クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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GT500

CIVIC TYPE R-GT CONCEPTが東京国際カスタムカーコンテスト2023コンセプトカー部門 最優秀賞

2024年のGT500マシンはシビックタイプR。想像以上にGT500共通モノコックにマッチしている

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2023年の東京オートサロンにて、ホンダが2024年のGT500マシンのモチーフとしてシビックタイプRを採用することを発表。話題を集めています。



オートサロン出展車の人気投票である東京国際カスタムカーコンテストでもコンセプトカー部門の最優秀賞となるなど、来場者の評価も高かった模様。



拙がInstagramにアップしたアンベールの動画が一日1万再生以上のペースで伸びているのも、そうした注目度の高さゆえでしょうか。

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GT500のインカーを見て「フットレスト」の死語化を実感



ヘイキ・コバライネン選手のオフィシャルYou TubeチャンネルにGT500マシンのオンボード(インカー)映像あり。

で、じっと足元を見ていると、完全に右足はアクセル、左足はブレーキと使い分けているばかりか、フットレストで体を支えるといった動作もせず(シートベルトでガッチリ支えているの不要とはいえ)、左右の足はそれぞれペダル操作に専念しているのを確認。

左足ブレーキという操作方法には自動車学校で教えないといったイレギュラーさもあって、あまり大っぴらにオススメできないのですが、仮にすべてが2ペダル化するのであれば、こうした使い分けが合理的なのであろうなと、あらためて思った次第であります、ハイ。

もちろん精度は高いのでしょうが、動画で見る限り、その足の操作は、おどろくほどシンプルでありますので。


精進します。
  







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DTMとGT500、リアフェンダーにDNAを感じる

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共通シャシーだから当然? DTM・M4とGT500・NSXが似ている? などというエントリをあげたこともありましたが、DTMも開幕したことですし、今度はメルセデスCクーペとレクサスRC-FというDTM車両、S-GT500車両を並べてみたのが上の画像。

もともとコストを抑えるための共通シャシーであり、共通パーツの採用ですから、たとえばリアフェンダーのあたりに似ている部分があるのは当然なのですが、その中で各社の個性(プロモーションとしてのベース車両らしさ)をしっかりアピールできていれば問題ない話。

そうした視点でいえば、見事にベンツであり、レクサスになっていて、プロモーションとしての差別化はできているのでは? もっとも、宣伝媒体としては、ルックスなどにおける市販車との関連付けはもちろんですが、速さや強さをアピールできなければナンセンスでしょう、などと某社のスロースターターぶりを見て思ったりもする今日このごろ。

BTCCでは今シーズンからワゴンボディに変更したものの、まずまずのスタートを切っているようですが……。

それにしても、シビックツアラーがBTCCでワゴンボディとしての勝利をアピールしたくなるタイミングで、20年前のプロジェクトに関するプレスリリースを出してくるあたり、ボルボのPRセクションもなかなか、です(汗)

共通シャシーだから当然? DTM・M4とGT500・NSXが似ている?

今シーズンからドイツのDTMと、日本のスーパーGT 500クラスが、共通シャシーになるということで、これまで以上にDTMマシンも気になるところ。


というわけで、BMWのニューマシン「DTM M4」の画像などを眺めていて、どことなく既視感。

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異論承知で、第一印象を正直に言ってしまうと、東京オートサロンで見たNSX GTとシルエットがかぶって見えたのでした。いや、シルエットというよりヘッドライトやAピラーが重なって見えたのかもしれません。
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しかし、基本設計が同じながら、FRとMRが作れるというのは、かなり乱暴な話とも思えますが、タミヤのラジコンシャシーにFWDとRWDがあったような記憶もあり。このシャシーではMRを考慮してはいないのかもしれませんが、レーシングカーとしてのブランディングなどを考えると、多様な駆動方式に対応できる共通シャシーというのは、今後ますますニーズが増えるのでは? などと思ってしまうのでありました。

GT500 NSX、非シンメトリカルなボディワークが逆に萌える

東京オートサロン2014は、初めて幕張メッセの全フロアを使っているという史上最大規模により、当然ながら見所多しなのでありますが、今季から新レギュレーションとなるブランニューのGT500マシンも、トヨタ(レクサス)・ホンダ・日産の各社から勢揃い状態なのでありました。

モーターショーよりもクルマとの距離(物理的な意味で)が近いオートサロンでありますから、割合に近くでそうしたニューマシンを見ることができるのでもありますが、3社の中で興味深かったのはホンダのNSXコンセプト。

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既報の通り、今季のGT500はFRを前提としたDTMと共通のプラットフォームを使っているのではありますが、ホンダはNSX GTをミッドシップで開発してしまったというので、その無理矢理加減はどうなんだろうか? と興味津々でマシンに近づいていったのでありました。

当然ながら、素人がパッと見たくらいで粗が見つかるような仕上がりであるはずもないのですが、左右それぞれから見ていると印象が違うのに気付きます。

なんでだろう? と、さらに一歩近づけば、「ああ、なるほど」と。

エンジンルームへ向かうダクト類が、かなり左右非対称なのでありました。

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考えてみれば、市販のNSXコンセプトは縦置きV6ツインターボを想定していますが、今季のスーパーGT 500クラスは直列4気筒直噴ターボ(排気量は2.0リッター)+レーシングHYBRIDなパワートレインですから、中身のレイアウトから左右非対称なダクトの配置になるのは自然な話。

GT500が縦置きなのか、横置きなのかはっきりとは知らないのではありますが、たしかにこれまで自分が乗ってきた市販ミッドシップカーの中身を思い出しても冷却や吸気という意味でダクトが非シンメトリカルになるのは自然な話で、そのディテールが逆に興味をそそります。

というわけで、NSX GTはエンジン縦置きで、上から見ると進行方向の右側が吸気・左側が排気というレイアウトになっているのではないと想像してみたり。

もっとも、このボディサイズに、おそらくコンパクトであろうレーシング4気筒エンジンを搭載するのであれば、横置きエンジン・縦置きトランスアクスルみたいなレイアウトもオモシロイだろうなー、とも実車を間近に見て思ったのでありました(レギュレーションで許されているかどうかは不明ですが)。


 

CEATEC JAPAN、ホンダブースでコジェネのイメージムービーに萌える



2013年、CEATEC JAPAN。ホンダのブースには次世代の電動ミニカー2.0もありましたが、主役はコージェネレーションシステムというか、家庭用エネルギーマネージメントシステム「HSHS」。

ブースでの大画面で流されていた、そのプロモーションビデオは、最新というか来年のGT500・NSXコンセプトが「HSHS」の一部になるというもの。最後に出てくる「Powered by HONDA」も、2015年からエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たすホンダだからこその演出、さすがです。


で、せっかくなのでiPhoneでコージェネレーションシステムの核となるアトキンソンサイクルExlinkエンジンの動くカットモデルを撮影。雰囲気の合いそうな曲( Clappy by Rob Simonsen)をつけてみましたが、いかが?

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なお、アトキンソンサイクルのExlink について、現状は膨張時で160ccくらいの単気筒エンジンとなっていますが、これはあくまでも家庭用コージェネレーションシステムとしての要求出力に適正化したもので、もっと大きな排気量でも、多気筒化でも、可能性はあるのだそうで(実際のプロジェクトは動いていないようですが)。

大排気量シングルというのは想像できますが、この複雑なリンクを持つアトキンソンサイクルエンジンの多気筒化というのは、ちょっと想像できない感じ。

精進せねば。

しかし、リンク機構によるアトキンソンサイクルながら大排気量シングルの空冷エンジンへと発展すると、ホンダのヘリテージを感じさせて面白いかも……

 
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