クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

EyeSight

スバル・レガシィがD型にビッグマイチェン。しかしツーリングアシストは付かず…

フラッグシップ機だからこそ、コア・テクノロジーにおいては最新であって欲しい
_AK10958
2.5リッターエンジンのAWDパワートレインだけを設定するミドルサイズのサルーン「スバル・レガシィB4」。先日、ビッグマイナーチェンジを受けたD型にちょい乗りして、同社のフラッグシップモデルとしての価値や、新世代プラットフォームに劣らないシャシーの仕上がりなどを感じることがあったのですが、ちょっと不満なのはレヴォーグやWRX S4が手に入れた新機能「アイサイト・ツーリングアシスト」が設定されていないこと。

いまや水平対向エンジンとシンメトリカルAWDというコア・テクノロジーについては当然のように全スバル車に与えられているわけで、フラッグシップとしての矜持を示すのは、もうひとつのコア・テクノロジーである「アイサイト」であろうと思うだけに、今回のビッグマイチェンで低速域での操舵アシストがつかなかったのは残念。

その理由として、ステレオカメラを利用する「アダプティブ・ドライビングビーム」と「アイサイト・ツーリングアシスト」は回路のキャパシティの理由から共存できないという都合があることは理解していますが……(だから、レヴォーグとWRX S4はオートハイビームの設定で、その制御のために”第三のカメラ”を使っていたりするのでした)。

そして、先入観のせいかもしれませんが、高速域でのステアリングアシストが若干曖昧な印象だったのもフラッグシップとしては残念なところ。もっともテストコース内メーター読み120km/hでの話ですから、いま時点での日本においてはギリギリ使わない領域ではあるのですが(汗)

精進します。
  




人気ブログランキング
 

スバル「アイサイト・ツーリングアシスト」のナチュラルすぎる操舵アシストに思う

自動ブレーキと自動アクセル、そして操舵アシスト。身近な自動運転テクノロジー
0eyesighttouringassit
0~120Km/hの範囲において、先行車に追従、車線中央維持を行なうスバルの運転支援システム「アイサイト・ツーリングアシスト」を公道初体験。公道の中でも、周囲とのコミュニケーションが必要な昼間の首都高という厳しいシチュエーションでの体験となりましたが、いやはや予想以上に対応する能力を確認。AIは搭載していない運転支援システムながら、対応力の高さにより、まるで自動運転のような振る舞いを見せてくれたのでありました。
試乗中に思ったのは「右足用のフットレストが欲しい」というくらいですから、加減速については、ほぼマシンに任せておけるレベル。ステアリングアシストについても、他社に比べてナチュラルなのはアドバンテージ。ただし、ナチュラルゆえに機械の性能を超えてアシストがキャンセルされたときに感じるギャップが大きいのは痛し痒し、かもしれません。実際、ステアリングアシストに合わせた腕力で操作しているときに、アシスト機能がキャンセルされると急にステアリングが重くなったように感じてしまうのです。

その対策としては、アールの厳しいコーナーに近づいたときにキャンセルされる可能性を意識しつつ、メーターやインフォメーションディスプレイ(上の画像)内のステアリングアシストの作動状態の表示に気を配るくらいしかありませんが、慣れてくると「ここではアシストしないかも」と身構えることができてみたり。これこそレベル2自動運転時代のドライバーの新心得なのかもしれません……。

精進します。
  




人気ブログランキング
 

120km/hまで操舵ありの追従クルーズコントロールを実現するスバル「アイサイト・ツーリングアシスト」

「EyeSightは次のステージへ」というキャッチコピーでのティザーをしていたレヴォーグ、WRX S4の進化ポイントについての詳細情報が解禁されました。
_DSC6861
「世界一のレーンキープ性能」を自負する、アイサイト・ツーリングアシストへ進化
カラーステレオカメラといったハードウェアでの大幅な進化はなく、これまで60km/h以上に限定されていたレーンキープアシスト(ステアリング操作アシスト)を0km/hの渋滞時から対応としたのが主な変更点。この進化を「アイサイト・ツーリングアシスト」という言葉で表現しているのでした。

これ、単純にこれまでの機能の作動速度域を拡大したというものではなく、従来は白線(区画線)を認識して車線中央を維持する制御だったのに対して、白線がない(見えない)状況であっても先行車の動き(軌跡)を利用して車線を認識してレーンキープアシストを持続できるようになっているのでした。車線情報だけではなく先行車の軌跡をも利用できるというのが大きな進化ポイントであります。

情報量はそのままに、活用幅を広げているといったところでしょうか。

というわけで、ちょっとだけ体感してきましたのでご報告。

たとえば、実際の路上ではないシチュエーションですが、テストコース内において低速で先行車がクネクネ走ると、それに見事に追従する様は見事。しかも、ステアリング操作が滑らかでカクカクとした感触がまったくないのは、スバルの追従クルーズコントロールにおける経験の長さを感じる制御でありました。



一部のユーザーにおいては、120km/hまでACCがカバーするようになった(設定速度の数字は135km/h)ことが注目かもしれませんが、くれぐれも ご安全に(汗)

精進します。
  




人気ブログランキング

スバル・インプレッサ、日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞……

image
スバル・インプレッサが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したそうで。そのビッグウェーブに乗っていくべく、某ネット書店ではインプレッサ関連本の半額セールなどやっている模様。
その中でもこちらの本には、いくつか原稿を寄せているので、自分もビッグウェーブのお零れを預かりたい気分であります、ハイ(汗)

こういうお祭りとは縁遠いところにいる身としては、遠くで打ち上がる花火の音が聞こえてくる程度で、ほとんど影響ないという気もしますが…。

ところで、こちらのムック本でもメインの記事ではありませんが、ちょっとだけ寄稿していたり。


こう振り返ると、すでに魅力あるクルマ「スバル・インプレッサ」という豊作マシンの落穂ひろいで、この秋、助かっていたのでありました(大汗)

ありがたいことです。

ついでと言っては怒られるかもしれませんが、イノベーション部門は日産セレナだったそうです。




精進します。
  




税込1,922,400円、1.6リッターFWDインプレッサは非スバリストに刺さるか

個人的に新型インプレッサのポジショニングを変えるポテンシャルを秘めていると感じている「歩行者用エアバッグとEyeSightがついている1.6LのFWD」の発売日が公式発表されました。

すでにスバル以外のブランドからの乗り換えが半分を占めるという新型インプレッサ。その理由に新世代プラットフォームによる走りの面での進化はあるでしょうが、やはり先進安全装備の充実したCセグメントという、これまでのスバルから一歩踏み出した感のあるキャラクターが効いているのだと思う次第。

つまり、このグレードの登場により、さらに非スバリストに刺さるクルマになった、と思うわけです。

水平対向ボクサーエンジン、シンメトリカルAWDというスバルらしいテクノロジーを支持するのがスバリストかもしれませんが、「先進安全装備がすごいらしいじゃないか」という印象を持つ他銘からの乗り換え予備軍にとっては、走りのメカニズムは優先順位の低い話。とくにシンメトリカルAWDは、実際の価格やイメージ上の燃費などネガなイメージもありましょう。つまり、その抵抗感を減らす「FWDで排気量の小さな先進安全装備の充実したインプレッサ」というのは、乗り換え組をより引きつけるポテンシャルが大きいといえるのでは?

いきなりブランドイメージが変わることもないでしょうが、この「1.6LのFWDインプレッサ」の存在は、非スバリストを新世代スバリストにしてしまう期待が持てるという点で、中期的なセールス状況が気になる一台。、とくに「高齢ドライバーには自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)がマスト」的な市場マインドが強くなっていることも、最廉価の歩行者用エアバッグ&EyeSight装着車にとって追い風になっていくように感じられる今日このごろでありますし。
p06_02s

p06_01s

精進します。
  







人気ブログランキングへ

スバルの最新アイサイトに思う、自動運転を生かすのはシャシー性能

eyesight_ver3_camera_right

いまやカラーカメラとなって先行車のブレーキランプ点灯までも考慮した追従クルーズコントロールを可能としたスバル「アイサイト」。先日、そうした追従クルーズコントロールのマナーを、シャシーを見直したというWRX S4にて味わう機会があったのですが、追従の加減速の適切さもさることながら、クルマに加減速を任せているときに安心感や満足度にはシャシー性能が重要だと感じた次第。

そのときに伺った話では、シャシーを完成させた後にアイサイトのセッティングをしているとのことでしたが、まるでアイサイトの振る舞いに合わせたかのような乗り心地の良さが印象的。すなわち、事実関係としてはハンドリングと快適性をバランスさせたシャシーに、追従クルーズコントロールの仕上げをマッチングさせていったのでありましょう。



それにしても、追従クルーズコントロール時にはドライバーでありながら、パッセンジャー的な部分もあり。加減速について、自分がコントロールしていないということは、極論すれば「予期せぬ」ふるまいがあるわけです。そうした予期しない部分を受け止め、マイルドにする、ある種のバッファとして、シャシーには余裕のあるキャラクターが求められる時代かもしれないと、あらためて思った次第。

もっといえば、追従クルーズコントロールの先にある自動運転、自律走行においては、シャシーの仕上げというのは、クルマの評価軸として、いまにも増して重要なファクターになるであろうとも感じたのでありました。


精進します。














人気ブログランキングへ

記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ