クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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FL1

次期シビックタイプRは純ガソリンターボを積んでいるか?

外観は隠さず披露したものの、情報は制限中。ターボエンジンなのは間違いないけれど……

Next-Gen Honda Civic Type R at 2022 Tokyo Auto Salon - 3

2022年内に発売開始となることが明言されているホンダの次期シビックタイプR。歴代タイプRのイラストを使ったカモフラージュをまとった姿が東京オートサロンで公開されたことで、その登場間近という雰囲気にもなりつつある今日この頃ですが、まさに”包んで隠さず”状態で公開したにもかかわらず、その中身についてはホンダはノーコメントを貫いている状態といえそう。

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11代目「爽快シビック」の初速が目標の3倍以上と好調。20代にも売れている!

ユーザーの20代比率は23.9%、MT比率は35.1%。人気色はプラチナホワイト・パールで33.5%

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先日フルモデルチェンジを果たした11代目シビックの愛称は「爽快シビック」。

電動化トレンドの中で、1.5リッターVTECターボを積んだ純エンジン車として誕生しています。開発のメインターゲットはZ世代であり、そのために6速MTをラインナップしたという話もありました。

20代でシビックを選ぶようなユーザー層はエンスーなんだなあというのが、その話を聞いたときの感想だったのですが、そんな新型シビックは狙い通りZ世代に売れているようです。


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11代目シビックにもタイプR開発中。思いを込めたカモフラージュ柄で登場

歴代シビックタイプRをモチーフにした迷彩をまとった新型シビックタイプRは従来通りニュルブルクリンクを目指す

01 2023 Honda Civic Type R - Camo 

先日、11代目へとフルモデルチェンジを果たした新型シビックに公道試乗をしてきたばかりですが、アメリカでは、11代目シビックをベースにした新世代タイプRの姿が公開されているのでした。

カモフラージュボディなのでわかりづらいですが、おそらく前後ともブリスターフェンダーとなっていて、フロントの開口部もずいぶん拡大している印象。その奥にかなり大きくなったインタークーラーが見えるのは気のせいでしょうか……。


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【朗報】いまや普通のシビックは初代タイプRより速い気がするワケ

ピーク性能は初代シビックタイプR(EK9)が有利でしょうが、中間加速は新型シビック(FL1)が速いかもしれない

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先日、新型シビック(FL1)に公道試乗する機会があり、以来ブログエントリやWEBメディアでのコラム、YouTube動画などで試乗で感じたことなどを発信しているのですが、新型シビックの1.5Lターボのトルクフルな感じと、そのしっかりとしたボディが生み出すハンドリングからはかなりの好印象を受けているのでした。

それは、走りの方向性としてはまったく違うものながら、もしかすると初代シビックタイプR(EK9・上の画像)より速いシチュエーションもあるのではないか、と思うほど。たしかに新型シビックはかつてのシビック像からすると大きく、重くはなっておりますが……。

というわけで、結論的にパワーウエイトレシオとトルクウエイトレシオを計算してみると次の通り。

パワーウエイトレシオ
EK9:5.89kg/PS
FL1:7.36kg/PS

トルクウエイトレシオ
EK9:66.9kg/kg-m
FL1:54.7kg/kg-m
 
たしかにパワーウエイトレシオは軽量なEK9が圧倒的ですが、トルクウエイトレシオの数値から中間加速域ではFL1にも分がありそうと感じる次第。それは実際に走ったときの感触をも裏付けるのでありました。


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CVTと6速MTを用意する11代目シビックに公道試乗。両方に乗って見えてきたものとは

コーナリングの気持ちよさはスポーツカー!ワインディングではトランスミッションを問わずに存分に楽しめるが、それぞれに違った味がある

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ついに11代目シビックに公道試乗することができました。

先代モデルでは、セダン(日本製)とハッチバック(イギリス製)というラインナップでしたが、新型ではハッチバック(日本製)だけの設定となっているのはバリエーション的には減ってしまっているのですが、全グレードにCVTと6速MTを設定しているのは従来同様。パワートレインとしては「L15C」型1.5リッター4気筒ガソリン直噴”VTEC”ターボを軸としているのも従来からの流れを汲んだものとなっております。

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最高出力134kW(182PS)/6000rpm
最大トルク240Nm(24.5kg-m)/1700-4500rpm


このスペックはCVT、6速MTで共通なのが新型シビックの特徴。トルクバンドが幅広いのには、斜流タービンや4-2エキゾーストポートの採用が効いているといったところでしょうか。なお、VTEC(可変バルタイ&リフト機構)については従来と同じく排気側に備わっているのでした。ちなみに、ハイカム側に切り替えるのは、内部EGRを向上させるときでありますので、けっしてパワーが出ているときにハイカム側を利用しているわけではありませんので、あしからず。

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