クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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Honda

ホンダが、新世代プレリュードを発表。トヨタ似と話題?

フロントマスクはプリウスを思わせるともっぱらのウワサ

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東京モーターショーあらためジャパンモビリティショーが始まりました。

名前は変わってもショーの華といえば、夢にあふれたコンセプトカーなのは変わりません。

とくにリアリティのあるモデルは注目度も高く、ホンダがサプライズで公開した「プレリュード・コンセプト」も、そうした話題を集めるコンセプトカーのひとつ。

プレリュードといえば、1980年代に一世を風靡したデートカーであり、スポーティとは異なる若者向けモデルとして独自の価値観を表現していた伝説の名前。それが令和の時代に復活するとなれば、ニュースバリューは十分にあるわけです。


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進化したN-BOXはファミリーカーのベンチマーク。非電動でも燃費はまずまず

初乗りの街乗り燃費は、NAエンジン車が18.8km/L、ターボエンジン車は16.0km/L

日本一売れている軽自動車にして、日本一売れている乗用車でもあるホンダN-BOXが3代目へとフルモデルチェンジ。スタイリングはキープコンセプト、メカニズムはキャリーオーバーという手堅いモデルチェンジに、口の悪いクルマ好きからは「代わり映えがしない、ビッグマイナーチェンジに過ぎない」という評価もあるようです。

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しかしながら、試乗した印象は「今まで以上に、登録車の存在意義をなくしてしまう」というもの。少なくとも試乗コースとなった横浜みなとみらい地区の市街地を流れにのって走っている限りにおいては、軽自動車という雰囲気はゼロ。むしろ凡百なコンパクトカーよりもよほど乗り味は上級で、国産ファミリーカーのベンチマークといえそうなほど。メカニズム的にはビッグマイナーチェンジかもしれませんが、だからこそ純エンジン車として熟成を重ねた完成形がここにある、といえるかもしれません。

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ホンダの電動・軽商用車「N-VAN e:」は最大積載量300kg

2024年春発売、ホンダの軽商用EVがティザーサイトをオープン

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前々からホンダが軽商用EVを出すということは経営計画として明言されていたわけですが、その第一弾となる「N-VAN e:」のティザーサイトが公開され、様々な情報が明らかになっております。

個人的に注目すべき情報を整理すると以下の3点でしょうか。

一充電航続距離の目標:210km以上
最大積載量:300kg(エンジン仕様のN-VANは350kg)
一般向け含む3グレード構成




グレード構成については、オンライン専売のタンデム2シーター仕様「L2」と業務向けの「L4」、そしてレジャーユースを意識したと思われる「FUN」という3グレード。L2とL4は普通充電のみ対応で、急速充電はオプションとなっているのはコストダウンに見えるかもしれませんが、充電コストを考えるとビジネスユースでは普通充電一択なのは言うまでもなく、万が一の急速充電に対応するために車両コストを上げるというのも”あり得ない”という賢明な判断をしたのであろうと思われます。続きを読む

スーツケースに入りそうなホンダ・モトコンパクトは15万円

モトコンポにインスパイアされた電動モビリティ「モトコンパクト」誕生。北米では995ドルのバーゲンプライス

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2023年9月14日、ホンダがアメリカで「モトコンパクト」なる新型の電動スクーターを発表。名前の通り、コンパクトに折りたたむことのできるスクーターという点においては、1980年代の名車「モトコンポ」の現代版といえる新製品であります。

しかもコンセプトモデルではありません。11月より北米のホンダディーラーにて995ドルからのお値段で販売するという、新製品なのでありました。日本円にすると、およそ15万円という価格感で、これなら欲しい! というファンは少なくないのでは?

詳細はアメリカで発表されたプレスリリースをご覧いただければと思います。



小生がコーフン気味に書いたコラムでは、北米での表記を一部SI単位に換算しておりますので、こちらもお目通しいただければ幸いです。





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ホンダの電動スクーターはカタログ以上の航続距離かも!?

バッテリー交換型なので、そもそも電費は気にならないメカニズムかもだが……

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いろいろ意見や見解はあるでしょうが、モビリティの電動化というのは世界的トレンドであって、もはや抵抗の余地なしといったところ。とくに欧州での四輪のBEVシフトは鮮明なのは知られているところでしょう。

当然、二輪においても電動化は必須。そんなこんなで二輪シェアトップのホンダが欧州や日本で販売する原付一種クラスの電動スクーター「EM1 e:」を公道試乗する機会に恵まれたのでした。

試乗記についてはリンク先の記事をご覧いただくとして、自分の第一印象は「カタログスペックの期待値以上に満充電からの航続距離はありそう」というものでありました。

「いやいや、ホンダEM1e:はモバイルパワーパックe:という交換型バッテリーを使っているので電欠したらバッテリーを交換すればいいから航続距離なんて気にしなくていいでしょう」という声もあるかもしれませんが、さすがに交換型バッテリーを担いでツーリングに行くのは非現実的ですから、行動半径に影響するリアルな一充電航続距離は重要なのでは? と思うわけです。

 





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徹底したキープコンセプトながら箱→樽→台へ進化する第三世代N-BOX

新型N-BOXは単なるキープコンセプトじゃない。フォルムの変化は後ろ姿でわかる!

いまさらながら、新型N-BOXについての感想をお伝えします。

すでに多くのレポートがあがっておりますので、ご存じのように「日本でもっとも売れているクルマ」ことホンダの軽自動車N-BOXが今秋のフルモデルチェンジを前に、そのスタイリングやコンセプトを公開。

グランドコンセプトは『HAPPY Rhythm BOX』、”わたしも、家族も、日本も、ハッピーになれる”新型車を目指しているというのは、クルマから日本を元気にしようという意思が感じられるもので、その心意気やよし! といったところでしょうか。

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個人的に注目しているのは、とても丁寧に作り込まれた光を発するテールレンズと、その形状が生み出すフォルムのイメージ。振り返れば、初代のテールレンズはスクエアを強調したもので、車名の通りに箱型であることを強調していました。そして2代目ではテールレンズ部分をボディから張り出すように見せることで樽型でワイドな雰囲気を演出しておりました。新しい3代目N-BOXのテールレンズはスーッと上に伸びた意匠かつ、スタンスを効かせた形状のバンパーと合わせて、いわゆる末広がりを強調した台形のフォルムとして、安定感を表現するといった風に進化。キープコンセプトといっても並べてみると、目指している姿が異なっていると感じられるのでは?

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こうした印象を含めて、新型N-BOXについてのコラムも多数寄稿させていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。









なお、いずれのコラムもサムネ画像は標準系N-BOXが使われていますが、ホンダによると直近での販売比率は標準系:カスタム系=4:6となっているそうで、高価なカスタムのほうが売れているとのこと。新型N-BOXの開発では、ニッポンのファーストカーという目標もあったようですが、なるほどセカンドカーという括りから飛び出しているのがN-BOXのポジショニングなのかもしれません。





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