癖のあるフレンチMPV、ファミリーカーとして使うには覚悟が必要?

1.5リッターディーゼル+8速ATでフロントを駆動するパワートレインに、スライドドアやリアウィンドウが独立開閉できるテールゲート、スクエアなラゲッジやオーバーヘッドコンソールなどを備えたフレンチMPV「シトロエン・ベルランゴ」の日本でのカタログモデル発売が始まるということで記念イベントが開かれ、その様子を拝見してまいりました。
すでにベルランゴ自体は、限定導入されたときのローンチイベントも見に行っていますので基本的なパッケージなどはチェック済み。とくにリアのラゲッジスペースについては後席格納時に2126リッターという容積に驚かされるのはもちろん、その使いやすいデザインは感動レベルで、かなり好印象なのでありました。
今回、本格デビューに合わせたイベントということで、久しぶりに再会したベルランゴを、80代の親と小学生の子どもを持つファミリー目線でチェックしてみたのですが、そうなると急に気になってくるのが、日本のミニバンでは当たり前装備となっているパワースライドドアがつかない点。そもそもの素性が商用車ということもあるのでしょうが、スライドドアの開閉にはかなり力が必要で、オトナであってもカバン片手に開け閉めするのは難儀しそうな印象。まして寝た子を抱いた状態で開けるのは無理でしょう、と思えるほど。スタイリングの独自性や、主にラゲッジに関する使い勝手のよさからファミリーカーとして選んでしまうと後悔しそうな気もするので、そうした使い勝手もしっかりチェックして理解した上で選んでほしいと思う次第であります。
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1.5リッターディーゼル+8速ATでフロントを駆動するパワートレインに、スライドドアやリアウィンドウが独立開閉できるテールゲート、スクエアなラゲッジやオーバーヘッドコンソールなどを備えたフレンチMPV「シトロエン・ベルランゴ」の日本でのカタログモデル発売が始まるということで記念イベントが開かれ、その様子を拝見してまいりました。
すでにベルランゴ自体は、限定導入されたときのローンチイベントも見に行っていますので基本的なパッケージなどはチェック済み。とくにリアのラゲッジスペースについては後席格納時に2126リッターという容積に驚かされるのはもちろん、その使いやすいデザインは感動レベルで、かなり好印象なのでありました。
今回、本格デビューに合わせたイベントということで、久しぶりに再会したベルランゴを、80代の親と小学生の子どもを持つファミリー目線でチェックしてみたのですが、そうなると急に気になってくるのが、日本のミニバンでは当たり前装備となっているパワースライドドアがつかない点。そもそもの素性が商用車ということもあるのでしょうが、スライドドアの開閉にはかなり力が必要で、オトナであってもカバン片手に開け閉めするのは難儀しそうな印象。まして寝た子を抱いた状態で開けるのは無理でしょう、と思えるほど。スタイリングの独自性や、主にラゲッジに関する使い勝手のよさからファミリーカーとして選んでしまうと後悔しそうな気もするので、そうした使い勝手もしっかりチェックして理解した上で選んでほしいと思う次第であります。
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