クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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Gathers

ホンダのLサイズミニバン「オデッセイ」がマイナーチェンジ。サイドリフトアップシート車は3,634,000円

今回のマイナーチェンジでアブソルートに一本化されたオデッセイ。リフトアップシート仕様は非課税でお買い得?

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2020年11月5日、ホンダ・オデッセイがマイナーチェンジを発表、11月6日より発売開始となっております。さっそく新しくなったオデッセイを見てきたのですが、ここで注目したいのは福祉車両であるサイドリフトアップシート仕様。

リフトアップシートのシステム自体は従来からあるものですが、マイナーチェンジによってアブソルート仕様に一本化されたのに合わせて福祉車両もスポーティなアブソルートとなっているのは大きな変更点(従来は素のグレードがベースでした)。

ただし、e:HEVと呼ばれるハイブリッド仕様には設定されず、リフトアップシート仕様が選べるのは2.4リッターガソリンエンジン車のみとなっているのはe:HEVのスムースさや燃費を考えると、ちょっと残念ポイントかもしれません……。

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リアワイドカメラの 映像から危険を検知するホンダアクセスのオプション機能

ホンダアクセス「ギャザズ」ナビに対応した『リアカメラ de あんしんプラス』はリアカメラの映像を利用した安全支援機能
●車線キープサポート
29_リアカメラdeあんしん2_車線キープサポート
●後方死角サポート
31_リアカメラdeあんしん2_後方死角サポート
●後退出庫サポート
30_リアカメラdeあんしん2_後退出庫サポート
●後退駐車サポート ※リアカメラ de あんしんプラス2 (ダブルビュー)だけの機能
28_リアカメラdeあんしん2_後退駐車サポート

と、まずは画像を並べてみたのは、ホンダのディーラーオプションであるGathersナビゲーションのオプションとして設定される『リアカメラ de あんしんプラス』(1万8360円)、『リアカメラ de あんしんプラス2 (ダブルビュー)』(2万1600円)の機能を説明する画像。

メーカーの説明によれば、”車線変更するときや駐車場をバックで出るとき、車線をはみ出しそうになったときなど、リアワイドカメラの映像から危険を検知。走行中のさまざまな危険回避をサポート”する機能であります。

ふらつき防止(車線逸脱警報)やななめ後方の接近車両に対するワーニング(ホンダ風にいうとブラインドスポットインフォメーション)というのは、フロントカメラやリアのミリ波レーダーによって行なうというイメージもありますが、リアカメラの映像を利用して常時監視することで、そうした機能を実装しようというオプションといえるでしょうか。まあ、ホンダセンシングが装備されていれば「路外逸脱抑制機能」が付いているので、前者の機能は不要といえるかもしれませんが、ブラインドスポットインフォメーションは装備されるモデルが限られる(オデッセイ レジェンド)ので、その代替機能となる「後方死角サポート」はありがたい機能といえそう。同じく、通常はミリ波レーダーを用いる「後退出庫サポート」もカメラを利用して実装したのは安全面で有効になりそう。はたして、広角カメラの画像を用いた機能がミリ波レーダーのそれ(ホンダ車でいうとステップ ワゴン ジェイド オデッセイ レジェンドに搭載)とどの程度の違いがあるのかは気になるところであります。

ちなみに、個人的にこうしたリアカメラの映像を常時利用するシステムを初めて認識したのは先代クラウン(ピンク色を登場させたモデル)でのこと。白線(区画線)を常にカメラで検知することにより走行車線などを把握する高精度ロケーション機能が付いていたことが、アイデアとしておもしろいと印象深く、記憶に残っているところ。もはやリアカメラは後退時にだけオンにするのではなく常時利用する時代なのだと、あらためて認識するのでした。

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精進します。
  




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