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権とフランス西部自動車クラブのLMDhカテゴリーに参戦することを発表

Cadillac-Racing-LMDh

2021年のル・マン24時間耐久レースは、TOYOTA GAZOO Racingの4連覇、そして7号車の初優勝という結果に終わったわけですが、そんなトヨタに強力なライバル誕生……かもしれません。

なんとGM(ゼネラルモーターズ)のプレミアムブランドであるキャデラックが、2023年のIMSAとル・マン参戦を発表。ル・マン総合優勝を目指して、新型ル・マン・デイトナのハイブリッドマシン「キャデラックLMDh-V.R」を開発するというのです。

ロレックス・デイトナ24時間レースの4連覇を果たしているというキャデラック・レーシングが、TOYOTA GAZOO Racingのチャレンジャーとして名乗りをあげたというわけです。

パートナーとして発表されたのは、チップ・ガナッシ・レーシングとアクション・エクスプレス・レーシング(AXR)。LMDhの共通シャシーはダラーラによって制作されるとアナウンスされております。



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2017年のポルシェ911 RSR、アイデンティティを失う?

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ポルシェ911といえばRR(リアエンジン)レイアウトが絶対条件といえるほど欠かせないアイデンティティだと思っておりましたが、いよいよ背に腹は代えられないのでしょうか。

2017年のWEC(世界耐久選手権)や北米で開催されるIMSAシリーズに参戦、いや勝つために生み出された新型911 RSRは、911という名前がついていながら、ついに『リアアクスル前部に最新式水平対向6気筒エンジンを搭載』するマシンへと進化しています。つまり、ミッドシップ・レイアウトになったというわけ。

その結果がどうなるかは神のみぞ知るでありますが、ブランディングまで考えると「試合に勝って勝負に負けた」となってしまいかねないリスクを背負っているのでは? と思ったりするのでありました(汗)

もっとも、911の名前を冠したレーシングカーではかつて「911 GT1」というミッドシップマシンもありましたし、エンジンは自然吸気の水平対向6気筒でありますから、十分にアイデンティティは守られているといえるのかもしれませんけれども……。

精進します。



   







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