クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

GT300

SUBARU/STIが2021年のモータースポーツ活動を発表。GT300のエンジンは?

GT300・BRZのコンセプトは「ライトウェイト・コーナリングマシン」。心臓部のボクサーエンジンはどうなる?

2021_brz_gt300_proto

SUBARU/STIが、2021年モータースポーツ活動について発表。全日本格式でいうと、引き続きGT300でBRZを走らせるほか、全日本ラリーに参戦する3台のWRX STI(新井親子・鎌田卓麻)のサポートを行なうとのこと。全日本ラリーにおいては、GRヤリス陣営に勝田範彦選手が順当に移籍したことで競争が激しくなること必至で、経験を活かしたSUBARU勢の活躍やいかに? といったところでしょうか。

 

そして気になるGT300は、すでに公開しているように2021年のフルモデルチェンジが予定されている新型BRZのGT300仕様で参戦。ドライバーも井口卓人選手と山内英輝選手と安定のペアで、2021年はチーム監督が小澤正弘氏に変わるというのが目立つくらい。R&Dスポーツによる運営というのも変化なし。


続きを読む

スバルWRX STI、GRC仕様の走りを見た【無編集動画】

 
このブログではしれません。

これまでUSの現地法人が中心となって活動、製作していたスバルのGRCマシンですが、ついにSTIが本格的に関わることが決定。その国内テストが行なわれるということで、本庄サーキットまで足を伸ばしてまいりました。

先代インプレッサがラリークロスに参戦を始めた頃は、SAABが走っていたりしたものですが、いまやフォルクスワーゲン、フォード、ホンダとワークスチームがしのぎを削る激しいカテゴリーとなっております。その中で、しっかりと結果を残すために2017年シーズンからSTIがエンジン開発を担当するということで、その開発の一環であります、今回のテストは。

テストに持ち込まれたのは2016年モデルの、クリス・アトキンソン車。ひとまずベースデータをとりつつ、改善点を見つけつつという感じでしょうか。とはいえ、時間に余裕はないわけですが……。また、GRCマシンのエンジンはEJ20。かつてWRCで使い、GT300でも使っているエンジンですからパーツもノウハウも豊富でしょうが、年間に何基も組むマンパワーがSTIにあるのかどうかは気になるところ。

それはさておき、2016年モデルの、この個体。おそらくGRCでは使うことはないでしょうし、しばらくは日本にあるのでしょう。使用タイヤが異なるのでシャシーは一からやり直す必要があるとはいえ、エンジン開発を兼ねて、全日本ダートラDクラスに参戦したら、面白いことになりそうな気もしますが、さて?



ちなみにエンジンからリアに置かれたトランスミッションまでダイレクトにプロペラシャフトでつなぎ、そこからフロントデフへプロペラシャフトが戻ってきているといったパワートレインのレイアウトになっておりました(撮影は禁止だったのでメモのみ)。市販車でいえば日産GT-R的でありますし、レーシングカーではクスコが走らせていたGT300インプレッサのそれを思い出させる懐かしいレイアウトであります、エエ。

精進します。
  




人気ブログランキング 

ミッドシップのプリウスレーシング、新型は2台体制 #TAS2016

2016-01-15-11-46-52

東京オートサロン2016で発表されたトヨタ・プリウスのGT300仕様。思えば、先代のプリウスGT300マシンもオートサロンでのお披露目だったように記憶しておりますが、その時とずいぶん第一印象は異なるのでした。

30プリウスのGT仕様を最初に見たときは、どこかアンバランスな印象もありました。しかし、今度の50プリウスの顔を持つGTマシンは、かなり自然にマッチしていると感じるのです。もともと低めに感じさせる造形であることに加え、GTマシンのデザイナーの力量はもちろんあるのでしょうが、ヘッドライトと前後フェンダーの親和性の高さには、いやはや驚きであります。




 
ところで、新型プリウスは2台でGT300を戦うということで、 ブランニューモデルゆえのマイナートラブルの解決や、全体としての進化速度も期待できるということ。ハイブリッドのGT300マシンとして昨シーズンまでライバルとして戦っていたホンダCR-Zは消えてしまうようですが、ハイブリッド・レーシングマシンの奮闘に注目のシーズンになるのかどうか。ちょっと気になる年始のオートサロンなのでした。


精進します。








人気ブログランキングへ 
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ