クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

GT3

最後のNSXが鈴鹿ラップを2秒短縮できたワケ

システム最高出力は+27hpの600馬力にパワーアップ。専用設計のピレリP-Zeroタイヤ、フロントモーター減速比のローギヤード化による駆動力の向上



第二世代NSXの最期を飾る特別限定モデル「タイプS」の全容が北米で発表されております。注目の価格は169,500ドル(ライトウェイトパッケージで182,500ドル)。21年型のスタンダードモデルの価格は159,495ドルですから、個人的な予想よりタイプSになったからといって価格は上昇しておりませんが、パフォーマンスは想像以上に向上している模様。

なにしろ、鈴鹿サーキットでのラップタイムが2秒も速くなっていると公表されているのでした。

さらに3.5リッターV6ツインターボと前後あわせて3基のモーターによるスポーツハイブリッドSH-AWDのシステム最高出力は、北米スペックで573馬力から600馬力へとパワーアップしていることも発表されております。基本的なメカニズムはそのままに各部のブラッシュアップを果たしたようですが、その内容とは?

 続きを読む

NSX GT3、ただいま開発中【動画】

つい先日、カーボンカウルのNSX GT3がフォトデビュー したと思ったら、今度はアメリカのアキュラからオフィシャル動画の公開であります。


 
10数秒の短い動画ながら、NSXのピュアレーシングな面を感じさせれる、スクープ風ムービー。
What’s more menacing than the exposed carbon fiber bodywork of our NSX GT3 racer? How about the scream of a 3.5-liter, twin-turbocharged engine? Turn-up the volume to hear the U.S. NSX GT3 test for North American competition. Visit Http://www.Acura.com/NSX to build your own Acura NSX supercar.
ベースモデルからハイブリッドシステムを取り外したであろう3.5リッターV6ツインターボの咆哮を、『音量を上げて楽しんで欲しい』といった自信満々なメッセージ。マルチシリンダーの高周波を期待している向きにはターボというだけで不満に思うかもしれませんが、力強さを感じさせるサウンドには期待が高まるのですが、いかが?

精進します。
  







人気ブログランキングへ 

M6 GT3、ロールアウト



いま、おそらく、もっとも市販車のプロモーションに直結するモータースポーツであろう「FIA GT3」にニューフェイスが登場するというティザーが開始。

現在、Z4 GT3を走らせているBMWが、2016年からM6 GT3にスイッチするというのであります。

P90173551

空力的にはZ4のボディに優位性のあるような気もしますが、V8エンジンを載せてプロモーションする意義、そしてGT3のライバルたちを考えると、M6で戦うというのは当然の帰結といった印象。

P90173552

おそらく、日本国内のレースシーンでも、GT300やスーパー耐久で見ることができるのでしょう。そうなると、ガチンコのライバルは、レクサスRC F GT3あたり?

http://www.lexus-int.com/jp/models/RC-F-GT3/

実際のパフォーマンスはBoP(性能調整)で近づけるにしても、明らかにカタチの異なる、市販車に近いマシンが競うというのは、観客からしてもわかりやすいでしょうし、マニアックに知識を得ずとも楽しめるのでしょうし。

そして、ドライバーのパフォーマンスを楽しむモータースポーツと、マシンの違いを楽しむモータースポーツ。それがミックスした状態がブームを呼ぶのかもしれない、などと思うのでありました。



精進します。





記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ