クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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GT-R

昭和の「4VALVE DOHC TURBO」は、令和に「ASSB E-4ORCE」なった!

日産がジャパンモビリティショーにサプライズ登場させた「ハイパーフォース」のルーツはDR30といえるワケ

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記念すべき第一回ジャパンモビリティショーにて、日産ブースの主役に躍り出たのが「ハイパーフォース」。まったく現実味がなく、メタバースの世界から飛び出したようなスタイリングからしてデザインコンセプトであることは明らかですが、白と赤のLEDが点滅するエンブレムは、歴代GT-Rのそれを感じさせるもので、電動化時代のGT-R像を示すコンセプトというのが、大方の見方のよう。

しかし、あえてGT-Rにしていない! と思う部分もあり。それがリアフェンダーにある「1000kW ASSB E-4ORCE」という金文字であります。

最高出力、全個体電池、四輪の駆動力制御機構といったメカニズムをアピールする内容かつ金文字となれば、思い出すのはスカイラインRS(DR30)では?

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【朗報】「NISSAN GT-R NISMO」2022年モデルが発売前に完売!

22MYのNISSAN GT-R NISMO Special editionの価格は2464万円。それが300台以上、飛ぶように売れるJapan!

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一部では日産GT-Rのファイナルモデルとのウワサも出ているGT-R NISMOの2022年モデルが実質的に完売宣言です。日産が価格を発表した同車は、すでにプレオーダーで予定販売数を超えたため価格発表と同時に受注ストップということです。



その価格は2420万円~2464万円。ユーザーの99%が高価なスペシャルエディションを選んだということですが、この価格帯における44万円差であれば上級グレードを選ぶのは当然といえましょう。それにしても、これが日本における話というのですから「あるところにはお金はあるんだなあ」といった感じでしょうか。


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日産GT-R NISMO 2022年モデルを発表。専用色ステルスグレーとカーボン地の2トーンがかっこいい

「NISSAN GT-R NISMO」と「NISSAN GT-R NISMO Special edition」2022年モデルを先行公開。価格発表はの8月、発売は10月予定

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中期計画”NissanNext”によればスポーツカーによってブランドイメージを高めようとしている日産。その象徴といえるGT-R NISMOの2022年モデルに設定される特別仕様車「NISSAN GT-R NISMO Special edition」が公開されております。注目はスペシャルエディションの専用色であるステルスグレーと、同じくスペシャルエディションに与えられるバランス取りしたVR38DETTエンジンでありましょう。

「NISSAN GT-R NISMO」2022年モデルと特別仕様車の「NISSAN GT-R NISMO Special edition」2022年モデルは、ボディカラーにNISMO専用新色の「NISMOステルスグレー」を設定しました。
また、特別仕様車の「NISSAN GT-R NISMO Special edition」2022年モデルは、クリア塗装を施した、NISMO専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)を採用しています。さらに20インチの専用レイズ製アルミ鍛造ホイールにはレッドリム加飾を施しています。ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどには、高精度重量バランスエンジン部品を採用。手組みの証として完成したエンジンに貼り付けられる「匠」のネームプレートも専用カラーとしました。

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トミカ50周年、あのカラーリングが現代によみがえる

トミカと日産のコラボといえばコレ。スカイラインRSのカラーリングが象徴でしょ

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先日、横浜にある日産のヘッドクォーター(本社)に訪れる機会があり、せっかくなので一階にあるショールームをウロウロとしていたところ、こんなカラーリングのGT-Rが展示されているのを発見。1980年代のシルエットフォーミュラ・レースにおいてレースに復帰したスカイライン、そのタイトルスポンサーに合わせたトミカ・カラーはある意味で伝統のカラーリングといえるもの。

トミカ50周年に合わせて日産のデザイナーが、そのヘリテージを考慮して生み出したカラーリングが提供され、実際に50周年記念トミカとして発売されたわけですが、日産ショールームに置いてあったのは、その実車版。デザイナーのコメントとして『GT-Rの名を冠さなかったスカイラインR30と、スカイラインの名を冠さなかったR35GT-Rを、このトミカカラーリングで一緒にすることができたことには強い思いを持っています』と書かれていましたが、実車を目前にすれば、その言葉には膝を打つ思いであります。





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日産アリアの4WDが採用する「e-4ORCE」はトルクスプリットではない!

前後モーターを状況に応じて自在にトルクそのものを増減できるシステム。駆動力配分ではなく、駆動力コントロールと理解すべし!

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日産から新しいBEV(バッテリーEV)としてSUVスタイルの「ARIYA(アリア)」が発表されました。発売自体は2021年ということですが、全社をあげてティザーしていこうということでありましょう。

バッテリー総電力量は65kWhと90kWhの2タイプで、水冷システムを利用した温度管理(熱いときに冷やすだけでなく、寒冷地などでは適温まで温めるらしい)をするのは、成り行き任せだったリーフ・オーナーからすれば羨ましい限りというか、正しく進化したなと思えるポイント。

駆動モーターはフロント置きを基本に、リアにも同等モーターを配置した4WD仕様も用意するというのがSUVらしいところで、4WDのほうは「e-4ORCE」と名付けた駆動力制御技術を採用しているのが特徴であります。



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1億円オーバーのGT-R? 生で見た50年記念モデルはおもちゃチックでした(汗)

ベース価格は99万ユーロ、オプション込で150万ユーロを超える金額を想定。GT-R 50 by イタルデザインは買いなのか?
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東京オートサロン2020に展示されていたクルマの中で、表向きの売価としてはもっとも高価だったといえるのが、おそらく日産ブースにあった「GT-R 50 by Italdesign」でありましょう。GT-Rの50周年を記念して、この世で50台限定とされたモデルは、最新GT-Rをベースに伊・イタルデザイン社がスタイリングを担当するというスペシャルマシン。

クルマの横に飾られていた展示ボードによると、最高出力は441kW(600PS)、最大トルクは652Nm。お値段はベースが99万ユーロとなっておりますが、カスタマーの好みに合わせたオーダーメイドを考慮すると最終的には150万ユーロを超えた金額を想定しているそう。大雑把にいって2億円くらいは用意しておかないと好きな仕様は買えないクルマといったところでしょうか。そう考えると、希少価値はあるのでしょうが、パフォーマンス的にはちょっと物足りない印象もあったりして……。


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