クルマのミライNEWS

自動車コラムニスト 山本晋也がクルマのミライに関するニュースをお伝えします。

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3008

乗れば納得! 日本におけるプジョーの電動化比率は1割以上

実売比率で10~15%程度が電動車になっているというプジョー。なかでも3008 HYBRID4を選ぶ気持ちは共感できる!

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イタリアのフィアット、北米のクライスラーが合併して生まれたFCA、プジョーやシトロエンを軸とするPSA。この両社が一体となったステランティスが生まれてから一年が経過しました。内部の話はわからないものの、外野から見ているかぎり統合は順調に進んでいるように思えます。とくに日本での現地法人については徐々に一体化を進めているという印象を受けておりました。

そんな中、2022年3月に日本法人も合体、ステランティスジャパンを設立するという発表があったのでした。その発表では、ステランティスジャパンの擁する7つのブランドについての現況や将来性についても報告がありました。そんなこんなを記事化したのが、こちらのコラムですが、その中で気になったのは電動化に関する話題です。

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2021年上半期に試乗した新型車を動画で振り返ります

2021年1月~6月に試乗した新型車、なぜかホンダとフランス車に集中していました



年の瀬といえば、一年を振り返る時期です。

そこで、2021年上半期(1月~6月)に試乗した新型車のうち動画に残しているものを振り返ってみようというのが、本ブログの主旨。単純に1月から公開した順に動画を並べていくだけですが、年末年始のお暇つぶしにご活用いただければ幸いです。

2021年最初に試乗動画を上げていたのはシビックタイプR(FK8)でありました。サーキットベストを目指して進化し続けるタイプRを、なぜか街乗りだけで味わっているという動画ですが、むしろ市街地の快適性が増しているのが電子制御サスペンションを採用している現代のタイプRの特徴で、そうした部分を感じていただければと思います……。



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シトロエン初のプラグインハイブリッドがC5エアクロスに登場。EV走行距離は65kmを確保

パワートレインの基本は508プラグインハイブリッドと同様のFWD仕様。バッテリー総電力は13.2kWhへ増量されているのがC5エアクロスSUVプラグインハイブリッドの特徴

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電動化を進める自動車業界のトレンドに乗って、シトロエンから初のプラグインハイブリッドが登場。記念すべき初プラグインハイブリッドに選ばれたのはSUVのC5エアクロス、メーカー希望小売価格は550万円となっております。

まず基本となるスペックを記せば、ボディサイズは全長4500mm・全幅1850mm・全高1710mm・ホイールベース2730mmで、車両重量は1860kg。パワートレインは133kW(180PS)の1.6リッター4気筒ターボと81kW(110PS)の交流同期電動機を内蔵した8速ATで構成されたFWD仕様で、システム最高出力は225PS、システム最大トルクは360Nmというのがメーカー公称値。駆動用バッテリーの総電力量は13.2kWhで、EV航続距離は65km(WLTCモード)と発表されております。充電については、普通充電のみ対応とのこと。


フロントタイヤを駆動するパワートレインについては、先日発表されたプジョー508と共通ですが、508プラグインハイブリッドのバッテリー総電力量は11.8kWh(EV航続距離は56km)となっているのが違いでしょうか。こうした差別化の狙いは不明ですが、おそらくメインの仕向け地においてゼロエミッション走行可能距離の求められるスペックに合わせた違いと想像するところであります。



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プジョー史上最高のパワー300馬力のプラグインハイブリッド「3008HYBRID4」はメカ好きなら走りを楽しむだけで565万円の価値を感じること絶対

ライバルはRAV4 PHV、システム出力300馬力を誇るハイパフォーマンス系プラグインハイブリッドSUV

Peugeot 3008に追加設定されたプラグインハイブリッド「HYBRID4」に乗る機会がありました。以前、エンジニア氏に取材したこともありアイシンの1モーター内蔵8速ATを使っているモデルということもあり、また後輪は独立したモーターで駆動するという電動4WDのメカニズムを持っているだけに興味津々の試乗となったのでした。

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そのパワートレインは以下のような構成・スペックとなっております。

1.6リッターガソリンターボエンジン
147kW(200PS)/6000rpm 300Nm/3000rpm

フロント用モーター
81kW(110PS)/2500rpm 320Nm/500-2500rpm

リア用モーター
83kW(112PS)/14000rpm 166Nm/0-4760rpm

そして注目のシステム最高出力は300PS、システム最大トルクは520Nmと発表されております。

この数値を見て、もっとも近いライバルといえるのがトヨタのRAV4 PHV。こちらのシステム最高出力は225kW(306PS)とアナウンスされているのですから、スペック的には同等レベル。

車両重量も3008 HYBRID4が1850~1880kg、RAV4 PHVは1900~1920kgと近しい数値になっているのでした。最軽量グレードでパワーウエイトレシオを計算すると3008 HYBRID4が6.1kg/PS、RAV4 PHVは6.2kg/PSで、わずかに3008HYBRID4有利といった具合。
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新型プジョー3008、SUVとしての実用性をアピールするスタイル



プジョーのCセグメントSUV「3008」がフルモデルチェンジを発表。より詳細な情報はパリモーターショーにて公開されるようですが、価格以外のほとんどの情報は出てきたというところでしょうか。



 
SUVとしての実用性を重視したのが新型3008の特徴だそうで、テールゲートの開口部も大きく、荷物も載せやすそうでありますし、ボディ形状からしてキャビンのスペースは十分に確保されていそう。

その意味では日本市場でプジョーが求められるキャラクターとはちょっとズレてしまうかもしれないのですが、SUVとして見たときに、十分に考えられた造りになっているとはいえるのでありましょう、おそらく。

インパネが個性的なのは、プジョーに求められる個性的なキャラというニーズを満たすのでしょうけれども…。
  


精進します。








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