クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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BRZ

ホンダが、新世代プレリュードを発表。トヨタ似と話題?

フロントマスクはプリウスを思わせるともっぱらのウワサ

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東京モーターショーあらためジャパンモビリティショーが始まりました。

名前は変わってもショーの華といえば、夢にあふれたコンセプトカーなのは変わりません。

とくにリアリティのあるモデルは注目度も高く、ホンダがサプライズで公開した「プレリュード・コンセプト」も、そうした話題を集めるコンセプトカーのひとつ。

プレリュードといえば、1980年代に一世を風靡したデートカーであり、スポーティとは異なる若者向けモデルとして独自の価値観を表現していた伝説の名前。それが令和の時代に復活するとなれば、ニュースバリューは十分にあるわけです。


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FF・FR・MR・RR・4WD…それぞれが示す意味と走りの特徴は?【リメイクコラム】

エンジン車には5種類の駆動方式がある。それぞれの駆動レイアウトには、どのような特徴があるのだろうか。

内燃機関を積んだクルマの駆動システムを示すものとして「FF、FR、MR、RR」といったアルファベットを使うことがある。これは順にフロントエンジン・フロントドライブ、フロントエンジン・リアドライブ、ミッドシップ・リアドライブ、リアエンジン・リアドライブの略称で、エンジンの搭載位置と駆動輪の関係による分類だ。さらに、それぞれのレイアウトを基本に4WD(四輪駆動)を用意するというのが、近年の自動車における駆動方式といえる。それぞれの特徴を紹介しよう。

Next-Gen Honda Civic Type R at 2022 Tokyo Auto Salon - 3

FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
現在、市販されている乗用車においてもっとも多く採用されているのがFFレイアウトだ。フロントにパワートレインを集中させることでパッケージングにおいて有利で、キャビンやラゲッジを広くとることができる。走りの面では、前輪が操舵と駆動の両方を担うためにパワーをかけていったり、路面が滑りやすい状況などではフロントタイヤから先に限界を迎えやすく、いわゆる「アンダーステア」といって外側にクルマがはらむような挙動になりがちだ。ただし、フロントタイヤが限界を迎える手前の領域では、ブレーキングでリアタイヤの荷重が抜けやすく、後輪が滑りやすいことによるスピンモード(オーバーステア)に陥りやすい傾向も見て取れる。荷重が後ろに移動する加速時には駆動輪(前輪)の荷重が抜ける傾向にあるので、トラクション性能ではもっとも劣るレイアウトといえる。


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2021年下半期に試乗した新型車を動画で振り返ります

SUBARUのクルマを袖ヶ浦フォレストレースウェイを走る機会の多かった2021年7月~12月。印象深かったのはフィット・モデューロXとレヴォーグSTI Sport R




 
昨日のエントリに続き、2021年下半期に試乗したクルマを動画で振り返ってみるシリーズ。この時期、クローズドコースで試乗する機会が多かったのですが、まず7月にはフィットe:HEVモデューロXを群馬サイクルスポーツセンターで試乗。標準車との比較ができたこともあって、モデューロXの世界観、目指しているところが明確になり、なおかつそれが達成されていることも確認できたのでした。

そんな試乗レポートは前中後の3編でホンダスタイルWEBのほうに掲載されていますので、こちらもお楽しみいただければ幸いです。






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トヨタGR86正式発表。注目の価格は279万9000円から!

16インチスチールホイールのRCグレードから18インチアルミホイールの最上級グレード「RZ」までの全3グレード。価格帯は279.9万円~351.2万円

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夏頃にプロトタイプの試乗もしていたので、ようやくという印象もありますが、SUBARU BRZの兄弟車であるトヨタGR86がフルモデルチェンジを正式発表。2021年11月から新型車についてはAEBS(衝突被害軽減ブレーキ)の義務化が始まりますので、MTにはアイサイトを積まないGR86はそれまでにリリースする必要がありましたが、本当にギリギリでの発表と相成りました。



既報の通り、新型GR86の大きな進化の方向性としては、従来からのプラットフォームをブラッシュアップすることでコーナリング性能を高め、エンジン排気量を2.4リッターに増やすことで加速に関するパフォーマンスも向上といったもので、コンセプトを変えずにメーカーが基本部分のメカニズムをチューンアップしたというもの。BRZについては、進化幅や内容を考えると十分に納得できる価格設定という印象でしたが、GR86ではさらに驚くことに最廉価グレードでは280万円を切る設定となっております。


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シャシーセッティングの異なるGR86/BRZ。ワンメイクレースはどうなる?

GR86/BRZシャシーの違いはかなり大きい。そのままではワンメイクレースは成立しない?

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先日、プロトタイプに試乗する機会のあったGR86/BRZ。ご存知、トヨタとSUBARUが共同開発したFRスポーツカーの2代目で、そのスポーツカーとしてのパフォーマンスを考えると、いまどき珍しいくらい手頃な価格設定となっているのが魅力のモデル……という話は、多くのメディアで報じられている通り。

メーカー希望小売価格についてはBRZしか発表されていませんが、6MTのスターティングプライスは308万円。17インチタイヤであったり、オーディオレス仕様であったり、ここからお金がかかるのはありますが、十分にパワフルな2.4リッター水平対向”自然吸気”エンジンのフィーリングを含めても真にリーズナブルといえるというのが正直な印象であります。




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新型BRZの価格がリーズナブルに思えるエンジン進化の大きさ

ボア94×ストローク86mm、総排気量2387cc。最高出力173kW/7000rpm、最大トルク250Nm/3700rpmというスペックの専用FA24エンジンを積む

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スバルとトヨタが先代につづいて共同開発したスポーツカーGR86/BRZがフルモデルチェンジ。いろいろな事情があってBRZが先行して正式発表されました。それに合わせて、スバルからは様々なプロモーションビデオが公開されておりますが、エンジン編といえるのがこちら。


このエンジンについては開発者の方から話も伺いましたが、たしかにフル電動化になってしまう未来に向けてエンジン開発リソースが割けなくなってくる流れにおいて、最後のスポーツNAエンジンであるという気持ちがあったことは言葉の端々から感じられたところ。そのポイントは、上に貼ったツイートでも書いたように、EGRの不採用とコンロッド大端部側の割り方にありと感じたのでした。


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