クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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BMWミニ

意外に省燃費な170kW、320Nmの2.0リッターターボを実感

170kW、1.2tのミニJCWは2ペダルがやっぱり速いというわけで、現時点で最速といえるBMWミニの3ドアJCW(ジョン・クーパー・ワークス)のATにちょい乗りな機会アリ。

標準のドライビングモードであるMIDモードでも十分にJCWらしさを体に伝えてくるというのが第一印象で、ついついエコドライブの期待できるグリーンモードに切り替えつつ、サスペンションまでカチカチになるスポーツモードも味わってみた都内~近郊の近距離ドライブといいますか、車両移動であります(汗)

デフォルトのMIDモードと、ミニらしいゴーカートフィーリングを高めるというスポーツモードでは、かなりトルコンATをロックアップさせたダイレクト感のある加速感で、スペック以上のパワーも感じたほど。ハンドリングや乗り心地もゴーカートフィーリングでありましたが…(出汁)

そんな風に、まったく燃費を気にせず走って、ふとディスプレイ表示を切り替えてみると……、意外にもメーターに表示された燃料消費率は9.5km/L

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いまどきのハッチバックとしてはけっして褒められる数値ではないでしょうが、ホットハッチとしてのパフォーマンス”感”からすると十分に納得の燃費性能であり、エコドライブを心がけていけば、まだまだ伸び代はいっぱいありそうな印象でもあります。

それにしても、一昔前に比べるとハイギアードになりました。だからこそ、トータルではそこそこの好燃費に仕上がるのでありましょう。そして、ハイギアードのネガを感じさせないのは、過給エンジンの進化(ターボチャージャーのレスポンス、ブースト制御の巧みさ)や、アクセルペダル操作とスロットルバルブの開度の工夫などもあるのだろうな、と感じる今日このごろ。


精進します。














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第三世代BMWミニのデザインスタディは、しっかりヘリテージ。

新世代BMWミニのティザーが始まっておりますが、続けざまに今度は「ミニ・ビジョン」なるコンセプトスケッチが公開。なんとも、まあ見事にニューMINIのスタイルを受け継いでいるように見えます。さっそくヘッドライトがエンジンフードにくっついてるのかどうかが気になってしまうほど。

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MINI Vision. An exclusive look at MINI design of tomorrow.


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そして、公式のスクープショット(?)と見比べれば、ホイールアーチやルーフラインから、かなり実際の姿に近いデザインイラストであろうと想像できるところで、オリジナルのOLD Miniにはショートホイールベースでキビキビ動くイメージがありましたが、BMWミニのロングホイールベース化は避けられないトレンドのよう。

もともとのパッケージは「小さなボディ、快適なキャビン」という理詰めの実用車だったミニではありますが、ホットハッチ的、スポーティコンパクトというキャラクターを抽出して再構築したのがBMWミニだとすれば、パフォーマンスアップというか、常用域の高速化を考えると、こうしたシルエットになるのもやむなしなのでしょうか。





インテリアでは2ペダルが基本となっているのが、ある意味で注目。DCT的な何かを装備するという前提だと想像できますので。もしくは、アメリカ市場を睨んでいればZFの9速ATでしょうか?

そしてミニの伝統であるセンターメーターを模したインフォメーションパネルはついに丸型ディスプレイを目指すよう。せっかくセンターメーターを模した造形でも、その中にスクエアなモニターを収めるのでは、少々興醒めという印象もありましたので……。

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動画はOLD Miniからの伝統を受け継いでいるようなオープニングとなっておりますが、こうして「ミニ・ビジョン」のイラストを見ている限り、初代のBMWミニ(R50)がもはやヘリテージで、その伝統を受け継いで、進化させたという印象強し、なのでありました。



BMWミニの次期モデル、はやくもフォトデビュー?

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次期BMWミニ(3代目?)のティザーが開始。まずは、いかにもスクープショットみたいなヤラセカットの公開から、であります。テスト走行用に偽装された新型BMWミニの画像では、フロントフェンダー、前後タイヤ・ホイール、全体のシルエットが確認できますが、おそらくポイントになるのはホイールが5穴になっていること。

現行ミニでは、スタンダードモデルは4穴ハブとなっていますが、クロスオーバーなど大きなほうのミニは5穴ハブ。ホイールベースが伸びているように見えるところからも、クロスオーバーやペースマンの後継モデル的なメカやサイズで進化するのかな、と想像。

勝手に、ペースマンのロワード仕様が、次期BMWミニのスタンダードになるとして、そうなると期待できるのはリアシートの快適性というかスペースの確保。とくにコンバーチブルのリアシートが広くなると、ファミリーで使えるオープンカーとしての価値が大いにアップしそうで、期待大というのが個人的な感想。 

いや、じつはファミリーカーとしての4座オープン探しで、結論としてはザ・ビートルカブリオレを選んだわけですが、最後まで悩んでいたのがBMWミニ・コンバーチブル。オープン時には十分にファミリー使用が可能と思いつつもクローズドでの3~4名乗車を日常とするのは厳しいと考えたわけですが、ペースマンをベースにしたコンバーチブルというバリエーションがあればなぁという思いもあり。

ミニという名前で大きくなることには批判的な声もありましょうが、幅はともかくホイールベースを含めた長さが伸びるのは、ファミリーユースを前提に考える身としてはウェルカムな進化という印象ではあります、ハイ。


ちなみに、以下の画像は現行のBMWミニ。上からクロスオーバー、スタンダード、クラブマン。全部で7パターンあるミニは、どの方向に進化するのでしょうか。

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