クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ALPINE

MVアグスタとアルピーヌが夢のコラボレーション。スーパーヴェローチェALPINEは3万6300ユーロ

イタリアの伝統的二輪ブランドにフランスのモータースポーツ四輪ブランドのテイストをふりかける

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MVアグスタより「Superveloce Alpine」が発表されました。スーパーヴェローチェとは日本仕様で最高出力108kW(148PS)を発揮する総排気量798ccの3気筒エンジンを積むスーパースポーツですが、「Superveloce Alpine」は、そこにアルピーヌのテイストを散りばめたというコラボレーションモデルであります。

公開されている画像からもわかるように、青と白のカラーリングでアルピーヌらしさを表現。フェアリングにはアルピーヌの「A」ロゴが入り、青いステッチが施された黒いアルカンターラのシートもアルピーヌのイメージを表現しているという仕上げ。バーエンドミラーはベースモデルと同じ仕様といったところでしょうか。

こういっては失礼ながら、MVアグスタとアルピーヌの両ブランドはそれほど強烈なイメージもないのでこうしたコラボレーションでもどちらかが勝ってしまうということはなく、バランスよく見えるのは自分だけでしょうか。





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ルノーF1チームからアルピーヌF1への改称をブランディング的に考えると…

ルノースポールを縮小して、アルピーヌの守備範囲を拡大する未来が見える!

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イタリアGPの決勝直前、ルノーから2021年シーズンに向けてチーム名称変更の発表あり。これまでルノーDPワールドF1チームとして運営してきましたが、アルピーヌF1チームになるのだとか。

パワーユニットの名称は「Renault E-TECH hybrid」ということなので、ルノーが完全になくなるわけではなく、ルノーの中にスポーツブランドとして「アルピーヌ」があるといったポジションを明確に示す名称変更で、アルピーヌ・ブランドを強化する狙いがあるのは明らか。そういえば、アライアンスを組んでいる日産も新しい商品計画ではスポーツカーを重視すると発表していましたが、なにか似たような方向性のブランディングを感じてしまうのは気のせいでしょうか。

さらに気になるのはルノー・ブランドの中にアルピーヌとルノースポールが並び立つことで、ブランド価値が分散することになりますし、ブランドのリーダーとしてリソースを集中することがスマートであることを考えると、ルノースポールをアルピーヌに吸収させて整理するのではな? などと思ったりするわけです。





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復活するアルピーヌのモノコックボディがチラ見せ【動画】

間もなく蘇るアルピーヌ、そのボディはオールアルミ製になると先日発表された。公開された2点の画像は、モノコックボディとフェンダー、たしかにアルミの鈍い輝きを放っている。
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Alpine’s road car will feature a bespoke all-aluminium platform and upper body that ensure lightweight and agile handling.
ボディ(上モノ)もプラットフォーム(シャシー)もオールアルミとなる新生アルピーヌのロードカー。アルミを採用する目的は軽量化と意のままの走りを実現するためというのは、まさに教科書通り。アルミの特性を考えると、軽くて強固なボディになる(撓りを利用しづらい素材のため)。

フレームの構造から、エンジンは横置きか?

それはさておき、気になるのはエンジンの搭載位置。本国では予約が始まり、2018年には日本でも販売開始となる予定のアルピーヌ。すでに公開されているコンセプトカーはミッドシップであることが明らかとなっているが、公開されたモノコックボディの画像(後ろ半分)を見ても、強固そうなフレームにドライブシャフトを通すための逃げが確認できるなど、たしかにミッドシップにパワートレインを搭載するであろう構造が確認できる。
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リアフェンダーの切れ目あたりから奥に目をやると確認できる、横方向に角パイプが渡っている部分から前にパワートレインを搭載するとして、その前後方向の長さを考慮すると4気筒エンジンの横置きといったレイアウトをイメージさせるが……はたして。

ちなみに、フランス国内での価格は55000ユーロ〜。ボディカラーは青・白・黒の3色設定となる模様。

それにしても気になるのは、モノコックボディの前半を隠している点。単なる演出としてなのか、それともフロントには、まだ隠しておきたい構造があるのだろうか。
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精進します。
   




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