クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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CEV

JC08モード航続距離308kmのHonda e、CEV補助金を試算してみる

CEV補助金の計算方法は「走行可能距離1kmごとに2000円×(一充電走行距離-200)」で導かれる

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ホンダのEV専用モデル「Honda e」の詳細があきらかになってきております。EVというと気になるのが一充電での航続可能距離だったりするわけですが、昨日のエントリでも紹介したようにHonda e標準車の一充電走行距離はWLTCモードで283km、JC08モードで308km。そして、なぜいまどきJC08モードでの計測が必要なのかといえば、それはCEV(クリーンエネルギー自動車)補助金に深く関係してくるからなのでした。



こちらのリンク先にもあるように、3ナンバーのEVにおける補助金の計算式は次の通り。

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ここで用いられる一充電走行距離がJC08モードでの計測データによる、というルールになっているので、日本でEVを売るにはJC08モードが重要になってくるのであります。ただし上限は40万円と決まっておりますので、航続可能距離を伸ばしたからといって青天井で補助金が増えていくということはありませんので、あしからず。

さらに給電機能を装備しているクルマにおいては上限金額にかかわらず2万円を増額するというルールになっております。


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トミーカイラZZ-EV、購入補助金は最大85万円

最大でも99台しか作れない貴重なクルマをCEATECで見る 

先日、幕張メッセで開催されてCEATEC JAPANにて、初めて目にした電気自動車「トミーカイラZZ-EV」。組立認証による量産(上限99台)モデルでありますから、改造車ではないわけで、もちろんCEV補助金(平成26年度 クリーンエネルギー自動車等導入費補助金)の対象であるのでした。

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●参考:平成26年度 CEV補助金 車両ごとの上限額
http://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/meigaragotojougen.pdf 

発表によれば、参考車両価格は税抜き800万円で、補助金上限は85万円。この補助金額は、電気自動車(軽自動車・小型自動車・普通自動車・プラグインハイブリッド自動車)における上限額でありますから、テスラ モデルSやBMW i8と同じであります。

なるほど、いろいろ納得なトミーカイラZZ-EVでありました。

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