クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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EQ

ル・ボラン カーズ・ミート2021横浜で気になるクルマをチェック

5月最後の土日に赤レンガ倉庫で開催されたイベントは輸入車のディテールをチェックできる大チャンス

5月29日・30日に横浜・赤レンガ倉庫にて「ル・ボラン カーズ・ミート」が開催されております。

歴史ある自動車雑誌「ル・ボラン」がプロデュースするイベントということで、多くのインポーターが出展。なかなか身近には見る機会のないクルマを実際に間近に感じられる貴重な機会といえるかも? ということで、チラッとですが立ち寄ってみた次第。


そんな出典ブランドをアルファベット順に並べると、アルピーヌ、アストンマーチン、アウディ、ベントレー、BMW、ジャガー、ランドローバー、ロータス、マクラーレン、メルセデスベンツ、ルノー、フォルクスワーゲン、ボルボといったところ。そのほかパーツメーカーとしてヨコハマタイヤやBBSのブースも用意されておりました。

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その中で是非とも陽光の元でチェックしてみたいと思っていたのがBMW M3。巨大化したキドニーグリルは賛否両論ですが、はたして実車ではどのような印象なのでありましょうか……。続きを読む

メルセデス最初のフル電動サルーン「EQS」がSクラスと同じ工場で生産開始

電気自動車専用ファクトリーではなく、従来のSクラスやマイバッハと同じ工場で生産されるというのがセールスポイント

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もはや驚くことはありません、ほとんどの欧州メーカーがそうであるように、メルセデスもフルラインナップの電動化に向けてひた走っております。

当然ながら、メルセデスのフラッグシップであり、テクノロジーショーケースといえるSクラスについても電動化は必須であり、同社の電気自動車ブランドである「EQ」にもSクラスに相当するモデル「EQS」のローンチを発表、その生産の模様を公開しております。

ここで注目すべきは、その生産を担当しているファクトリーでしょうか。


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ダイムラーの深謀遠慮。ルックスは量産イメージの完全自動運転コンセプト #TMS2017

EVシフトにアタフタしない、ダイムラーの掲げる全方位”パーフェクト”戦略
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東京モーターショーも閉幕したわけですが、個人的に印象に残ったのはプレスカンファレンスにおいて「パーフェクト」を連発していたダイムラー(メルセデス・ベンツ日本)のブース。電動化(EVとFCV)、自動運転、そしてスーパースポーツといった全方位的な戦略を取っているのは、同社の規模からすると戦線を拡大しすぎという風にも思えるわけですが、これまでの実績を考えると余裕なのかもしれませんし、最先端テクノロジーによってブランドの価値を維持しているという面からすると必須なのかもしれません。

そんなダイムラーのブースで気になったのは、ステアリングやペダルまでも排された完全自動運転車コンセプト「smart vision EQ fortwo」。技術的な部分は置いておいて、そのルックスが市販のスマートを踏襲しているところに、巧みなブランディングを感じた次第。
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完全自動運転を、技術的にすぐさま市販に投入できるとは予想しづらいところですが、こうしてルックスに市販車の面影を強めることで、最先端テクノロジーと市販車の関連性をアピールできるほか、技術的な進捗が市販レベルに近づいていると演出できますから。限定されたエリアであればスイッチひとつで動くといった完全自動運転も不可能ではないと思いますが…。
これに限らず、実用までは時間のかかるであろう技術であっても、市販車を思わせる筐体で包むことで、まるで市販目前の完成度に仕上げていると感じさせるダイムラーの演出力は流石であります(汗)

精進します。
  




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