クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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BMW

ル・ボラン カーズ・ミート2021横浜で気になるクルマをチェック

5月最後の土日に赤レンガ倉庫で開催されたイベントは輸入車のディテールをチェックできる大チャンス

5月29日・30日に横浜・赤レンガ倉庫にて「ル・ボラン カーズ・ミート」が開催されております。

歴史ある自動車雑誌「ル・ボラン」がプロデュースするイベントということで、多くのインポーターが出展。なかなか身近には見る機会のないクルマを実際に間近に感じられる貴重な機会といえるかも? ということで、チラッとですが立ち寄ってみた次第。


そんな出典ブランドをアルファベット順に並べると、アルピーヌ、アストンマーチン、アウディ、ベントレー、BMW、ジャガー、ランドローバー、ロータス、マクラーレン、メルセデスベンツ、ルノー、フォルクスワーゲン、ボルボといったところ。そのほかパーツメーカーとしてヨコハマタイヤやBBSのブースも用意されておりました。

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その中で是非とも陽光の元でチェックしてみたいと思っていたのがBMW M3。巨大化したキドニーグリルは賛否両論ですが、はたして実車ではどのような印象なのでありましょうか……。続きを読む

BMW 4シリーズ日本仕様は420iからローンチ。税込み価格は577万円~1025万円

第二世代4シリーズはどでかいキドニーグリルが特徴。日本仕様は2.0リッター4気筒ターボからローンチスタート



2020年10月16日、BMWジャパンがフルモデルチェンジしたクーペモデル、第二世代の4シリーズの日本導入を発表。納車は11月予定で、標準仕様は420iと同Mスポーツ、Mモデルとして3.0リッター6気筒エンジンのM440i xDriveをリリースすることを発表しております。メーカー希望小売価格は、420iが557万円、420i Mスポーツが632万円、そしてM440i xDriveが1025万円。

いずれも3眼カメラとレーダーを併用した先進安全機能を備え、BMWが日本初を実現した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を有しているのが特徴で、走りのクーペというだけでなく、運転支援機能も充実した安全なツアラーというキャラも持っているのが新生4シリーズといえましょうか。





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M 1000 RR 世界初公開。カーボンホイールを標準装備で最高出力は156 kW / 14,500 rpm

カーボン製ウイングレットを装備。専用エンジンのレブリミットは 15,100 rpm!

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BMWのMといえば、ハイパフォーマンスバージョンに与えられる特別なアルファベットなわけですが、新たなブランド戦略としてMをモトラッド(二輪部門)にも展開するという発表があったのはいつだったでしょうか。ついに、Mを冠したBMWのバイクが登場しました。

ベースとなったのは、当然ながらスーパースポーツ(SS)の「S 1000 RR」で、そのハイパフォーマンスバージョンの名前は、予想通りの「M 1000 RR」。BMWのトリコロールにカーボン製ウイングレットがよく似合う外観はスペシャルすぎて『お高いんでしょう』と思わずつぶやいてしまうナリであります。
日本代表といえるリッターSS、ホンダCBR1000RR-R(SC82)のオーナーとして気になるのはエンジンスペック。なんとM1000RRのエンジンは、ピストンリングを2本に減らしたスペシャルバージョンで、最高出力は156 kW、最大トルクは113 Nm 。そしてレブリミットは15,100 rpmと発表されております。スペック的にはSC82の最高出力は160kWなので、ちょっと上回っているのですが、M1000RRの車両重量が192kgと発表されているのは気になるところ。街乗りリッターSSユーザーとしては軽さは取り回し性にプラスということで気になる要素でありますから。もっとも、M1000RRの軽量化というのはサーキットパフォーマンスのためでありましょうけれど……。








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5ドアハッチなのに2シーター、ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRに語彙力を失う【動画】

FF最速のためにここまでするか! 日本国内限定47台の希少なモデルに触れてみた。軽量化の伸びしろを残してあるのが末恐ろしすぎる

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FF世界最速をシビックタイプRと競い合うRenault メガーヌR.S.の最ホットグレードであるトロフィーRを取材する機会がありました。原稿の掲載された媒体(2020-2021年 スポーツカーのすべて、詳細は文末にて)も発売になったということで、勝手に誌面連動的なブログエントリ&YouTube動画をアップしてしまいましょう。

まず、このグレードで驚くのは5ドアハッチのボディながらリアシートは完全に取り払われ、そこにはタイヤを積むように樹脂のフロアを備えるという仕様にシェイプアップされていること。それによって、車検証の重量が1330kg(前880kg:後450kg=66:34)とCセグメントの1.8リッターターボとしてはかなり軽く仕上げられているのでした。

さらに、マフラーは二輪で著名なアクラポビッチ。リアディフューザーの形状もかなり空力を考えたと感じさせるもので、ニュルブルクリンクをはじめとするサーキットでのタイムを削り取るためのアタック仕様といった印象。フロントシートがフルバケになっているのも、まさに本気といったところでしょうか。誌面のほうでも触れていますし、こちらの映像でも紹介していますが、とにかくシフトが超ショートストロークだったのもハードコアなクルマというイメージを強くしたのでした。軽量かつ冷却も考えたカーボンボンネットのデザインについては動画のほうでご確認くださいませ。


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でかいグリルのBMW 4シリーズが正式発表。キドニーグリルこそDNAと主張

キドニーグリルはBMWブランドのDNA。だから大きくなることは正しい

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BMWの新型4シリーズクーペが本国でフォトデビュー。本国でのローンチは2020年10月ということで、おそらく日本上陸は年明けあたりになるでしょうが、デザインスタディなどでも話題になっていた大きすぎるキドニーグリルは、たしかに市販バージョンの新型4シリーズに与えられていたのでした。

とはいえ、BMWのコンセプトムービーを見ると、このグリルはBMWブランドのDNAであって欠かせないものだということで、殊更に強調するのは正しいのだと主張しております。いろいろな見方はありましょうが、ひとまずのブランディングとしてはグリルの大型化を進めていくのは正義と考えているのでありましょう。

もっとも、向かって右側の下側にミリ波レーダーのカバーらしきものが見えているのは、すなわちグリルとしての機能性でこのサイズにしたわけではないということであります。このように見える部分で単なる意匠に過ぎないということを示してしまっているのは少々興ざめではありますが、まあ近年のキドニーグリルの多くで半分以上は穴が開いてないことを考えると、いまさらの指摘かもしれません……。
 
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トヨタ・スープラ、47馬力アップで26万円高はお買い得!

4気筒は据え置き、6気筒は価格アップも内容からするとバーゲンプライス?



TOYOTAがスポーツカー「スープラ」のマイナーチェンジを発表。2.0リッター4気筒グレードについてはさほど変更はないようですが、3.0リッター6気筒グレードにおいては最高出力を250kW(340PS)から285kW(387PS)へと大幅に向上させているのがトピックス。その内容については、既報の通りで当ブログでも過去にエントリをあげておりますが、おそらくブーストをかなり高めたというのが個人的な見立て。ボディ・シャシーについてもリファインしているようですが、まあこれくらいのパワーアップであれば余裕で受け止めるくらいのポテンシャルは与えているのでしょう。

ところで気になるのは、このマイナーチェンジによる価格改定。

2.0リッターのベーシックグレード「SZ」が4,995,000円、2.0リッターハイパフォーマンスの「SZ-R」は6,013,000円、そして6気筒エンジンの「RZ」は7,313,000円と発表されております(いずれも消費税10%込み)。

4気筒グレードについては、ほぼ据え置きといえる価格ですが、さすがにパワーアップを果たした6気筒車はそれなりに価格アップしている模様で、マイナーチェンジ前を税抜き価格で比べてみると……




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