クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ホンダの電気自動車Honda eが持つスポーツ潜在能力に、あのスポーツモデルへの期待大

2017年の東京モーターショーで展示されたホンダのEVスポーツコンセプト。EV専用プラットフォームの走り味からすると気持ちいいこと間違いなし!

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10月初めに、はじめて運転することができたホンダの電気自動車Honda e。「街なかベスト」を目指し、後輪駆動の専用プラットフォームを生み出しことは知っていましたし、そこに込めた思いも聞いていましたので、小回り性能や見切りの良さといった部分は想像していましたし、実際に運転してみても想像通りだったのですが、想像以上というか想定外というか、驚いたのは中高速でのコーナリングの気持ちよさ。

バッテリーを床下に積んでいるというBEVならではのアドバンテージを除いても、この気持ちよく曲がれるハンドリングは新しいプラットフォームをベースにしたシャシーセッティングの成果といえ、同時に「あのコンセプトカー実現への期待」も高まっていくのでした。

それが2017年の東京モーターショーに出展されたホンダスポーツEVコンセプト(Honda Sports EV Concept )。Honda eとプラットフォームを共有する、おそらく2シータースポーツのコンセプトは、どこかトヨタ2000GTオマージュなスタイリングでありますが、ホンダの提案する未来のスポーツカー。Honda eのプラットフォームが持つポテンシャルを、さらにスポーツ寄りに全振りすると考えると、その気持ちよい走りは容易に想像できるところで、登場を切に願いたいモードに入ってしまうのでありました。







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総額500万円で買う、いまのホンダを象徴する両極端な2台~CIVIC TYPE R VS. Honda e~

ホンダらしさ満開の「FF最速」と「街なかベスト」。どちらも500万円の予算が必要?

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以前のエントリでもお伝えしたように、新型コロナウィルスの影響で発売延期となっていたシビック・タイプRが発売開始。FF最速をホームコースの鈴鹿サーキットで証明したシビックが正式発表されております。すでに完売している200台限定のリミテッドエディションは置いておくとして、カタログモデルのメーカー希望小売価格は4,752,000円。いまの日本市場では高すぎるという声もありましょうが、尖がったメーカーチューンのモデルと考えれば妥当な価格かもしれません。
ところで、この価格帯のホンダ車といえば先日試乗レポートをお伝えしたばかりの電気自動車(BEV)「Honda e」。標準車で451万円、Advanceグレードで495万円ですから、予算感だけでいえばシビック・タイプRと迷うことになりそうな予感も。

趣味性からいって真逆に思える2台ですが、「FF最速」とか「街なかベスト」とか一点集中的なコンセプトで作ったホンダ車には、どこか共通するテイストがあるのも事実。そして、ハンドリングの気持ちよさという点では共通性があるかもしれないと思ったりするのでもあります、ハイ。







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幅3.5mの道が広く感じるHonda e、驚異の小回り性能を360度動画でどーぞ

壁ギリギリを狙える車両感覚のつかみやすいボディ。カメラミラーシステムは内輪差を予想するのに無問題。なによりギンギンに切れるフロントタイヤは最高のエクスペリエンス!

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ホンダの電気自動車Honda eに試乗してから、もう一週間経ちましたが、まったく新しいクルマの基準を示すかのような走りのエクスペリエンスはいまだ印象深く、心に残っております。とくに小回り性能についてはスペックから、とんでもない性能を持っていることは理解していたのですが、実際に体験してしまうと想像以上。単にフロントタイヤの切れ角が大きいというのではなく、ボディ四隅までの車両感覚は掴みやすく、はじめての狭い道でも自信をもって走れるといった具合。さらにリアタイヤの位置までしっかり把握できるカメラミラーシステムは、それ自体の張り出しがないこともあって、壁ギリギリを攻めるにも容易というメリットがあるのでした。もっとも、本当に壁ギリを狙うのであれば、ボディをこすってしまう前に、ヒューズ的に当たってしまう突起物があったほうが安心かもしれませんけれども…。





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リーフで鍛えたアクセルワークでJC08モードは達成。ドライビングをインカー映像でご確認ください

流れにダラダラと乗るのではなく加減速のメリハリを意識することがBEVの電費を稼ぐコツ

先日、ホンダの電気自動車(BEV)のニューモデル「Honda e」の公道初試乗においてJC08モードを超える電費を達成したという報告エントリをあげておりますが、その際にどのような運転をしていたのかを動画でお伝えしましょう。



とにもかくにも、Advanceグレードで7.4km/kWhというJC08モードとほぼ同レベルの実電費を出したときのインカー映像がこちら。流れをリードするわけでもなく、そして抜こうとするクルマには先を譲り、しかし流れには適度に乗って走っているのがお分かりいただけますでしょうか。






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【新車試乗】CBR1000RR-Rに乗ってHonda eに逢いにいく。気になる電費をガチチェック

2020年「レッド・ドット:プロダクトデザイン賞」の2台が並んだのは初めてかも!?

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2020年10月2日、横浜で開催されているHonda eのメディア向け試乗会に、愛機CBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)に跨って向かった。天気もよかったし、なにより少しでも距離を稼ぎたいという気持ちがあったから。でも、この2ショットを撮ろうという気持ちは、正直いって微塵もなかった。

そう、ホンダの電気自動車「Honda e」とリッター級スーパースポーツ「CBR1000RR-R FIREBLADE」には共通点がある。それは、ともに2020年の「レッド・ドット・デザイン賞」のプロダクトデザイン賞を受賞しているということだ。


正直なところ、現場でホンダのスタッフに指摘されるまで気付いていない共通点だったが、せっかくということで撮影したのが冒頭に貼り付けた2ショット。ホンダの広報部によるとメーカー公式としても、この2ショットは撮影したことがないというから、ある意味で貴重なワンカットといえるかもしれない。

それはそれとして、この2台は走り味でもけっこう似ているところがあった。それはシームレスなトルクの出方。CBR1000RR-Rのほうはギア比が高めということもあって低速域でのトルク感は薄いのも事実だが、発進してしまえば1速だろうが4速だろうが同じように加速していく感覚がある。その不思議なトルク感はモーターのポテンシャルを抑え気味にしたHonda eの加速感とどこか通じるものを感じたのだ。
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Honda e、完全新設計のリア駆動シャシーについて記事を書いています

「街なかベスト」のために生まれた専用プラットフォーム。贅沢すぎるシティコミューター的BEVに価格以外の文句なし

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初期受注が好調すぎて、受注が一時停止状態になっているというホンダの電気自動車Honda e。その、どこか懐かしいスタイリングとは反対に、中身は攻めに攻めたメカニズムのBEVとなっているギャップも魅力といえましょうか。

そんなHonda eについて9月中旬に発売された2つの紙媒体に記事を寄稿しております。





そして、この2冊については自分なりの深掘りというか追加情報を動画でも公開しております。





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