クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

Honda_e

ホンダのBEV「Honda e」の価格が判明。標準車でリーフNISMOより高い!

BEVとして買うのではなく、可愛いパートナーとして選ばれることで売れるイメージか?

すでにティザー的にほとんどの情報がわかっていたホンダの電気自動車(BEV)専用モデル「Honda e」のメーカー希望小売価格と発売日が公表されました。発売日は2020年10月30日。価格は消費税込みで、標準車が451万円、装備の充実したAdvanceグレードでは495万円。

2020-08-27 (2)

カメラモニタリングシステム(CMS)を標準装備するなどした、その未来的なルックス。CMS用ディスプレイを含めて5つのモニターがずらっと並んだインパネなど2020年に登場するBEVにふさわしい雰囲気を持っていますし、「OK Honda」と呼びかけて起動させるクラウドAIを利用したパーソナルアシスタント機能などもそうした未来的魅力を高めております。

とはいえ、とはいえBEVの機能(航続距離や最高出力など)としてみると割高感はいなめず。しかも航続距離が短めなことでCEV補助金も満額の42万円がもらえず、Advanceグレードでは計算上は168,000円でしかないというのは、BEVマニアが買う商品企画ではないなと感じるところ。

補助金の計算方法はこちらを参照ください↓






続きを読む

ホンダの電気自動車Honda e。ガラス製充電リッドにさりげなく存在しているものとは?

間接照明的に透過させる窓部分に車両シルエットのアイコンが存在していた!

IMG_2858

先日、メディア向けに静的確認のイベントが催されたホンダの電気自動車「Honda e」。正式発表前ですし、大筋を紹介すべきタイミングであって、ディテールに注目するのは気が早い気もしますが、それでも紹介しておきたいのがこれ。手の映り込みがうるさい画像で恐縮ですが、フロントフード部分に置かれた充電リッドのクローズアップであります。

遠目には黒く見える充電リッドは、じつはガラス製。使いやすさを考えた配置としているだけでなく、状況によっては内部の照明が透過して見えるという表現をすることで、電気自動車らしいアイコンとしてデザイン上のアクセントとしているのもポイント。その窓部分をよーく見ると、さりげなくHonda eを真横から見たシルエットが隠されているのでした。


続きを読む

JC08モード航続距離308kmのHonda e、CEV補助金を試算してみる

CEV補助金の計算方法は「走行可能距離1kmごとに2000円×(一充電走行距離-200)」で導かれる

4200731b_002H

ホンダのEV専用モデル「Honda e」の詳細があきらかになってきております。EVというと気になるのが一充電での航続可能距離だったりするわけですが、昨日のエントリでも紹介したようにHonda e標準車の一充電走行距離はWLTCモードで283km、JC08モードで308km。そして、なぜいまどきJC08モードでの計測が必要なのかといえば、それはCEV(クリーンエネルギー自動車)補助金に深く関係してくるからなのでした。



こちらのリンク先にもあるように、3ナンバーのEVにおける補助金の計算式は次の通り。

img05

ここで用いられる一充電走行距離がJC08モードでの計測データによる、というルールになっているので、日本でEVを売るにはJC08モードが重要になってくるのであります。ただし上限は40万円と決まっておりますので、航続可能距離を伸ばしたからといって青天井で補助金が増えていくということはありませんので、あしからず。

さらに給電機能を装備しているクルマにおいては上限金額にかかわらず2万円を増額するというルールになっております。


続きを読む

電気自動車の電費をエンジン車の感覚で考えてはいけないことについて

EVが苦手なのは高速の連続巡行。街乗りであればWLTCモードをクリアするのはけっして難しくない



ホンダからEV専用モデル「Honda e」が登場間近。以前のエントリでお伝えしたようにティザーサイトもスタートしていますし、メディア向けの情報公開も始まり、記事の公開も始まっています。





というわけで、自身としてもYouTubeのほうで速報的な情報発信をしてみたのですが、いただいたコメントをみるとカタログ燃費ならぬカタログ電費と実際の乖離について誤解があるような気がするのでした。多くのエンジン車というのは高速道路を巡行しているときがもっとも燃費に有利なシチュエーションで、カタログ値を超えるとすればそうした走り方になるのですが、電気自動車の電費に有利なシチュエーションというのはまったく違うのであります。




続きを読む

リア駆動のBEV専用モデル「Honda e」の発売が着々と近づいた

サイドカメラミラーシステム前提のワイドビジョンインパネが新しすぎる、ホンダの電気自動車「e」が間もなく日本でローンチということでティザーサイトがスタート

1595911860816

2019年の東京モーターショーでも展示されたホンダの電気自動車(BEV)専用モデル「Honda e」。そのローンチがいよいよ間近に迫ってきたようで、ついにティザーサイトがオープンしております。公開日である7/31時点ではスペック関連の情報はほとんどなく、いわゆるミラーレスといわれる「サイドカメラミラーシステム」や、そのモニター配置を前提に一面がディスプレイとなった「ワイドビジョンインパネ」の公式画像が目立つくらいですが、徐々に情報が豊富になってくるのがティザーサイトというものですから今後に期待! といったところでしょうか。


 続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ