クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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CROWN

16代目の新型クラウンは4バリエーション展開。クロスオーバーから発売開始

SUVテイストという声はあれど、全高1540mm、最低地上高145mmのスペックは乗用サルーンの範囲

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トヨタのフラッグシップとして知られる「クラウン」が16代目で大変身。クロスオーバー、セダン、スポーツ、エステートというまったく異なる4つのバリエーションを用意するという発表に不意打ちをくらったスクープ担当者も多いのでは?

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そんな新型クラウンですが4つのバリエーションが揃うのは1年半後だそう。どんな順番で登場するのかはっきりとした発表はありませんが、トヨタが発表している4台が揃った画像の順番がヒントになっているのかもしれませんし、発表会ではクロスオーバーにつづくのは、クラウンという名前にユーザーが期待するセダンになることを匂わせる発言もありました。いずれにしても、1年半後に揃うということは半年おきに登場すると考えるのが妥当かもしれません。









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新型クラウンSPORTが2021年12月に発表したCROSSOVER EVと瓜二つな件

クラウンが4車型でフルモデルチェンジ。電気自動車がないってホント?

トヨタのフラッグシップセダン「クラウン」が、トヨタのフラッグシップに生まれ変わりました。

2022年7月15日に発表された16代目クラウンは、クロスオーバー(リフトアップセダン)、スポーツ(5ドアハッチバック)、セダン(ファストバックセダン)、エステート(SUV)といった4車型で構成されることが明らかになったのです。



これまで次期クラウンが「SUVになる」だの「セダンは残る」といった噂がありましたが、まさかの4バリエーション展開だったというわけ。そして、どれも異なる顔を持つ4車型がクラウンという名前を冠するというのは、それぞれのカテゴリーにおいてトヨタ・ラインナップにおけるフラッグシップであることを意味すると理解すべきでしょう。

ところで、個人的に気になっているのはクラウン・スポーツのスタイリング。ディテールを除いて、そのスタイルは2021年12月に発表されたトヨタが開発中のBEV(電気自動車)「CROSSOVER EV」そのものなのです。

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しかしトヨタ側は、この2台の関連性について公式アナウンスはしていません。さらに、クラウンの発表会における「クラウンのBEVバリエーションについて」の質問においても、トヨタサイドは回答を濁していたように見受けられます。

これまで未来のBEVとしていたクルマが、じつはハイブリッドのクラウンでした……というのでは、2021年12月の発表がウソだったということになります。ここまで同じスタイルなのであれば、クラウンとしてBEVを出すと明言するほうが正直であって、現代的なブランディングとしてはポジティブだと思うのですが、さて?



もっとも、15代に渡るFRクラウンの歴史が終わってしまったインパクトに比べると、こうした話は些細なことなのかもしれません。続きを読む

ディスカバークラウンが公開した横顔から感じること

ボンネットが高くて、ルーフが低めのシルエットに見える

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2022年7月15日のオンライン発表を目前に、トヨタが次期クラウンのサイドビューをティザーサイトで公開しました。ここからわかることは何でしょうか?

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いつかはクラウン? SEDAN? SUV? 新型は7月15日に発表

あなたのクラウンを発見してください。巷の噂通りティザーサイトではSUV化を匂わすが……

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トヨタの国内向けラインナップにおけるフラッグシップに位置付けられているクラウンが、間もなくモデルチェンジ。7月15日13時30分にワールドプレミアというニュースが正式発表されました。



同時にティザーサイトも公開。そちらでは以下のテキストを確認することができるのでした。

いつかはクラウン?

SEDAN?
SUV?

DISCOVER YOUR CROWN.

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レザーシートを装備したクラウン特別仕様車はどのくらいお買い得なのか

特別仕様車 RS“Limited Ⅱ”/RS Four“Limited Ⅱ”は2.0リッターターボと2.5リッターハイブリッドを用意。価格帯は523万円~567万円

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その命運についていろいろ騒がしいというか噂になっているトヨタ・クラウン。かつては”いつかはオーナーになりたい憧れのモデル”でしたが、いまや”いつかはなくなってしまう”という風潮に変わっているといえるかもしれません。

そんなクラウンに2種類の特別仕様車が登場しております。

まず紹介するのはRS“Limited Ⅱ”/RS Four“Limited Ⅱ”で、こちらのベースグレードは RS/RS Four。それぞれのメーカー希望小売価格を並べると以下の通り。

RS“Limited Ⅱ”(2.0ターボ):523万円
RS“Limited Ⅱ”(2.5ハイブリッド):545万円
RS Four“Limited Ⅱ”(2.5ハイブリッド):567万円

そして、ベースグレードのメーカー希望小売価格は次のようになっているのでした。

RS(2.0ターボ):509万9000円
RS(2.5ハイブリッド):531万9000円
RS Four“Limited Ⅱ”(2.5ハイブリッド):553万9000円

というわけで、計算するとわかるようにベースグレードと特別仕様車の価格差は13万1000円。この価格で何がプラスされているのかといえば、『本革シート表皮+前席シートベンチレーション、マットブラック塗装の18インチ専用アルミホイール、漆黒メッキのフロントフォグランプリング、フロントグリル&バンパー、イージークローザー、ナノイーX、専用加飾スマートキーなど』となっております。

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アルミホイールの塗装やメッキ加飾の色味などはさほどコスト差を感じないところですが、前席シートベンチレーション付の本革シート(ベースグレードではファブリック+合成皮革のシート)と、4枚ドアすべてにイージークローザーが装備されると考えると、13万円の価格差以上の価値があるといえるのでは?続きを読む

トヨタ・クラウンが発売から2年でインパネ意匠を一新。12.3インチワイドディスプレイを採用

わずか2年でインパネを一新。クラウンはかつてのポジションを取り戻すことができるのか

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クラウンがマイナーチェンジを実施。といっても外観からはほとんど変わったように見えませんので、ちょっとしたブラッシュアップの一部改良に思ってしまうかもしれませんが、いやいやデビューから2年ほどでの商品改良としては考えられないくらいの大きな変更を受けているのでした。

 

そのポイントがインテリア。これまではダブルディスプレイ・スタイルでしたが、オーソドックスな横型の大型ディスプレイに集約するといったビッグチェンジを果たしたのでありました。

そのほか先進運転支援システムについては以下のような進化を遂げております。

体調急変などドライバーの無操作状態が継続している場合、徐々に車両を減速させ自車線内に停車。早期救命救急をサポートする「ドライバー異常時対応システム」をTOYOTA初採用

「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」に、AI技術により前方カーブの大きさを推定しステアリングの切り始めで速度抑制を開始する“カーブ速度抑制機能”をTOYOTA初採用

歩行者検知(昼夜)および自転車運転者検知(昼)をおこない衝突回避または被害軽減に寄与する「プリクラッシュセーフティ」に、以下の先進機能を追加。対応する事故形態を拡大





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