クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースやコラムをお伝えします。

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4シリーズ

BMW 4シリーズ日本仕様は420iからローンチ。税込み価格は577万円~1025万円

第二世代4シリーズはどでかいキドニーグリルが特徴。日本仕様は2.0リッター4気筒ターボからローンチスタート



2020年10月16日、BMWジャパンがフルモデルチェンジしたクーペモデル、第二世代の4シリーズの日本導入を発表。納車は11月予定で、標準仕様は420iと同Mスポーツ、Mモデルとして3.0リッター6気筒エンジンのM440i xDriveをリリースすることを発表しております。メーカー希望小売価格は、420iが557万円、420i Mスポーツが632万円、そしてM440i xDriveが1025万円。

いずれも3眼カメラとレーダーを併用した先進安全機能を備え、BMWが日本初を実現した「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を有しているのが特徴で、走りのクーペというだけでなく、運転支援機能も充実した安全なツアラーというキャラも持っているのが新生4シリーズといえましょうか。





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でかいグリルのBMW 4シリーズが正式発表。キドニーグリルこそDNAと主張

キドニーグリルはBMWブランドのDNA。だから大きくなることは正しい

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BMWの新型4シリーズクーペが本国でフォトデビュー。本国でのローンチは2020年10月ということで、おそらく日本上陸は年明けあたりになるでしょうが、デザインスタディなどでも話題になっていた大きすぎるキドニーグリルは、たしかに市販バージョンの新型4シリーズに与えられていたのでした。

とはいえ、BMWのコンセプトムービーを見ると、このグリルはBMWブランドのDNAであって欠かせないものだということで、殊更に強調するのは正しいのだと主張しております。いろいろな見方はありましょうが、ひとまずのブランディングとしてはグリルの大型化を進めていくのは正義と考えているのでありましょう。

もっとも、向かって右側の下側にミリ波レーダーのカバーらしきものが見えているのは、すなわちグリルとしての機能性でこのサイズにしたわけではないということであります。このように見える部分で単なる意匠に過ぎないということを示してしまっているのは少々興ざめではありますが、まあ近年のキドニーグリルの多くで半分以上は穴が開いてないことを考えると、いまさらの指摘かもしれません……。
 
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トーキョーでワールドプレミアな4座オープン


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The world premiere of the BMW 4 Series Convertible marks the beginning of a new era of open-air driving pleasure. Thanks to its specific design vocabulary, the open-top four-seater stands out significantly from mid-range models of the BMW 3 Series. Unique aesthetics and the noticeable increase in size compared to the predecessor model give the BMW 4 Series Convertible an expressive presence. The three-part, folding hardtop guarantees the highest degree of everyday suitability all year round. When closed, it offers enhanced acoustic comfort and opens in less than 20 seconds at the push of a button. At market launch, there will be a choice of a straight six-cylinder petrol engine, a four-cylinder petrol engine and a four-cylinder diesel power unit with an output ranging from 135 kW/184 hp to 225 kW/306 hp.

 米国のビッグ3が出展しないということで、かつては5大モーターショーといわれたトーキョーの存在感も薄れているという話もありますが、実際ジャパンでの販売実績を考えるとアメリカ系メーカーが出展コストに見合う宣伝効果がないと判断するのは当然。だからこそ期日も短く、出展コストの抑えられる東京オートサロンにはシボレーやSRTなどがブースを構えているともいえそう。日本の市場規模を考えると、3日間くらいのショーがアメリカ系メーカーには適切なのかも、という意味で。


それはさておき、日本での輸入車市場といえばドイツ系ブランドが圧倒的な印象。すなわち、彼らにとっては価値ある市場なわけです。とくに力を入れている印象なのはBMW。トーキョーで「4シリーズ・コンバーチブル」をワールドプレミアするほか、もう一つのブランドであるMINIでは、なんと3代目モデルをトーキョーでワールドプレミアするそうで。かなり「リキ」の入った印象であります。

そして、個人的にも、このくらいのクラスで4座オープンというのは興味津々。

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リトラクタブル・ハードトップのオープンというのは、いまのところは興味ありませんが、開閉時間が20秒以下というのは幌に迫るといえそうで、実際の開閉を目前にするとハードトップへの拒否感は払拭されるかもしれない、などとも思う次第。


その一方で、日本系メーカーのコンセプトカーに左ハンドル仕様が目立つのも、また時代なのかもしれません。

とはいえ、気になるFT-86オープンコンセプトは、右ハンドル仕様で、おそらく右ハンドルのコンセプトカーはワールドプレミアでは? などとも思う今日このごろなのでした。

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ところで、今回の東京モーターショー関連本は2冊ほど寄稿させていただいております。いずれもよろしくお願いします。



 
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