6MTのN-ONE RSと5MTのアルトワークス。価格差46万2000円は妥当か?

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9月にティザーのはじまったホンダの軽自動車N-ONEのフルモデルチェンジがついに正式発表。すでに、最新のプラットフォームやパワートレインと初代のボディパネルを組み合わせるという、前代未聞のモデルチェンジであることは明らかとなっていましたが、メーカー希望小売価格や燃費性能といった数字も公になったというわけです。

気になるのは、軽自動車として初めてターボエンジン+FF+6速MTというパワートレインを実現したN-ONE RS。そしてパフォーマンスに関する数字を見る前に、目が釘付けになったというか、点になってしまったのが、その価格。なんと199万9800円という高価格な軽自動車になっているのでした。

おそらく誰もがN-ONE RSのライバルとして挙げるであろう、スズキ・アルトワークスのFF・5MT車より45万円以上も高い価格は、もはやホンダはアルトワークスをライバル視していないことを示しています。もしライバルと考えているのであれば、もう少し価格を寄せてくるはずですから。むしろ、N-ONEの価格は同社のS660に寄せていると考えたほうが妥当といえるレベル。たしかに、ほぼ同じパワートレインを積んでいて、S660より何十万円も安い値付けのほうが問題になる可能性があるのかもしれません。


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