クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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ACC

【マイナーチェンジ】キング・オブ・軽自動車、ホンダN-BOXの隠れた進化ポイントとは?

圧倒的なブランド力を持つN-BOX、しかしEPB、全車速対応ACC、ハイブリッド……などなど持たない機能も目立つようになってきた

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2020年の暮れも押し迫った12月24日、キング・オブ・軽自動車として名高いホンダN-BOXがマイナーチェンジを発表。上に画像を貼った標準車ではフロントグリルのメッキ部分の面積を拡大、さらにアンダーグリルにメッキ加飾のラインを入れるなど、確実にユーザー層の好みを捉えた進化を遂げているのでした。



メーカー発表のほうでは、そうしたスタイリング変更とリアパーキングセンサーの増量(?)くらいにしか触れられていませんが、じつはメカニズムについてもひっそりと進化を遂げているのでした。その最大のトピックスがCVTに関するものでありましょう。




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KAWASAKIのバイクにACCやBSM、そして衝突予知警報が備わる

ボッシュの「アドバンスト ライダー アシスタンス システム」をKAWASAKIも採用する日が間もなくやってくる

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2019年の東京モーターショーで日本初公開されたボッシュの二輪用先進運転支援システム「アドバンスト ライダー アシスタンス システム」については、国産メーカーとしてはKAWASAKIが2021年から採用することを公表済みなわけですが、採用モデルについては未だ公表されていない模様。



こうした機能をつけることで車両価格が上昇してしまうことを考えると、最初に採用するのは比較的高価格帯のモデルになるというのは容易に予想できるところで、KAWASAKIのラインナップからするとNinja H2 SX SEあたりが有力候補となると個人的には思っているのですが……。





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唯一ともいえるウィークポイントを克服したマツダCX-3 1.5の特別仕様車はねらい目でしょ

装備充実はうれしいポイントだけど、ベース車から28万円プラスは微妙かも?

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マツダのSUVラインナップにおける末弟「CX-3」に特別仕様車『アーバンドレッサー』が登場。人工皮革によるシート、スエード調人工皮革を多用したインパネなどゴージャスな雰囲気のキャビンに仕立てたほか、MRCC(マツダ・レーダークルーズコントロール・全車速対応型)や360°ビューモニター、シートヒーター、ステアリングヒーターなどを特別装備した一台となっております。

しかもベース車を15S Touringとすることで、価格を抑えているのも魅力。メーカー希望小売価格はFWDで227万1500円、4WDは250万1700円とコストパフォーマンスの良さげに感じるものなのでした。もっとも、ベースグレードに対して約25万円高になっておりますので、機能からすると割高な印象もあり。とはいえ、CX-3の1.5リッターガソリンエンジン車にはオプション設定さえ用意されていないMRCCが標準装備されるというのは、ロングツーリングの快適性とコストをバランスさせたいと考えているユーザーにとっては大きなアドバンテージというか、注目ポイントとなりそう。





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新型フェアレディZプロトタイプ発表。6速MTにもACC装備を確認!

マニュアルトランスミッション、手引きのサイドブレーキ、ディープコーンステアリング……ピュアに走りを追い求めたスポーツカーにも追従クルーズコントロールを備える時代

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ヘリテージ、オマージュ、リスペクト……表現はいろいろあるでしょうが、とにかく過去に積み重ねてきた価値を、あらためてまとめて整理したスタイリングを得た新型フェアレディZ。今回はプロトタイプの発表ということですが、アピアランスについては”完成形”ということで、この姿を公道で見ることができる日が楽しみになってくるのでありました。



とにかくロングノーズ・ショートデッキの古典的なフォルムは、半世紀以上の歴史を持つ車名だからこそ説得力を持つスタイル。コクピットについても、Z専用ディープコーンステアリング、手引きのサイドブレーキなどドリフト走行も楽しむ様子をイメージさせる仕上がりになっているのでした。そんな新型フェアレディZのステアリングホイールを見ていて気になったのが右スポーク部分のスイッチ類。

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ハイブリッドはコスパ最強に見えるトヨタ・ヤリスクロス。ガソリン車のライバルCX-3と比べてみると?

ヤリスクロスのガソリン車は1.5リッター3気筒エンジン。5月に追加設定されたマツダCX-3の1.5ガソリン車と比べてみるとちょっと高かった!

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ハイブリッドでライバル(ホンダ・ヴェゼルや日産キックス)と比較すると、価格も安く燃費が優秀といった具合にコストパフォーマンスが際立つトヨタの新型SUV「ヤリスクロス」。



そのラインナップにはガソリン車もあるわけで、コンパクトSUVのライバルとしてマツダCX-3と比べてみることに。というのも、CX-3には2020年5月の商品改良で1.5リッターガソリンエンジン車が追加されているから。さすがに何年も前のモデルと最新車を比べるのはアンフェアに思えますが、追加設定とはいえ登場して3か月ほどのCX-3 1.5であればフレッシュさでもいい勝負となりそうですので。

というわけで、ひとまず気になるスペックを並べてみたのがこちら。

ヤリスクロスCX-3
グレードX(2WD)15S(2WD)
全長4180mm4275mm
全幅1765mm1765mm
全高1590mm1550mm
車両重量1110kg1210kg
エンジン形式直列3気筒直列4気筒
総排気量1490cc1496cc
最高出力88kW82kW
最大トルク145Nm144Nm
WLTC燃費20.2km/L17.0km/L
価格189万6000円189万2000円

エンジンスペックは3気筒のヤリスクロスが少々上回っていますが、逆に4気筒エンジンのCX-3のほうが数千円ですがメーカー希望小売価格は安いのでした。また、車両重量で100kg異なるのは気になりますし、その違いが燃費性能にも影響している部分はあるのでしょうが、一方で全高をみるとCX-3は1550mmでいわゆる多くの立体駐車場に対応したサイズなのはアドバンテージといえそう。

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軽自動車人気ナンバーツーのスズキ・スペーシアがトップを狙える仕様変更を実施

タント、ルークスについでスペーシアも停止まで対応するACCを装備。N-BOX越えを実現するや

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スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」シリーズが、商品改良を実施。仕様変更のテーマは安全性能の向上で、その内容は次の通り。
今回の一部仕様変更では、夜間の歩行者も検知するデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグの標準装備化に加え、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールを新たに採用。一時停止などの標識認識機能の向上により、スズキ セーフティサポートをより充実させた。

 

というわけで、スズキがリリースの中でもさり気なくアピールしているように、渋滞時の停止まで対応する「全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール」が、機能面での注目ポイント。このところ、軽自動車の販売ランキングでは2位を守っているスペーシアですが、ACCについてはダイハツ・タントと日産ルークスという追い上げてきているライバル両車が渋滞対応の全車速追従機能付きを搭載しておりましたので。

とはいえ、タントのそれはターボ車だけのオプションで足踏み式パーキングブレーキとの組み合わせになるため停止保持は2秒しかできないタイプで、それについてはスペーシアも同様。一方、ルークスはEPBとの組み合わせとなるので、停止保持が可能なうえ、オートホールド機能もついているという点でリードしているのでありました。続きを読む
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