クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします
二輪・四輪にかかわらずパーソナルモビリティが、どのように変わっていくかを考察します

YouTubeチャンネルで動画を公開しています。チャンネル登録よろしくお願いします。お問合わせや情報などは、こちらのアドレスまで ysplaning@gmail.com   Instagramでも情報発信しています   Facebookページ随時更新中 noteで無料&投げ銭方式のコンテンツを公開しています。

BYD

トヨタが新しい電気自動車として発表したシルエットがプリウスの進化形

中国向けセダンスタイルのBEV「bZ3」をBYDと共同開発。気になるのは同時に発表されたシルエット画像…

20221024_01_06_s

トヨタが中国市場向けにセダン型のBEV(電気自動車)を発表。すでに発表されているように、この新型BEVの開発においては、いまや世界的なバッテリーメーカーとなったBYDとの共同開発というスキームが利用されているとのことです。

 

そのあたりの情報については、トヨタ発表のニュースリリースを見ていただいてもいいでしょうし、また上の貼ってあるよう手短にまとめたコラムも用意させていただきました。

そしてトヨタの発表で気になるのは、リアでスパッと断ち切ったようなボディシルエットをチラ見せした、開発中のbZシリーズの新モデルという情報。続きを読む

SUBARU版も気になる、トヨタの電気自動車「bZ4X」の未来的コクピット

新ブランド「bZ」はゼロエミッションを超える存在をイメージ。チャレンジングすぎるコクピットはアーリーアダプターに刺さるか?

20210419_01_02_s

いかにもトヨタらしく、カーボンニュートラルにおいても全方位対応を目指しております。

ハイブリッドとe-fuel(カーボンニュートラル燃料)を組み合わせるというレガシーを活用する方法から燃料電池車までローエミッション、ゼロエミッションモデルに対して様々なソリューションを提供していこうという方針を示しているのでした。

というわけで、ゼロエミッションの本命といえる電気自動車においては、ゼロエミッションを超えていくという思いを込めた電気自動車のサブブランド「bZ(beyond ZEROの意)」を中国で発表というのは4月半ばのトピックス。すわ完全電動化へシフトと思いきや、その後日本ではe-fuelによるカーボンニュートラルへの対応を発表するなどしたのもご存知の通りでしょうか……。

 

さて、上海モーターショーで発表したbZブランドの第一弾となるのが「TOYOTA bZ4X(トヨタ ビーズィーフォーエックス)」。以前、SUBARUがトヨタと電気自動車を共同開発をしているという発表をしていましたが、まさにその共同開発のトヨタ版というわけです。

新開発プラットフォームということですが、パッと見にはRAV4やハリアーの流れも感じさせるオーソドックスなSUVフォルム。フロントマスクこそ電気自動車らしい造形で違いをアピールしていますが、いかにもトヨタ・SUBARU共同開発らしい手堅い感じだなあと思ってインテリアの画像を見て驚いた。

なんと異形ステアリングで、こちらはバイワイヤ(電気的につながっている仕様)になっているのだとか。なるほど、だとすれば持ち変える必要がないセッティングも可能でありまして、こうした異形ステアリングもありなのですが、シルエットの手堅い感じとは一転、攻めたコクピットと感じるのでありました。はたしてSUBARU版も同様の異形ステアリングになっているのかは気になります。

20210419_01_12_s
続きを読む

ダイムラーとBYDのジョイント・ベンチャーによる電気自動車はベンツならぬ「DENZA」

1082570_2170108_1024_683_14A1016
End of September the pure electric DENZA will be available in China.

Daimler’s joint venture with Chinese partner BYD is the first Sino-German joint venture dedicated to electric vehicles in China.

Hubertus Troska: “DENZA is by far the most serious local electric vehicle effort in China, and a key pillar of our electric vehicle strategy in the country.

” DENZA is manufactured at a modern production line that follows Daimler’s proven production management system.

Arno Roehringer: “Throughout the entire production process we focus on quality to assure that our customers are getting the best Chinese electric vehicle.

” DENZA will hit the market at the end of September, starting at RMB 369,000 (about EUR 45,700) and entitled to subsidies totaling in almost RMB 120,000 (about EUR 14,900).
というわけで、メルセデス・ブランドで知られるダイムラーと、中国におけるバッテリーサプライヤーとして高名なBYDのジョイント・ベンチャーによる電気自動車「DENZA」が、いよいよ市販開始。

物価を考えると、ちょっと普及帯とは言いかねる価格設定で、そのプライスとアピアランスのバランスにも欠けているように感じるところではありますが、公称300km以上という満充電からの航続可能距離を可能としているバッテリー搭載量からすると妥当なのでしょう、おそらく。

気になるのは車名の由来。

DENは電から来ていると感じるのは日本語的な発想であって、中国語では電(电)に由来するならば『Dian』になるような気もしますし……。 

それはさておき、日産と現地の合弁会社、東方日産はリーフのOEMか、KDか不明ですが、ともかくフロントの充電リッドカバーを変えただけに見える『ヴェヌーシアe30』を発売とのこと。ちなみに、こちらのメーカー希望小売価格は267,800人民元と発表されております。
140910-04-02

気になる充電リッドの中身(コネクター形状)は不明なのが残念……
 
記事検索
アクセスカウンター
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ