クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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”holiday in a Porsche 911” ポルシェでポタリング

holiday in a Porsche 911

ポルシェ911のようなピュアスポーツカーを日常のアシとして使うのは疑問もあれど、日常づかいのできるスポーツカーという、類稀なる価値が911にはあるのも事実なのでしょう。

というわけで、ポルシェ自身が”holiday in a Porsche 911”と題したリリースを発表。純正で自転車を載せることのできるルーフキャリアを用意、高速走行(?)にも耐えられる様をアピールしております。

911でバビューンと湖畔などへ走り、目的地ではのんびりとポタリング、というシチュエーション。なんとも、トレンディ●●のようでありますが、これはこれで有効なブランディングとして展開しているのでありましょう。

それにしても、自転車を載せた状態で高速バンクを走っている姿がこれほど似合うのは世界中の市販車でポルシェ911だけかもしれません……。

991の911ターボに受ける温故知新感

この秋にも欧州では、新しいポルシェ911ターボが発売開始ということでありまして、事前情報がもろもろ出ていております。それにしても、いい意味で「地味系スーパースポーツ」として911ターボというのは鉄板だなー、と思う次第。
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間違いなく凄みはありますが、こうしてシルバーボディがティーザーに使われるというのも、911ターボらしいところで、赤や黄色でなくともスーパースポーツであることを感じさせるのも、またポルシェ911が40年間育ててきた伝統なのかもしれません。
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とはいえ、マッシブさを増した後ろ姿はフロント以上にスペシャル感があり。まあ、とくに左ハンドルの地域において見せつけられるのは、この角度なのは間違いなく。ここに存在感を与えるのは当然なのでしょうが。

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そしてマニュアルが用意されず、7速PDK(DCT)というのもターボエンジンのパフォーマンスを引き出すことを考えると必然かも。 制御としてはアクセルを戻してはいても、ドライバーはアクセルを踏みっぱなしで加速すれば、ブーストのかかっている状態をキープできますので。NAであれば、吹け上がりを味わうというのもアリでしょうが、ターボはハイブースト状態を維持することがポイントになると思っている自分としては、2ペダルとターボエンジンの組み合わせは納得。

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ところで、ポルシェ911の伝統といえば可変リアスポイラー。
911ターボでは、フロントリップスポイラーも可変式で、それぞれ3段階の角度になるとか。
フロントについては画像をチラ見しただけですが、R31スカイラインのGTオートスポイラーぽいイメージで、スカイライン世代としては温故知新的なウレシハズカシな印象です(汗)

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520馬力で燃費10km/L越えのスーパースポーツ、911ターボに驚き

2013年秋にデビュー予定のポルシェ911ターボの環境性能、欧州モードでの二酸化炭素排出量が227 g/km というのに驚きを隠せません。

スタンダードモデルで383kW(520馬力)というハイパワーマシンながら、この二酸化炭素排出量はちょっと前の2.5L級という印象。燃費も日本風に表記すると10.3km/Lとなりますが、300馬力クラスの燃費性能に匹敵します。ギア比などは不明ですが、日本の法定速度で高速道路を巡航すれば15km/Lあたりは狙えるのでは?

こうした環境性能だけでも、たしかに”ベンチマーク”と自負するにふさわしい先進性能を感じさせるところ。

フロントスポイラー、リアウイングを3モードで変化させるアクティブエアロや、低中回転域で過給圧をあげるオーバーブーストといった電子制御感を味わえる機能も、ギミック的な魅力も含めて、ポルシェの伝統を昇華させた911ターボにふさわしいアイテムという感じで好印象。

ま、まったく自分の生活には関係のないクルマではあるのですが(汗)
The new 911 Turbo is our benchmark – for everything that we build. The starting point. So that we can reach the pinnacle of what is possible. Once more. Learn more in our webspecial: http://www.porsche.com/microsite/911-turbo/default.aspx

*Combined fuel consumption in accordance with EU 5: 9,7l/100 km; CO2-emission: 227g/km

The new Porsche 911 Turbo boasts 520 hp between 6,000 rpm and 6,500 rpm, and 487 lb.-ft. torque between 1,950 rpm and 5,000 rpm (for short periods up to 524 lb.-ft. with the overboost function of the optional Sport Chrono package).

the Sport Chrono package (standard in the 911 Turbo S), the overboost function

the maximum boost pressure is increased in the low and mid-rev range simultaneously by approx. 2.175 psi: the overboost. The torque is also increased for a brief period by 7 lb.-ft. to 524 lb.-ft in the 911 Turbo and to 553 lb.-ft. in the 911 Turbo S.

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